『呪術廻戦』の近未来スピンオフとなる短期集中連載『呪術廻戦≡(じゅじゅつかいせんモジュロ)』が、9月8日に発売される「週刊少年ジャンプ」2025年41号にてスタートする。原作は芥見下々、作画は岩崎優次が担当。

初回は表紙&巻頭カラー54ページ掲載となる。

【写真】『呪術廻戦≡』のキャラクターが飾る「週刊少年ジャンプ」2025年41号表紙

 芥見は、「週刊少年ジャンプ」2018年14号(3月5日発売)から2024年44号(9月30日発売)まで、6年半にわたり『呪術廻戦』(全30巻に加え、『呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校』として0巻も刊行)を連載。本作は『呪術廻戦』完結後、初の連載であり、芥見が原作を担当するのも今回が初となる。

 作画を務める岩崎は、同誌2022年51号(11月21日発売)から2024年10号(2月5日発売)まで『暗号学園のいろは』(原作:西尾維新/全7巻)を連載し、作画を担当していた。

 今回の発表にあわせ、「週刊少年ジャンプ」41号表紙と本作のイラスト、及び芥見&岩崎が連載開始に寄せたコメントが公開された。

 さらに、『ダイナー』(ポプラ文庫)や『他人事』(集英社文庫)など名作を多数執筆してきた作家・平山夢明による『呪術廻戦』スピンオフ小説企画も進行中。また、アニメは10月17日の『劇場版 呪術廻戦 0』復活上映、11月7日の『劇場版 呪術廻戦「渋谷事変 特別編集版」×「死滅回游 先行上映」』劇場公開に続き、2026年1月にはテレビアニメ第3期『呪術廻戦』「死滅回游 前編」が放送決定だ。

 『呪術廻戦≡』初回が掲載される「週刊少年ジャンプ」2025年41号は、集英社より9月8日発売。

※原作:芥見下々、作画:岩崎優次のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■原作:芥見下々

 芥見です。お久しぶりです。

 『呪術廻戦』(以下呪術)連載中、私以外の方が執筆する呪術スピンオフのお話はいただいていたんですが、漫画という媒体で、自分がコントロールできない範囲で作品の名前が走るのが怖かったため、当時はオファーをお受けすることができませんでした。


 ただ、そのオファーが、本編のここを広げたら、ここの設定を突き詰めたら、時代設定を変えたら、いっそパラレルならと様々な企画を考えるきっかけになり、発想段階では一番突拍子のなかった『モジュロ』が連載会議を経て実現に至りました。

 短期集中連載です。半年ほど(打ち切られなければ)お世話になります。単行本3巻くらい。

 作画はあの岩崎優次(敬称略)!! すごいぞ!! うまいぞ!! 綺麗だぞ!!

 新しい呪術の入り口として『モジュロ』を楽しんでいただけたら幸いでございます。

■作画:岩崎優次

 岩崎です! このようなお話をいただき作画家としてとても光栄です。担当編集伝いに芥見先生からオファーをいただいたときは嬉しい反面、送られてきたネームを見ても僕で良いのだろうかと不安のほうが大きかったです。今も緊張しながら作画中ですが、呪術ファンや『呪術廻戦』を読んだことのない方へ新たな物語を届けられるよう頑張ります! 僕も一読者として楽しみです! せっかく僕にお声がけいただいた以上、臆せず自分らしく作画できればと思います! 短い期間ではありますがよろしくお願いします!

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