井上芳雄、坂本真綾、上白石萌音が出演するミュージカル『ダディ・ロング・レッグズ』が、2025年12月~2026年1月にシアタークリエにて上演されることが決定した。
【写真】青が映える! 坂本真綾、撮りおろしショット
2012年の初演以来、2013年、2014年、2017年、2020年、2022年と、再演を重ね、多くの人々に愛されてきた本作。
初演よりジャーヴィスを演じる井上芳雄と、ジルーシャ役には初演より同役を演じる坂本真綾、2022年より参加の上白石萌音と初のWキャストにて贈る。舞台上、2人きりで織り成す感動のミュージカルとなる。
孤児院に暮らす18歳の少女ジルーシャ・アボット(坂本真綾/上白石萌音)は、ある夜、「大学への進学と勉学を保証する」という思いもよらない手紙を受け取る。条件は、月に一度手紙を書くこと。手紙の送り主は、その夜に見た車のヘッドライトに照らされる足長蜘蛛 “ダディ・ロング・レッグズ”のような影。影でしか見たことのない相手だったが、ジルーシャは心を躍らせ手紙を送り続けた。影の正体であるジャーヴィス・ペンドルトン(井上芳雄)もまた、知性ある手紙を送ってくれる彼女に惹かれていくのに時間はかからなかった。そして、ついにジャーヴィスは、影の正体であることを隠してジルーシャの前に現れる——。
ジャーヴィス役の井上は「またこの愛すべき作品に巡り合うことができて、とても幸せです。しかも今回は、今作を初演から共に演じ続けてきた戦友とも言える坂本真綾さんと、前回からの参加でやはり多くの舞台を共にしてきた戦友とも言える上白石萌音さんという、2人の素晴らしいジルーシャとご一緒できることも、さらなる幸せです。毎日を積み重ねるための幸せの秘密が、1人でも多くのお客様に届きますように」と心境を寄せる。
ジルーシャ役の坂本は「愛してやまない『ダディ』に再び携わらせていただけることになり、このご縁に心から感謝しています。私にとっては5年ぶり…! これまで100回以上ジルーシャとして舞台に立ってきましたが、今回はきっと、初演のときのようにひとつひとつを新鮮に受け止めながら臨めるような気がしています。芳雄さん、萌音さんと共に歩む先には、まだ見ぬ『幸せの秘密』が待っているはずと、わくわくしているところです。皆さまと劇場でお会いできます日を心待ちにしています」と喜びのコメント。
同じくジルーシャを演じる上白石は「今回も仲間に入れていただけることをとてもありがたく思っています。まずは井上芳雄さんと坂本真綾さんの『ダディ・ロング・レッグズ』が大好きないちファンとして、お2人が紡ぐ時間を再びこの目で見られることが本当に嬉しく待ち遠しいです。そしてこの3年間、ジルーシャはずっと私のそばにいたような気がします。私自身も再会を噛み締めながら、新しい発見と学びを楽しみたいと思います。よろしくお願いします!」と呼びかけた。
ミュージカル『ダディ・ロング・レッグズ』は、2025年12月~2026年1月にシアタークリエにて上演。