横浜流星が主演を務める大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(NHK総合ほか)第33回「打壊演太女功徳(うちこわしえんためのくどく)」が31日に放送され、友の墓前で号泣する蔦重(横浜)と、彼を励ます歌麿(染谷将太)の姿が描かれると、ネット上には「グッとくるよね」「泣ける」「涙が止まらない」などの反響が寄せられた。

【写真】蔦重(横浜流星)を抱きしめる歌麿(染谷将太)

 天明7年、江戸で打ちこわしが発生。

新之助(井之脇海)たちは、米の売り惜しみをした米屋を襲撃。そこに丈右衛門だった男(矢野聖人)が潜り込み、打ちこわしの参加者に対して盗みや役人との対立を扇動する。

 一方、意次(渡辺謙)から命を受けた蔦重は、打ちこわしが行われる現場に突入し、幕府が“御救ひ銀(おすくいぎん)”を配ることを大々的に宣伝。打ちこわしの参加者も歓喜し、大騒ぎを始めると、丈右衛門だった男は激怒。男は静かに忍び寄ると、蔦重の背後で短刀を取り出す。そして男が短刀を振おうとしたその瞬間、新之助が身を挺して蔦重を守るのだった。

 負傷した新之助は程なくして帰らぬ人に。新之助が埋葬された土饅頭の前で、静かに肩を落とす蔦重。そんな彼のもとに、歌麿が姿を見せる。離れて暮らすようになった歌麿が描き上げた植物や虫の絵を見て「生きてるみてぇだな…」と感嘆する蔦重。長年の友・新之助の死に責任を感じて涙を流す蔦重に対して、歌麿は「新さんってどんな顔して死んだ?」と聞きつつ、ひたむきに生きた新之助の半生について語り「とびきりいい顔しちゃいなかったかい?」と肩を抱く。

 「いい顔だったよ…」と号泣しながらつぶやく蔦重を優しく抱きしめる歌麿の姿が映し出されると、ネット上には「歌がこんなに強く蔦重を支えてくれるなんて」「グッとくるよね」「じーんとした、すごく良かった」「歌なりに蔦重のこと精一杯励ましてるのが泣けるわ…」「涙が止まらない」といった声が集まっていた。

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