アニメ『スティール・ボール・ラン ジョジョの奇妙な冒険』新情報発表イベントが23日、都内で開催。声優の坂田将吾、阿座上洋平、石川界人高橋李依三宅健太が登壇し、本作のキャスト情報が解禁となった。



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 本作は、荒木飛呂彦の人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の第7部を『スティール・ボール・ラン ジョジョの奇妙な冒険』として制作するアニメ。この日のイベントで、ジョニィ・ジョースター役を坂田、ジャイロ・ツェペリ役を阿座上、ディエゴ・ブランドー役を石川、ルーシー・スティール役を高橋、スティーブン・スティール役を三宅が務めると明かされた。

 オーディションで決まったというキャスティングの感想を聞かれた坂田は「担当していただいているマネージャーさんが、ジョジョがすごく大好きな方」と明かし、「僕自身も『スティール・ボール・ラン 』を読み込んでテープオーディションに臨んだんですけど、アドバイスをいただきながら演じさせていただいたので、ちょっと安心感がありました」と告白。

 さらに「スタジオオーディションに進んだ時に“オラオラ”のセリフがございまして。やっぱりめちゃくちゃ大事だなと思った」と打ち明け、「風呂入ってる間とかにずっと口ずさんでましたね。『絶対にここだけは』と思いながら」とおなじみのセリフへの力の入れようを語った。

 また、石川は「僕は実は5部の方で参加させていただいたことがありまして、その時に『ジョジョ』の音声を当てる際の“ジョジョ風味”みたいなものを教えていただいていたので、その時のことをヒントにした」とオーディションを回顧。そして「“オラオラ”じゃないですけど、ディエゴにも“無駄無駄”というものがありまして。『ジョジョ』のルールとして、もう世にも出ているルールなんですけれども、台本通りにちゃんと“無駄”の数、“無駄無駄無駄”が16個あったら、16回必ず言わなければいけないというルールがあったりとかする」と説明した。

 その上で「オーディションの時の“無駄”の数がすごく多くて、一生懸命“無駄無駄無駄無駄”って言っていたんですけど、緊張しすぎて全然息が続かなくて戸惑っていたら、『オーディションだからそんなに頑張らなくていいよ』と言われました(笑)」と振り返った。

 原作の第3部に登場するモハメド・アヴドゥル役でも知られる三宅は「かつて私は第3部で始まりを暗示する占い師をやっていたわけなんですが、その時のオーディションは語り草にもなるくらい大失敗をしたわけです。(原作への)愛が深すぎてガッチガチに緊張しちゃって、いつもの10分の1しか声が出なかったんです」と吐露。
そして「だがしかし、今回はなんともスカッと爽やかにスティーブンの声が出ちゃったわけです」と胸を張っていた。

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