田辺桃子、横田真悠、林芽亜里がトリプル主演するドラマ『推しの殺人』(読売テレビ・日本テレビ系)が10月2日より毎週木曜23時59分にスタートすることが決定。ポスタービジュアル、主演3人、原作者、プロデューサーからコメントが到着した。
【写真】3人組アイドル役で主演する田辺桃子、横田真悠、林芽亜里の役ビジュアル
宝島社『このミステリーがすごい!』大賞文庫グランプリを受賞した遠藤かたるの同名小説を実写ドラマ化。
主人公は、大阪で活動する問題山積みの3人組アイドル「ベイビー★スターライト」のメンバーたち。彼女たちは“殺人”という罪を犯してしまうが、それを隠蔽してステージに立ち続けようと誓う。次々と襲うピンチ、それぞれが抱える壮絶な過去、そして「未解決連続殺人事件」にも巻き込まれていく…。彼女たちに待ち受けるのは栄光か破滅か?
人生と命を懸けたスリリングサスペンスが展開。ドラマではオリジナル要素も加えた全13話を届ける。
あるトラウマをきっかけに感情を失い、ただ流されるように生きている高宮ルイを演じるのは、田辺桃子。日本テレビ系ドラマでは7月期『海老だって鯛を釣りたい』に続き2期連続の主演となる。感情の揺れが激しくあらゆることに噛みつく獰猛なリスのような性格の早川テルマを演じるのは、横田真悠。そして恵まれた容姿でグループのセンターに抜てきされテルマから敵視される沢北イズミを演じるのは、林芽亜里。それぞれが壮絶な過去を抱え、さらに殺人の隠蔽という大きな罪を背負いながらも懸命にステージに立ち続けるという、“泥だらけで傷だらけ”な女性たちを、注目の若手女優がトリプル主演で演じる。
主演を務める田辺は「何が悪で何が真なのか、どれが仮面で、どれが本心なのか。
原作の遠藤かたるは、「台本を拝読したとき、違う意味で震えました。『ここまで主人公たちを追い詰めるのか……!』と。原作とはまた異なった刺激的でサスペンスに満ちたドラマを、みなさまにも推していただけると嬉しいです」と、ドラマ化に期待を寄せる。
本作の劇伴音楽を担当するのはインストゥルメンタルバンドのjizue。大型フェス出演や海外ツアーでの活躍をはじめ、『下剋上球児』『宙わたる教室』『魔物』などのドラマ劇伴でも高い評価を受けるjizueの音楽が、スリリングサスペンスを彩る。
ポスタービジュアルには、殺人という大きな罪を抱えながらも、自分たちが“奪われた”ものを取り返し、アイドルとして成り上がっていこうという決意と覚悟を秘めたルイ(田辺桃子)、テルマ(横田真悠)、イズミ(林芽亜里)の姿が。3人の固い絆を示すように合わせられた指先には赤い血が滴り…これからスリリングなサスペンスが動き始めることを予感させるビジュアルとなっている。
ドラマ『推しの殺人』は、読売テレビ・日本テレビ系にて10月2日より毎週木曜23時59分放送。
主演3人、原作者、プロデューサーのコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■田辺桃子
私たちはいつから、仮面を持っていたんだろう。
■横田真悠
私が演じるテルマは、3人の中で一番明るくて気も強いけれど、過去には色々なことがあって虚勢を張っているようなところもある女の子なので、そういう点がだんだん分かってくるのが面白いかなと思います。関西弁は本当に初めてで、練習を頑張っているところです。この間不安な中で本読みをやったんですが、皆さんが褒めてくださってちょっと勇気が出たところなので、もっと練習して撮影を迎えられたらなと思います。
はじめに殺人を犯してしまうのに、その事件がすぐには解決しない。さらに別の連続殺人事件があるんですが、それと私たちの事件がどのように入り混じっていって、もっと怖いことに巻き込まれていくのか、ゾクゾクしながら台本を読んでいました。彼女たちの恐怖を視聴者の皆さんも一緒に感じていただけたら嬉しいなと思います。
■林芽亜里
殺人の隠蔽をきっかけに3人がどう変化していくのか、どう立ち向かっていくのか、一瞬も目が離せない、常に緊迫感と隣り合わせのサスペンスストーリーです。原作や台本を読み、このスリリングな空間をイズミとして過ごす時間はとても刺激的で、大切なものになるとすごく感じました。
この作品に携われる事、素敵なキャストの皆様とご一緒できることの有り難さを噛み締めながら、私自身も挑戦の数々に立ち向かいながら準備をしています。放送をお楽しみにしてくださると嬉しいです。
■原作:遠藤かたる
ドラマ化の知らせを聞いたとき、喜びに震えました。台本を拝読したとき、違う意味で震えました。「ここまで主人公たちを追い詰めるのか……!」と。主人公たちは毎話ごと、いえ、毎分ごとぐらいの勢いでピンチに陥ります。厄年と大殺界と天中殺がいっぺんにやってきたような困難の連続です。原作とはまた異なった刺激的でサスペンスに満ちたドラマを、みなさまにも推していただけると嬉しいです。
■プロデューサー:中山喬詞
もし、“推し”が“罪”を犯してしまったら…。
遠藤先生の秀逸なタイトルの素晴らしい原作を読ませていただいた際に、思わず考えました。あなたなら応援できますか? それとも…。しかし、このドラマはアイドルものではありません。
そんな3人を演じるのは今をときめく注目女優の方々。彼女たちに挑戦してもらうのはキラキラしていて可愛いだけのアイドルではありません。傷だらけになっても、泥だらけになっても、どんな不様な姿になっても、前を向いて這い上がっていこうとする強い女性たちです。この魅力溢れる愛おしい3人なら、支えてあげたいと背中を押したくなること間違いありません。
彼女たちの“人生”という名のステージ、その生き様ありのままをライブ配信を見ているかのような感覚で一緒に覗き見してもらい、皆さんにも”共犯者”になってもらえたら幸いです。多くの方々にとって、今秋の推しドラマになることを願って。