女優の有村架純が26日、都内で開催された映画『ブラック・ショーマン』レッドカーペットイベント&完成披露試写会に、福山雅治、成田凌、生田絵梨花、木村昴、秋山寛貴(ハナコ)、犬飼貴丈、岡崎紗絵、伊藤淳史、生瀬勝久、仲村トオル、田中亮監督と共に出席。福山との共演を振り返った。
【写真】美しい白ドレスで登場した有村架純
本作は、東野圭吾によるシリーズ累計87万部の大ヒット小説『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』(光文社文庫刊)を映画化したミステリーエンターテインメント。イベントの司会は荘口彰久が務めた。
本作では、主人公・神尾武史を福山、その姪・神尾真世を有村が演じる。福山とは初共演の有村は「大大大先輩にあたるんですけども、実際に現場で福山さんの佇まいだったり、いろんなものを見させていただく中で、やっぱりその歴史を感じるというか、時代を築き上げてこられた方でしか出せないオーラだったり、存在感だったり、あと引き出しだったり、そういったものを細やかなお芝居の中でたくさん見させていただけたなっていう時間でした」と撮影を振り返った。
また、真世の父・英一役の仲村は「福山くんのお兄さんで架純ちゃんのお父さんという、DNAの難易度が高い役でした。頑張って振り絞って、そのDNAを出したつもりです」と告白。その後、有村のスマホの待ち受け画像が、役作りのために仲村の写真に設定されていたことが明かされると、仲村は「現場で架純ちゃんから『待ち受けにしてます』って、ご自身のスマホを見せていただいた時は、たぶん他の方にはお見せできないぐらい、だらしなく喜びが溢れていた笑顔をしていたと思う」と吐露した。
ところが、仲村は「でもちょっと時間が経ってからすごい心配になってきて。その時、キャストの情報が福山くんと架純ちゃんしか解禁されていなくて、僕が出るという話はまだ解禁されていなかった」と続ける。「他の現場で架純ちゃんがスマホの待ち受けを誰かに見られたらどうしようって。見た人の妄想が暴走してすごい拡散したりして、僕は全てを失うことになるんじゃないかとか」と不安になったそうで、「なるべく早く情報解禁して、役作りのためだということを皆さんに知っていただきたくて、ドキドキしていました」と情報解禁前の胸の内を打ち明けた。
映画『ブラック・ショーマン』は、9月12日公開。