佐藤隆太が主演する10月7日スタートのドラマ『新東京水上警察』(フジテレビ系/毎週火曜21時)に、柿澤勇人、松本怜生、谷田歩、長谷川純小林隆の出演が決定した。また、ヒットメーカー・得田真裕が音楽を担当することも明らかになった。



【写真】柿澤勇人が水上警察署メンバー最大の敵に!

 本作は、日本の連ドラ史上初の「水上警察」を題材にし、佐藤演じる刑事・碇拓真をリーダーとする水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、マリン×クライムエンターテインメント。佐藤の水上警察署での刑事バディ役で加藤シゲアキ(NEWS)、船を操縦する海技職員役で山下美月が共演する。

 柿澤勇人が演じるのは、人材派遣会社「湾岸海洋ヒューマンキャリア」の社長・黒木謙一(くろき・けんいち)。若き社長として政財界にパイプを張り巡らしているが、その実態はかつて東京湾岸エリアで違法行為を繰り返していた「湾岸ウォリアーズ」の初代総長で、組織のカリスマ的存在。今作では、水上警察署メンバー最大の敵となる。

 松本怜生が演じるのは、介護施設「キズナオーシャン豊洲」で働くケアスタッフ・三上慎吾(みかみ・しんご)。一見、素直な現代っ子だが、実は誰にも言うことができない影があって、とあることがきっかけで水上署のメンバーと関わるように…。

 小林隆が演じるのは、海技職員OBの大沢俊夫(おおさわ・としお)。かつての東京水上警察署で、警備艇を操縦し、東京の水上の安全を守るためパトロールを続けてきた。東京湾のことを知り尽くす“水上警察の生き字引”であり、“海の男”である。椎名桔平演じる現在の水上署署長・玉虫肇の先輩にあたり、山下演じる有馬礼子が尊敬している海技職員だ。とある理由で海技職員を離れたが、今でも玉虫や有馬を気にかける。


 谷田歩は、東京湾岸エリアの陸地を管轄とする湾岸警察署の刑事・和田毅(わだ・たけし)を演じる。佐藤演じる碇拓真の天敵であり、加藤演じる日下部峻の湾岸署時代の先輩刑事にあたる。このたび、湾岸署にあった水上安全課が独立して水上署に復活したことを快く思っておらず、水上署を敵視している。しかし事件解決への思いが強い正義漢で、熱い一面も…。

 長谷川純が演じるのは、湾岸警察署の刑事で、和田の部下・井戸田勝(いとだ・まさる)。和田と行動をともにし、事件解決に向けて捜査を行う。水上署のメンバーをライバル視しており、和田とともに現れては、たびたび水上署と対立している。

 また、ドラマにとって欠かせない劇伴音楽を、得田真裕が担当することが決定した。得田は、『グッド・ドクター』『silent』『海のはじまり』(フジテレビ系)などの作品で、心情に寄り添う音楽を多数作曲。他にも、『アンナチュラル』や『MIU404』(TBS系)などのサスペンスドラマも担当し、キャッチーで視聴者の耳から離れない名曲の数々を作曲しているヒットメーカーだ。

 火9ドラマ『新東京水上警察』は、フジテレビ系にて10月7日より毎週火曜21時放送(初回15分拡大)。

※キャスト陣からのコメントは以下の通り。


<コメント全文>

■柿澤勇人

 自身の演じる黒木は、表向きは湾岸エリアで財を成す社長でありますが、その実態は謎に包まれており、とにかく虞(おそれ)のある人物です。さまざまな事件と社会の闇に、碇率いる水上警察のメンバーが熱く立ち向かう姿が今作の見どころだと思います。そのチームワークはすでに出来上がっていて、現場でも羨ましいなと感じるほどです。海を支配するものは誰なのか、最後までお楽しみください。

■松本怜生

 初めてフジテレビのドラマに出演させていただけることを大変嬉しく思います。三上慎吾は、介護施設でケアスタッフとして働く青年ですが、その見た目や雰囲気から“何か関わっていそう…?”と少し違和感を抱かせる人物です。事件に関係しているのか、それとも普通の青年なのか――。皆さんも推理しながら、彼のことを考察していただけると嬉しいです。日本の連続ドラマ史上初となる“水上警察”を舞台にした作品で、ダイナミックな水上シーンも盛りだくさんです。ぜひご覧ください!

■小林隆

 純粋に海が大好きで、海の秩序を保つことは世界の平和につながると固い信念を持つ真面目で優しい人というのが第一印象です。真面目過ぎるのかもしれません。そんな大沢俊夫が旧東京水上署を辞し、海技職を離れて歩む人生とは……!? ここが注目ポイントと言えそうです。
よろしくごひいきの程お願い申し上げます。

■谷田歩

 事件解決への思いがとても強い男、それゆえ、水上署のことを疎ましく思ってしまう。碇や日下部とのやりとりが、この物語のちょっとしたスパイスになれていたら本望です。自分がこういう役を演じるとどうしてもやり過ぎてしまう節があり、けど今回はあえてやり過ぎてしまおうと思ってます。こういう立場の役が最近なく久しぶりなので、現場では毎瞬間楽しんで演技しています。

■長谷川純

 私が演じる井戸田は、刑事ドラマではあり得ないレベルの謎なおしゃれさと良い意味で小物感満載な、非常に人間味のある愛すべきキャラクターです(笑)。“水上警察”とは、2008年まで本当に実在していた“東京水上警察署”が舞台のお話です。東京・湾岸エリアで繰り広げられる船vs船のシーチェイス、水上署vs湾岸署、ドローンなど現代技術を駆使した迫力ある映像美、この秋は今までにない新ジャンルの刑事ドラマ『新東京水上警察』をぜひご覧下さい!!!

編集部おすすめ