Snow Manのラウールが都内で行われた『ラウール On The Runway』取材会に出席。ミラノ、パリコレクションへの挑戦を振り返った。
【写真】取材会でお茶目なポーズを決めるSnow Man・ラウール
本作は9月13日10時よりPrime Videoにて独占配信がスタート。ラウールのミラノ、パリコレクションへの挑戦までの1年半の記録となっている。
ファッションの本場であるミラノ・パリのランウェイを歩くことを目標にした理由のひとつをラウールは、負けず嫌いなことを挙げ「日本で撮影をしていると自分がアイドルということもあって、割とちやほやしてくれるというか、『かっこいいね』っていっぱい言ってくれて。本当かわからなくてすごく恥ずかしかったんです。本当に言ってくれているのかお世辞なのかわからなくて、自分が本当にそういうところでできるのか試したいなという思いもありました」と説明。さらに「ファンの人やメンバーが冗談半分本気半分で『パリとか歩いてそう』みたいに言ってくれたりして。割とそういう言葉に引っ張られてきた感じがありました」と語った。
ラウールは「僕は16歳でデビューをしてしまったので、普通の人の10代・20代の間より割と甘やかされているというか、あまり苦しまなかったのかなって思ってしまって。それが結構コンプレックスだったんです」と吐露。「この1年半でちょっと苦しかったからって『俺も辛かったんだぜ』っていうことではないんだけど、そういう経験をしてみたかったこともありました」と心の内を明かした。
現地での経験を通して感じたことをラウールは「思ったよりもリスペクトされるような職業じゃないな、って。YouTubeとかでランウェイを見ていたら『モデルさんかっこいいな』と思ったりするんですけど、行ってみたら人として見られていないような瞬間もときたまあった」と告白。
また、ラウールは「本当に全部自分の頭の中で考えて作っていかなきゃいけなくて、誰かに教えてもらうことがなかった」とも明かす。その経験をした上で「結局はいつもそうなんだ」と感じたそうで「どの仕事をするにしても、なんとなくスタッフさんが『こういう流れでこうしてください』と言ってくださっているけど、結局それも自分が噛み砕いて自分で答えを出さなきゃいけないということだと思う。それを当たり前にしようと思うようになりました」と言葉に力を込めた。
ドキュメンタリー番組『ラウール On The Runway』は、Prime Videoにて9月13日10時より独占配信。