水上恒司が主演し、山田杏奈がヒロインを演じる10月6日スタートのドラマ『シナントロープ』(テレビ東京系/毎週月曜23時6分)より、本予告とメインビジュアルが解禁となった。さらに追加キャストとして、染谷将太遠藤雄弥、アフロ、森田想の出演が発表された。



【写真】『シナントロープ』裏組織<バーミン>を切り取るビジュアルも!

 本作は、街の小さなバーガーショップを舞台に、複雑に絡み合う人間模様の中で謎が謎を呼ぶ男女8人の青春群像ミステリー。アニメ『オッドタクシー』の脚本で知られる此元和津也が原作・脚本としてオリジナルストーリーを書き下ろし、山岸聖太が監督を務める。

 予告映像では、街の小さなバーガーショップ“シナントロープ”で働く若者たちの何気ない日常が、一転して不穏さを帯びていく様子が映し出される。

  “シナントロープ”に、目出し帽を被ってハンバーガーを頼む怪しげな客が来店。訝しがる都成(水上)、水町(山田)、木場(坂東龍汰)だが、そこへもう1人の目出し帽の男が入店し、突如レジ係の志沢(萩原護)に「金出せ」と銃口を突きつける…。

 脚本家・此元和津也×監督・山岸聖太によるコミカルでテンポの良い会話劇に加え、江﨑文武ほかによる音楽も流れる。不可解な強盗から物語は始まり、次第に“シナントロープ”の日常はゆがんでいく。

 強盗と裏組織<バーミン>の関連を疑う都成と木場、「今度こそお前を殺しにいく シマセゲラ」と書かれた脅迫状を受け取ったことを里見(影山優佳)に告白する水町など、それぞれの登場人物やさまざまな場所で物語が動き出していく。微妙に揺らぎだす人間関係、そして謎に包まれた組織〈バーミン〉の目的とは…。何が本当で、何が嘘なのか—。

 メインビジュアルには、“シナントロープ”で働く8人が集結。鮮やかな赤色のタイトルロゴが目を引くビジュアルの中央には、主人公・都成を中心に、水町や木場をはじめとするバーガーショップのメンバーたちが捉えられている。
どこにでもありそうなバイト終わりの仲むつまじい雰囲気の中で笑顔を見せる彼らに、どんな波乱が待ち受けるのかー。

 今回解禁された追加キャストは、謎に包まれた冷徹な裏組織〈バーミン〉の面々。バーミンの冷徹なトップ・折田浩平役に染谷将太。折田に従う龍二役に遠藤雄弥。龍二の幼なじみで相棒の久太郎役にアフロ。そして、折田の右腕的存在で針金を操る女・睦美役に森田想。

 あわせて解禁されたビジュアル(バーミンver.)には、組織のトップ・折田を中心に、“シナントロープ”のメンバーとは対照的に、どこか重々しい雰囲気でテーブルを囲む4人の姿が写し出される。じっと何かを監視するような緊張感が漂うビジュアルは、より深く不穏な世界観を予感させる。

 ドラマプレミア23『シナントロープ』は、テレビ東京系にて10月6日より毎週月曜23時6分放送(全12話)。

※キャストコメントは以下の通り。

<コメント全文>

■染谷将太(折田浩平/おりたこうへい 役)

脚本を読ませていただいた時、今まで触れたことの無い群像劇だと思いました。青春とサスペンスと恋愛と人間ドラマをサラッと全部成立させていて、しかも押し付けがましくなく、自然な世界観、だけどもちょっとファンタジー。
でもヒリヒリする。唯一無二な世界だと思いました。
私の演じる折田はヒリヒリ担当ではございますが、ゆるキャラ担当でもございます。素敵な現場の皆さまのお陰で、とても楽しみながら演じさせて頂いております。ゆるさと狂気が入り交じったこのシナントロープの世界を、是非お楽しみ頂けたら幸いです。

■遠藤雄弥(龍二/りゅうじ 役)

龍二役を演じさせていただきます、遠藤雄弥です。
とても魅力的な脚本、スタッフ、キャストの皆さんと一緒にこの作品に参加できる事に興奮しています。
バーミンという組織の一員として、別作品でも大変お世話になった染谷さん、森田さんはもちろん、今回初めましてですが、もう何年も隣にいたようなアフロさんとの、シナントロープの皆さんを脅やかすバーミンにも注目していただけたら、幸いです。
一瞬も目が離せないそれぞれの思惑が絶妙に交錯する『シナントロープ』是非お楽しみ下さい。

■アフロ(久太郎/きゅうたろう 役)

キュウちゃんこと、久太郎を演じましたアフロです。
ごくつぶしのろくでなし、怠けもので調子のり。
口を開けば文句ばっかりの丸ぼうず。

海より深い哲学があっても、地に足がついた現実を生きるのが下手っぴな、ばかやろう。
そんなキュウちゃんを俺は大好きになりました。

■森田想(睦美/むつみ 役)

タイトルのキャッチーさと登場人物の豊かさ。脚本に散りばめられた言葉の妙、現場で作り上げられる今までにない空気感。
参加する身ながらその世界観にとても惹かれています。私は今回、バーミンという怪しげなチームにいますが、
この上なく尊敬する染谷さん、一緒に闘い抜いたことのある遠藤さん、私の公式お兄ちゃんを名乗るアフロさん、このお三方と組むチームとなると私にとっては最高の現場でしかなく、楽しく撮影させていただきました。放送をお楽しみに。

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