俳優の吉沢亮が8日、都内で開催された2025年度後期 連続テレビ小説『ばけばけ』試写会に出席。高石あかりが演じるヒロインと、その夫に影響を与えるキャラクター・錦織友一を演じる吉沢は、「すごく笑えるし心の温まる作品」と語ったほか、スキップを深掘りする回があると明かして会場を沸かせた。
【写真】『なつぞら』以来、2度目の朝ドラ出演を果たす吉沢亮
本作は、怪談話を好むちょっと変わった女の子・松野トキ(高石)を中心に、西洋化が進む明治の日本で、埋もれてきた名も無き人々の心の物語に光をあてる。この日はトキの夫・レフカダ・ヘブンを演じるトミー・バストウ、トキの父・松野司之介を演じる岡部たかし、トキの母・松野フミを演じる池脇千鶴、制作統括の橋爪國臣チーフ・プロデューサー(NHK 大阪放送局)も出席していた。
『なつぞら』以来二度目の朝ドラ出演となる吉沢は「本当に温かい空気感の中、楽しく撮影をさせていただいてまして。辛い現実だったり苦しいことが起きている中でも、温かさだったり人の優しさみたいなものをしっかり持った作品になっていて。すごく笑えるし心の温まる作品だなと思います。放送まで1ヵ月を切ったということで、ようやく皆様に見ていただける日が来るというのを、すごくドキドキしながら楽しみに待っているような状況でございます」と現在の心境を語った。
脚本の印象を問われると「シリアスな部分もあるんですけど、決してシリアスだけで終わらないというか。ベースに流れている温かい空気感みたいなものは、ずっと感じられるような台本になっていて。僕も読んでいて、くすっと笑えるような素敵な本だなと思いました。ちょっとしたことをすごく面白く書くっていうのは、すごいなと思いながら」とコメント。
「ちょっとネタバレになっちゃいそうですけど、スキップだけの回とかもあったりするので」「スキップをそんなに深掘りますか?みたいな(笑)。めちゃくちゃ好きでしたし、それは本当に皆さまお楽しみにしててほしいんですけど、誰もが日常で感じるような、くだらないことで笑ったりするようなものが、こんなドラマとして成立するっていうことがまずすごいなって。
連続テレビ小説『ばけばけ』は、NHK総合にて9月29日より毎週月~土曜8時ほか放送。
※高石あかりの「高」は「はしごだか」が正式表記