アンディ・ラウが主演を務めるアクション映画『フライト・フォース 極限空域』(原題:『危機航線High Forces』/英題:『High Forces』)が、11月14日より公開されることが決定。特報とティザービジュアルが解禁された。



【動画】高度5000メートルの大迫力アクション! 『フライト・フォース 極限空域』特報

 本作は、高度5000メートルという逃げ場のない極限状況で、アンディ・ラウが史上最大の危機に挑むアクション超大作。中国では最高3位、香港では2位の大ヒットを記録した。

 要人警護のスペシャリストだったハオジュンは、事故で娘を失明させてしまい、妻とは離婚、仕事も失った。それから8年後。航空会社の保安警備員として働く彼は、勤務を終え帰国便に乗り込む。偶然にもその機内には、海外での治療を終えた元妻と娘の姿があった。久しぶりの再会に心が揺れるも、視力を失った娘にどうしても声を掛けることができないハオジュン。

 そして、静かに高度を上げていく機体。穏やかな空の旅は、ある瞬間を境に一変する。乗客に紛れていたハイジャッカーたちが、突如として機内を制圧したのだ。その瞬間、ハオジュンの中で眠っていた何かが目を覚ます。逃げ場のない上空で、再び“護る者”として立ち向かう―。


 主人公ハオジュンを演じるのは、アンディ・ラウ。出演作は160本を超える香港映画界のレジェンドである彼が自らプロデューサーも務め、渾身の思いで挑んだ。

 元妻フー・ユエン役は、リウ・タオ。2013年にドラマ『To Elderly With Love(英題)』での演技が評価され、中国テレビ金鷹賞で最優秀女優賞、中国金鷹テレビ芸術祭で最優秀演技賞を獲得し、多くの映画や人気ドラマに出演している。

 視力を失った娘シアオジュン役は、チャン・ツィフォン。2012年に映画『唐山大地震』(2009)で、第31回百花映画賞の最優秀新人賞を史上最年少で受賞。その後も最優秀新人賞や最優秀助演女優賞を受賞した。近年では主演作『シスター夏のわかれ道』(2021)がサプライズ・ヒットを記録し、現在の中国で最も優れた若手俳優の一人と評されている。

 そして、冷酷非道なハイジャッカー、マイク役を演じるのは、チュー・チューシャオ。映画『流浪の地球』(2019)での演技で、「GQ 2019 Men of the Year」の「今年の新人賞」を受賞。フォーブス・チャイナでは「30 Under30 Asia 2019」に選出され、30歳未満でその分野に大きな影響を与えた30人の人物に名を連ねるなど、さらなる活躍が期待されている。

 監督を務めるのは、双子の兄ダニー・パンと制作した『the EYE 【アイ】』(2002)で大ヒットを記録した、アジアを代表するアクション映画のヒットメーカー、オキサイド・パン。


 特報は、上空を飛ぶ機内で、何者かが「HY688便を乗っ取った」と言い放つ不穏なセリフから始まる。そして人質の中には、偶然にも乗り合わせていた主人公ハオジュン(アンディ・ラウ)の妻と娘が。 「(家族を)守ってみせる」と強く誓うハオジュンは、ハイジャッカーと激しい銃撃戦を繰り広げる。果たして飛行機から放り出されるハオジュンと墜落寸前の飛行機の行方は…!?

 ティザービジュアルは、高度5000メートルで燃え上がる飛行機と、その窓越しに人質を捕らえ銃口を向けるハイジャッカー、敵に対峙するハオジュン(アンディ・ラウ)の姿が描かれたもの。激しい戦いの幕開けを予感させるビジュアルに仕上がった。

 映画『フライト・フォース 極限空域』は、11月14日より全国公開。

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