9月29日スタートの連続テレビ小説『ばけばけ』(NHK総合)で主演を務める高石あかりと現在放送中の連続テレビ小説『あんぱん』(NHK総合/毎週月曜~土曜8時ほか)で主演を務める今田美桜が大阪市内で行われた“朝ドラ”バトンタッチセレモニーに出席。今田が高石に、ヒロインとしてのアドバイスを贈った。



【写真】高石あかり&今田美桜、お互いからプレゼント交換も!

 『ばけばけ』は、明治時代に日本国籍を取得したラフカディオ・ハーンこと小泉八雲の妻・小泉セツの半生をモチーフに、急速に西洋化していく日本の中で埋もれてきた名もなき人々に光をあて、代弁者として語り紡いでいく1組の夫婦の物語を描いていく。

 セレモニーで今田からバトンを受け取った高石は「夢見る瞬間だったので、今日を楽しみにしていました」と話し「何より今田さんからバトンを渡していただけることが本当に嬉しくて」とコメント。高石は以前、今田と共演したことを明かしつつ、今田の人柄について「本当に温かくて、優しくて、そんな今田さんに支えられていたので、今回も支えていただいたような気がして、嬉しいです」と感激を言葉にした。

 そしてバトンを手渡した今田は高石に「撮影期間が長いので、とにかく、たくさん食べて、よく寝て、心も身体も健康に」とアドバイス。続けて今田は『ばけばけ』の撮影現場の雰囲気について「すごく温かくて、勝手にホッとしちゃいました」と笑顔で語った。

 セレモニーでは、ドラマゆかりの品のプレゼント交換も行われた。今田は『あんぱん』の舞台地、高知県の伝統工芸品・土佐凧を高石にプレゼント。土佐凧は手すきの土佐和紙に縁起の意匠を描くのが特徴で、プレゼントの土佐凧には『ばけばけ』には欠かせないしじみ汁が描かれている。赤い色には魔除けの意味も込められているとのこと。プレゼントを受け取った高石は「しじみ汁は『ばけばけ』にとってキーになる大切なものなので嬉しいですし、魔除けの効果ということで、スタジオの前に貼っておきたいなと思います」とコメント。

 一方、高石からは松江市宍道湖産のしじみと松江市の伝統工芸品・八雲塗の手鏡をプレゼント。手鏡には、美しい桜の柄が描かれ、今田の名前も書かれている。
この名前は、先日行われた島根ロケの際、高石が工房に出向き、色を選んで名前入れをしたそう。受け取った今田は「しじみ汁が大好きなので嬉しいです」と笑顔を見せつつ、手鏡について「撮影でお忙しい中、名前を入れていただいて、大切に使わせていただきます」と語っていた。

※高石あかりの「高」は「はしごだか」が正式表記。

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