今田美桜が主演する連続テレビ小説『あんぱん』(NHK総合/毎週月曜~土曜8時ほか)の最終週「愛と勇気だけが友達さ」(第127回)が23日に放送され、八木(妻夫木聡)が従軍経験を語り号泣する姿が描かれると、ネット上には「しんどい」「壮絶で悲しい」「八木さん泣いててこっちも号泣」といった反響が寄せられた。
【写真】暗い部屋で向かい合う蘭子(河合優実)と八木(妻夫木聡)
うれしい話を聞いたと息を弾ませて帰ってきたのぶ。
そんなある日、蘭子(河合優実)が嵩にばいきんまんが生まれた理由を尋ねると、話を聞いていた八木は思わず押し黙る。嵩とのぶが帰り、2人きりになった八木と蘭子。八木は、嵩やのぶ、そして蘭子も戦争を自分のこととして考えていると語り、蘭子に「一度断った君の取材、受けるよ」と告げる。
その後、改めて向かい合った八木と蘭子。蘭子は八木に、金鵄勲章(武功のあった軍人に与えられた勲章)をもらったことがあるか確認すると、八木はそれを認めつつ、1回目の従軍の際、銃剣で敵を刺したことを告白。さらに八木は、自身が刺殺した敵にも妻や子どもがいたことを打ち明ける。戦地でのつらい記憶と向き合い号泣する八木。蘭子も涙をこぼしながら、そんな彼を抱きしめるのだった。
八木が涙ながらに従軍経験を打ち明ける姿が描かれると、ネット上には「八木さんが周りから一目おかれてたのはこういう理由か、しんどい」「壮絶で悲しい体験だ…」「ずっと重いもの抱え込んで苦しんで来たんだなぁ」などの声が続出。さらに「八木さん泣いててこっちも号泣」「朝から八木さんの涙に泣いた」といった投稿も集まっていた。