及川光博が主演する10月12日スタートのドラマ『ぼくたちん家(ち)』(日本テレビ系/毎週日曜22時30分)の追加キャストとして、井之脇海、大谷亮平、久保田磨希、土居志央梨、川口凉旺の出演が発表された。
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本作は、現代にさまざまな偏見の中で生きる「社会のすみっこ」にいる人々が、愛と自由と居場所を求めて、明るくたくましく生き抜く姿を描く完全オリジナルストーリー。
及川が演じるのは、恋のために家を買おうとする50歳の心優しきゲイ・波多野玄一。不器用で、やたら情に厚い玄一は、ある日、偶然出会った人生も恋も冷めきったクールなゲイの青年に出会い、恋をした。これをきっかけに、玄一の人生が動き出していく。
追加キャストとして、心優しきゲイ・玄一(及川)、その恋のお相手・索(手越祐也)と深く関わるキャラクターを、井之脇海と大谷亮平が演じる。
井ノ脇が演じるのは、索の元カレでゲイの吉田亮太。未練を抱える索を巡り、玄一と三角関係に? 3人の恋愛模様はどのように動いていくのか。
大谷が演じるのは、玄一の初恋相手である鯉登裕太郎。トーヨコで青少年を守る活動をしており、ひょんなことから玄一と再会することに。
さらに、久保田磨希は杉の森動植物園で働く玄一の先輩・栗田美緒役に。
土居志央梨は警察官・松梅子として登場。
19歳で連続ドラマ初出演となる川口凉旺は、玄一を慕うアルバイト・藤沢辰哉役に抜てきされ、玄一の“後輩”を演じる。
日曜ドラマ『ぼくたちん家』は、日本テレビ系にて10月12日より毎週日曜22時30分放送。
※キャストからのコメントは以下の通り。
<コメント全文>
◆井之脇海
最初に台本を読んだとき、脚本の松本さんが紡ぐ言葉のひとつひとつがとても素敵で、心に深く響き、「この台詞をしゃべりたい!」と強く思いました。
人とのつながりを求め、不器用ながらも真っ直ぐに、自分の居場所を探していく登場人物たちは、どこか切なく、けれど温かく、思わず応援したくなる愛おしい人ばかりです。
僕が演じる吉田も、表向きはダミーの結婚指輪を身につけ、何気ない日常を送っているよう装っていますが、心の奥底では、愛と自由、そして居場所を求めているのだと思います。そんな吉田の心に寄り添いながら、やさしく、繊細に演じていきたいです。
◆大谷亮平
今作品は同性愛者、トーヨコなど最近社会的に注目されていることがテーマとして掲げられていますね。
私自身もこれまであまり接する機会がなかったというのが正直なところですが、様々な個性溢れるキャラクターが沢山登場しますし、役を通してその人たちと関わりながら何かの学びや気づきがあれば嬉しいなと思います。
完全オリジナルなのでこれからどう展開して行くのか私も楽しみですし、とても温かみのある作品になるんじゃないかなーって思っています。
◆久保田磨希
及川光博さん演じる波多野玄一さんと動植物園で一緒に働いている栗田美緒役の久保田磨希です。
私たちがお芝居している空間にはいつも動物たちがいて、どう動くかわからない中での撮影なので台本通りにいかないこともあり、その時はフリー演技です。
演じている感じが全くなく、ただただその人物としてそこに居て撮影が進んでいます。
その私たちの日常を楽しんでいただけたらと思っています。是非、お楽しみに。
◆土居志央梨
脚本を読みながらなんて素敵な台詞なんだろう、このシーンも最高だなぁ、とずっとワクワクしていました。人間と人間が関わりあっていくことの大変さや豊かさをユーモアで包んだこの作品が、いち視聴者としてもとても楽しみです。私が演じる松梅子は警察官ですが、たまに出てきては予想を裏切ってくる人です(笑)楽しんで、愛を持って演じられたらと思います。
◆川口凉旺
藤沢辰哉役を演じさせていただきます、川口凉旺です。
今回が初めての連続ドラマ出演でとても緊張しているのですが、現場のみなさんの暖かい雰囲気に助けられています。またお芝居についても多くのことを教えていただき、日々学びを得ながら撮影に臨んでいます。
藤沢は、及川光博さん演じる波多野玄一と同じ動植物園で働く、動物が大好きな19歳の青年です。
まだまだ至らない点ばかりですが、いただいたこの役を大切に、一生懸命取り組んでいきたいと思います。