山田裕貴主演の映画『爆弾』より、山田裕貴、伊藤沙莉、染谷将太、渡部篤郎、佐藤二朗ら主要キャスト5人のセリフ動画が解禁。8月29日よりムビチケも発売される。
【動画】挑発、怒り、決意―声がすべてを物語る! 映画『爆弾』各キャラクターのセリフ動画5種
本作は、『このミステリーがすごい! 2023年版』(宝島社)、「ミステリが読みたい 2023年版」(ハヤカワミステリマガジン2023年1月号)で1位を獲得した呉勝浩による同名小説を映画化したリアルタイムミステリー。『キャラクター』『恋は雨上がりのように』の永井聡監督がメガホンをとる。
本作から、山田裕貴、伊藤沙莉、染谷将太、渡部篤郎、佐藤二朗ら主要キャスト5人のセリフ動画が公開。キャラクタービジュアルを背景に、豪華俳優陣の声の熱演と、印象的なセリフのテロップが次々と画面を満たしていく。声だけでもキャラクターの個性や緊張感が伝わり、観る者の心を掴む仕上がりとなっている。
山田が演じるのは、爆弾の存在を予告する謎の男・スズキタゴサクと対峙する交渉人・類家。冷静ながら飄々(ひょうひょう)とした振る舞いの裏に潜む、鋭い眼差しで取り調べを進め、爆弾の情報を明かさないタゴサクに向かい、「いずれ後悔するよ、俺に会っちゃったこと」と宣戦布告する大胆不敵さを見せつける。その声だけでも挑発や決意がにじみ出し、類家というキャラクターの存在感が鮮烈に浮かび上がるようだ。
伊藤が演じるのは、東京のどこかに仕掛けられた爆弾を追いかけ奔走する交番勤務の巡査・倖田。相棒の巡査長・矢吹には気さくに接する一方、「ぶっ潰してやる!!」と怒りを剥き出しにする瞬間には思わず息をのむ。この言葉は誰に向けられたのか? 倖田に一体何が起こったのか? その展開に観る者の心も揺さぶられる。
染谷が演じるのは、スズキタゴサクの過去を追う所轄の刑事・等々力。
渡部が演じるのは、タゴサクと交渉する類家の上司・清宮。警視庁捜査一課のエリートとして冷静にタゴサクと向き合うが、ある理由から類家をサポートする立場に回る。「それでも決断するしかない。お前ならやれる。解け」と力強く類家の背中を押す、頼れる上司としての姿が、彼の信頼感と覚悟を際立たせる。類家にすべてを託す清宮が、今後どのように物語に絡んでくるのか―そのドラマへの期待も高まる。
そして佐藤が演じるのは、警察の前に圧倒的な脅威として立ちはだかる、謎の男・スズキタゴサク。東京都内に仕掛けられた爆弾の存在を予告しつつ、刑事たちの取調べを巧みにかわし、突如として謎めいたクイズを出題する―得体の知れなさが異様な緊張感を生む。どこにでもいそうな平凡な佇まいの中に、どこか無邪気な雰囲気も漂わせながら、「爆発したって、べつによくないですか? その人が私に十万円貸してくれるわけじゃないし…」と平然と言い放つタゴサク。その腹の底の読めなさは、観る者に恐怖と戦慄をもたらす。
実力派キャストたちの“声”の熱演だけで、心理戦や緊迫の攻防が鮮明に浮かび上がるセリフ動画。この音声は8月29日より順次、一部劇場にて展示がスタートする、特製スタンディに登場。ボタンを押せば、ランダムでキャラクターのセリフが響き、劇場でしか味わえない緊張感と興奮が体感できる。
さらに、類家やタゴサクたちの“顔圧”すさまじいムビチケも新登場。全国の劇場にて8月29日より発売される(一部劇場を除く)。
本作のムビチケカードのビジュアルは、類家、倖田、等々力、清宮、そしてタゴサクの顔のアップを寄せ集めた、“顔圧”のすさまじさを感じられる一枚に。
映画『爆弾』は、10月31日より全国公開。