宇垣美里が主演、M!LKの山中柔太朗が共演するドラマ『できても、できなくても』が、テレ東ほかにて10月9日より毎週木曜24時30分に放送されることが決定。宇垣、山中らからコメントが到着した。
【写真】主人公・桃生翠(32)を宇垣美里、翠と出会う年下イケメン男子・月留真央(26)を山中柔太朗が演じる
「コミックシーモア」とのドラマ制作プロジェクト第2弾となる本作は、として“不妊症”という繊細な題材を丁寧かつ大胆に描く朝日奈ミカによる同名の電子漫画(シーモアコミックス)を実写ドラマ化。
自分より他人のことを優先しがちな主人公・桃生翠は、ブライダチェックで不妊症が発覚したことをきっかけに7年付き合った彼氏に振られ、さらにはその噂が会社で広まり退職することに。
心身ともにボロボロの中、ナンパ男から助けてくれた年下のイケメン男子・月留真央と出会う。翠は喪失感から目を背けるため、出会ったばかりの真央にある提案をし…。
宇垣は主人公・桃生翠、山中は月留真央を演じる。本作の脚本には『夫の家庭を壊すまで』の脚本を担当した加藤綾子をはじめ、松下沙彩、中西秋が決定している。
宇垣は「“普通”という呪いから解放され、自分なりの幸せを掴むべく一歩を踏み出す際の背中は、きっと誰かの救いになれるのだと信じています。皆さんに楽しんでいただけると幸いです」、山中は「テレビ東京さんの映像作品は初めて出演させていただくのですごく嬉しいです! 全力で頑張ります、よろしくお願いします!」とコメントを寄せた。
原作者の朝日奈は「翠と真央を演じてくださる宇垣美里さん、山中柔太朗さんをはじめ、キャストの皆様が魅力的な方ばかりなので、映像で拝見するのが今からとても楽しみです」と期待を寄せている。
また、本日9月12日9時~12月18日23時59分まで、原作漫画『できても、できなくても』のマイクロ版1~8巻が無料、9~11巻までが50%OFFに。描き下ろしおまけ付き特装版1巻が無料、2巻の立読みが増量するキャンペーンを実施する。
ドラマ『できても、できなくても』は、テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道にて10月9日より毎週木曜24時30分、TVQ 九州放送にて10月12日より毎週木曜25時30分放送。
キャスト、原作者、スタッフのコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■桃生翠役/宇垣美里
産んでもいい、産まなくてもいい。誰しも思うように生きる権利を持つと、ちゃんと知っている。それでも、幼い頃から刷り込まれた幸せの雛形と比べ、自分の存在を否定されたかのように追い詰められてしまう翠に、未婚で出産経験のない同世代の女性として痛いほどの共感を覚えました。“普通”という呪いから解放され、自分なりの幸せを掴むべく一歩を踏み出す際の背中は、きっと誰かの救いになれるのだと信じています。皆さんに楽しんでいただけると幸いです。
■月留真央役/山中柔太朗
テレビ東京さんの映像作品は初めて出演させていただくのですごく嬉しいです! とてもデリケートな内容でたくさん考えさせられる物語だと思ったのと同時に、色々な人物が絡み合う人間関係の中で自分が演じさせていただく真央がどんな人になるのか僕自身も気になりますし、宇垣美里さんとお芝居をするのが今からすごく楽しみです! 全力で頑張ります、よろしくお願いします!
■原作者:朝日奈ミカ
「ドラマ化します!」との第一報を聞いてから、ずっと夢見心地です…。こんな素晴らしい機会を頂き本当に幸せです。ありがとうございます! 翠と真央を演じてくださる宇垣美里さん、山中柔太朗さんをはじめ、キャストの皆様が魅力的な方ばかりなので、映像で拝見するのが今からとても楽しみです。翠たちがひたむきに、そして誠実に自分の幸せと向き合う物語を、ぜひ、沢山の方に楽しんでいただけますように!
■監督:高橋名月
原作を読ませていただきながら、人生の岐路に立たされた時に葛藤しながらもなんとか自分なりの決断を下していく翠と真央に強く惹かれました。そんな翠と真央を宇垣美里さん、山中柔太朗さんが繊細に、かつ力強く演じてくださっていて、素敵な作品になると予感しています。
■脚本:加藤綾子
「できても、できなくても」人生は続きます。自分のやる気や努力だけではどうにもならないことは多々ありますが、その先の幸せを見つけるのは、自分自身・自分次第かもしれない……そんな想いを主人公の翠とともに模索しながら脚本を書きました。原作の朝日奈さんとやりとりを重ね、原作の世界観を大切に守りつつ、ドラマならではの見どころや描き方も意識しました。主演の宇垣美里さん、山中柔太朗さんをはじめ素晴らしいキャストのみなさまに恵まれ、原作とドラマそれぞれの良さや違いを感じて頂きながら、どちらもお楽しみ頂けたら嬉しいです。
■プロデューサー:吉川肇(テレビ東京)
主演の宇垣美里さん、山中柔太朗さんとは今回初めて作品でご一緒させていただくのですが、何気ない所作や言葉遣いから画には映らない細部まで役作りに対してとても真摯で、お二人に翠と真央を演じていただけて本当に嬉しく、視聴者の皆様にも早く見ていただきたいです。非常に繊細なテーマではあるのですが、”できることを一つずつ可能性を拡げていく”主人公の直向きさは必ず誰かの心に届くと信じております。「できても、できなくても」という作品と出会っていただいた方に、“明日へ一歩踏み出す希望”を持っていただけるような物語を紡いでいければと思っておりますので、何卒よろしくお願いいたします。