人気ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』で全8シーズンに渡りサンサ・スタークを演じたソフィー・ターナーが、最近撮影の始まったHBOの新ドラマ『ハリー・ポッター』の子役たちのことを心配していると語った。

【写真】ドラマ版『ハリー・ポッター』、3万件の応募の中からハリー&ロン、ハーマイオニー役が決定

 雑誌Flauntのインタビューでソフィーは、「私が『ゲーム・オブ・スローンズ』に出始めた後、ソーシャルメディアが台頭したんです。

だから数年は平穏だったけれど、その後、適応しなければいけなくなった。私の精神状態に、言葉では言い表せない程、莫大な影響を与えました。何度も破滅しそうになりました」とコメント。

 「新しい『ハリー・ポッター』に出演する子ども達を見ると、抱きしめて『大丈夫だよ、だけどソーシャルメディアには近づかないで』と言いたくなります。『地元の友だちと仲良くして。家族と一緒に実家で住み続けて。必ず両親に付き添ってもらって』と言いたい。巨大でクレイジーな事をする傍らに、そうした土台を持つことがとても重要なんです」と続けた。

 『ゲーム・オブ・スローンズ』は、ジョージ・R・R・マーティンの小説『氷と炎の歌』シリーズを原作にHBOが制作したファンタジードラマシリーズ。エミー賞やゴールデングローブ賞を総なめにし、世界中で社会現象を巻き起こした。メインキャラクターの1人であるサンサンサを演じたソフィーは、本作でデビュー。当時はまだ13歳だった。


 HBOで制作がスタートしたドラマ版『ハリー・ポッター』は、全7巻からなるJ.K.ローリングの同名児童小説を原作に、1巻につき1シーズンかけて描き、長期間のシリーズとすることで、より原作に忠実に描かれるとされる。HBOは昨年秋に公開募集を開始し、3万件を超える応募の中から、ハリー・ポッター役にドミニク・マクラフリン、ハーマイオニー・グレンジャー役にアラベラ・スタントン、ロン・ウィーズリー役にアラステア・スタウトを抜擢したことを発表。ほかにも数多くの若い俳優が出演することが決まっている。なお、撮影を行うイギリスのワーナー・ブラザース・スタジオ・リーブスデンは、子役たちが撮影の合間に勉強を続けられるよう、スタジオ内に学校を建設したと報じられている。

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