俳優の戸塚純貴と女優の満島ひかりが4日、都内で開催されたアニメ映画『ホウセンカ』完成披露上映会舞台あいさつに、小林薫、宮崎美子、ピエール瀧、木下麦監督と共に出席。戸塚の印象を満島が語った。
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本作は、テレビアニメ『オッドタクシー』のクリエイタータッグ・木下麦(監督・キャラクターデザイン)×此元和津也(原作・脚本)と、『映画大好きポンポさん』『夏へのトンネル、さよならの出口』の制作スタジオ・CLAPによるオリジナルアニメ映画。主人公はヤクザの男・阿久津実(あくつ・みのる)で、現在の阿久津を小林、過去の阿久津を戸塚がそれぞれ演じる。
本作は、小林と戸塚とのダブル主演。小林と共に収録に参加したという瀧は「小林さんってアニメの声をやってる印象がなかったものですから、『小林さん、台本はそっとめくればパラパラっと音がしなくていいですよ』とかって小林さんにアドバイスさせていただいた」と明かし、「全部アドバイスし終わってから、『はっ! この人、ジブリやってる人だ』と思って(笑)。ジブリやってる人にアドバイスしてたんですよね、僕。後から思い返したらものすごく恥ずかしくなった」と振り返った。
また、戸塚については満島が「私は勝手にテレビとか映画で見ていた」とした上で、「10年ぐらい前に戸塚さんを何かで見て、すごい昔の役者さんが現代にタイムスリップしちゃったみたいな役者さんだなと思っていた」と告白。そして「役が、なんて言ったらいいか、空っぽなんですよね」と続けると、戸塚は「悪口じゃないですか?(笑)」と苦笑した。
満島は「悪口じゃない(笑)」と笑いながら否定しつつ、戸塚の印象を「良い意味で、すごい何にも考えてないでしゃべってんだろうなという場面とかがいっぱいあって(笑)、それがなんか愛おしい感じがして」と表現。本作については「いっぱい、たぶん“空っぽな声”が出てくると思う」と語りながら、「それが今みたいに情報で自分自身を反芻して見ていない若い人な感じがして、役にもぴったりで。もともと好きな役者さんでしたけど、一緒にお芝居して、その戸塚さんの空っぽさに救われたな、というか、気が楽になった」とまとめた。
満島が「空っぽって言い方があれなんですけど」と言うと、戸塚も「“空っぽ”だけ書かないでください(笑)」と報道陣にアピール。
満島は「ストーンと素直に全部が入ってきている感じがした」と“空っぽ”に込めた思いを補足していた。
アニメ映画『ホウセンカ』は、10月10日公開。
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