横浜流星が主演を務める大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(NHK総合ほか)第34回「ありがた山とかたじけ茄子(なすび)」が7日に放送され、蔦重(横浜)が仲間と共に決意の“屁踊り”を披露すると、ネット上には「激アツ」「かっこいい」「泣いちゃったじゃん」といった声が集まった。

【写真】決意の“屁踊り”に興じる仲間たち

 老中首座に抜擢された定信(井上祐貴)は、質素倹約を掲げ、厳しい統制を敷き始める。

そんな中、蔦重は狂歌師たちに豪華な狂歌絵本を作ろうと呼びかける。しかし、そこに現れた南畝(桐谷健太)は“筆を折る”と宣言。南畝は定信を皮肉った狂歌を創作した疑いで処罰の危機にあった。

 意次(渡辺謙)が作った世の空気が定信の政治によって一変する中、蔦重は世の流れに抗うため、ある決意をもって意次の屋敷を訪れる。

 その後、蔦重は南畝をはじめとした馴染みの狂歌師や戯作者、さらに歌麿(染谷将太)たち絵師を集める。顔を揃えた仲間に向けて、蔦重は「書をもって抗いてえと思います」と宣言し「皆さま、力をお貸しくだせえ」と呼びかける。

 ここで蔦重は仲間に向けて、意次をこき下ろすと見せかけて定信の政治をからかう黄表紙と、時勢に逆らうような豪華な狂歌絵本の出版を提案。蔦重は南畝に一首寄せてほしいと頭を下げる。

 狂歌を詠むことをためらっていた南畝だったが、蔦重の説得を受け入れて、その場で一首詠みはじめる。そして南畝は「戯れ歌一つ詠めぬ世など…屁だ!」と憤ると、蔦重や仲間も共感。南畝が「あそーれ!屁!屁!」と声を上げると、一同は立ち上がり、輪になって「屁!屁!」と踊り出すのだった…。

 第21回、第22回と続けて視聴者を爆笑させた屁踊りが、蔦重たちの抵抗と決意の意思表示として三たび描かれると、ネット上には「屁でひとつになれる先生方が激アツ」「心意気が眩しいな…かっこいい」「「屁」に感動して涙が出る大河は初めてよ」「屁踊りで泣いちゃったじゃん」などの投稿が相次いでいた。

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