夏帆と竹内涼真がダブル主演を務める10月7日スタートのドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(TBS系/毎週火曜22時)の主題歌が、This is LASTの書下ろし新曲「シェイプシフター」に決定。This is LASTがGP帯テレビドラマ主題歌を担当するのは今回が初となる。
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恋人のために手の込んだ料理を作り、“恋人ファースト”な彼女を演じてきたゆえに、次第に自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、令和の時代には少し珍しい「料理は女が作って当たり前」と思っている亭主関白思考な海老原勝男(竹内)は、大学時代から交際し、同棲にも慣れ、順調に思えていたが…プロポーズ直後に別れてしまう。谷口菜津子による同名漫画(ぶんか社)が原作の本作は、「料理を作る」というきっかけを通じて、“当たり前”と思っていたものを見つめ直し成長していく、2人の成長&再生ロマンスコメディーだ。
この度本作の主題歌が、This is LASTの新曲「シェイプシフター」に決定。This is LASTは、切ない歌詞と迫力あるライブパフォーマンスで人気を集め、急速に支持を広げている注目のロックバンドだ。
彼らが本作のために書き下ろした新曲「シェイプシフター」は、“変わりたいと思っている人の背中を押したい”という作品テーマを楽曲に落とし込み、上手くいかないことの方が多い時代だからこそ、心の在り方で未来を変えていく、作っていく、というポジティブな意志とパワーを放つ楽曲となっている。鮎美と勝男の心情を、切なく心打つ楽曲でドラマチックに彩る。
This is LASTの菊池陽報(Vocal&Guitar)は「『シェイプシフター』は、“変わりたいと思っている人の背中を押したい”というドラマサイドのテーマから着想を得て、『心が変われば、未来が変わる』という意思を込めて書いた楽曲です。思い描いていた理想や未来も、いざ迎えてみると思っていたよりも遠いところにいたり、疲弊しきっていたり、上手くいかないことの方が多い時代です。いわゆる絶望みたいなものに触れる度に一種の諦めに似たものが頭をよぎりますが、性別も年齢も何も関係ない、全ては心の在り方次第で未来は0.1mmずつでもなりたい自分に向かっていけるんだ、と信じてこの曲を書きました」と楽曲に込めた想いをコメント。
そして「『シェイプシフター』というタイトルはあらゆるものに姿を変える妖怪の名前からとりました。自分次第で何者にもなれるという願いと、少しの遊び心です」と明かしている。
火曜ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』は、TBS系にて10月7日より毎週火曜22時放送。
This is LASTの菊池陽報のコメント全文、第1話あらすじは以下の通り。
【This is LAST・菊池陽報コメント全文&第1話あらすじ】
■菊池陽報/This is LAST(主題歌担当)
この作品に携わることができて光栄に思いますし、1人の原作ファンとしてとても嬉しいです。
「シェイプシフター」は、“変わりたいと思っている人の背中を押したい”というドラマサイドのテーマから着想を得て、「心が変われば、未来が変わる」という意思を込めて書いた楽曲です。思い描いていた理想や未来も、いざ迎えてみると思っていたよりも遠いところにいたり、疲弊しきっていたり、上手くいかないことの方が多い時代です。いわゆる絶望みたいなものに触れる度に一種の諦めに似たものが頭をよぎりますが、性別も年齢も何も関係ない、全ては心の在り方次第で未来は0.1mmずつでもなりたい自分に向かっていけるんだ、と信じてこの曲を書きました。
「シェイプシフター」というタイトルはあらゆるものに姿を変える妖怪の名前からとりました。自分次第で何者にもなれるという願いと、少しの遊び心です。
これから「シェイプシフター」がドラマの中でどんな風に表現に携われるのかとても楽しみです。是非ドラマと一緒に聴いてください。
■第1話あらすじ
都心で働くビジネスマンの海老原勝男(竹内涼真)は、「女の幸せは、家で料理を作って愛する人の帰りを待つこと」という古い価値観を持ついわゆる“亭主関白男”。好きな料理は同棲中の彼女・山岸鮎美(夏帆)が作る筑前煮。しかし、毎日手の込んだ鮎美の手料理を食べては、「しいて言うなら、おかずが茶色すぎるかな」など“アドバイス”として感想を伝え、一方の鮎美もそれに納得し、二人にとっては他愛もない食卓を囲んでいた。
そんなある日、勝男は入念な準備の上、鮎美に完璧なプロポーズを決行。しかし鮎美から「んー、無理」と、あっさりフラれてしまう…。仕事も容姿も完璧、鮎美とも仲良くやっていたはずの自分がなぜフラれたのか。落ち込みながらも、新たな恋を求めて合コンへ出かける勝男だったが、話せば話すほど、自分を好意的に見ていたはずの女性陣が、自分から引いていくのを感じてしまう。
「世界よ、俺が鮎美と付き合っている間に変わってしまったのか!?」思い悩む勝男は、会社の後輩からの提案で、いつも鮎美が作ってくれた筑前煮を作ってみることに。すると、自分にもできると思い込んでいた“料理”があまりに難しく手間のかかる作業だったことを知り…。一方、別れた後の鮎美は、見慣れない仲間たちと何やら不穏な場所にいて――。
恋人ファーストがゆえに自分を見失った女・鮎美と、時代に取り残されたパーフェクト男・勝男。2人の別れから始まるラブストーリーの行方は?