赤楚衛二が主演し、カン・へウォンがヒロイン役を演じるドラマプレミア23『キンパとおにぎり~恋するふたりは似ていてちがう~』(テレビ東京系/毎週月曜23時6分)が、2026年1月12日より放送されることが決定した。
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2021年にスタートした「ドラマプレミア23」では、『夫の家庭を壊すまで』や『夫よ、死んでくれないか』といった復讐や不倫をテーマにした話題作を放送してきた。
主人公・長谷大河を演じるのは、映画『ある近畿地方の場所について』や『366日』など幅広いジャンルで多彩な演技力を発揮してきた赤楚衛二。テレ東作品での主演は『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』以来となる。
かつて大学駅伝のエースとして将来を嘱望されながらも成績不振で挫折し、その過去を引きずったまま小料理店でアルバイトをしながら冴えない日々を送る大河。そんな彼が韓国人ヒロインと出会い、恋に落ちることで人生に向き合い、未来へ踏み出していく。恋愛模様だけでなく、登場人物たちが夢に向かって奮闘する姿を描くヒューマンドラマでもある。
ヒロインを務めるのは、IZ*ONE出身で世界的な人気を誇り、韓国ドラマ『少年時代 ‐恋と涙と青春と‐』『善意の競争』などで俳優としても存在感を放つカン・へウォン。彼女が演じるのは、日本でアニメーションを学ぶために留学し、慣れない生活の中で夢と現実の狭間にもがく大学院生パク・リン。
日本の地上波ドラマ初出演となるカンは、日韓スタッフと共に撮影に挑み、多くの日本語セリフもこなしている。
国や文化、育った環境の違いを超えて惹かれ合う大河とリンは、互いを信じ、愛し続けることができるのか。それぞれの違いに心を揺らしながらも相手を受け入れ、やがて自分自身をも見つめ直し、前へ進んでいく。ひたむきな2人の姿が心に響く、純粋なラブストーリーに期待したい。
ドラマプレミア23『キンパとおにぎり~恋するふたりは似ていてちがう~』は、テレビ東京系にて2026年1月12日より毎週月曜23時6分放送。各話放送と同時に動画配信サービス「Netflix」にて世界独占見放題配信。
※赤楚衛二、カン・へウォンほかのコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■赤楚衛二(長谷大河役)
――ドラマのご出演が決まったときのお気持ちや、台本を読んだ感想をお聞かせください。
最初にお聞きしたときは、『キンパとおにぎり』という題名に驚いて、「どんなドラマだろう?」と(笑)、全く想像ができなかったのですが、いざ台本を読んだら、大河とリンのやり取りなど、登場人物たちの心情描写が丁寧に描かれているラブストーリーでした。なおかつ、次はどうなるんだろうというワクワク感もあり、文化や価値観の壁を乗り越えるためにお互い補っていく姿が、とても愛らしく感じる台本だなと思いました。
――演じられる役の注目ポイントや、見どころを教えてください。
大河は大学生のころに陸上で挫折を経験しているんですが、そこから全然前に進めていないんです。
――ドラマを楽しみにしている視聴者の皆様にメッセージをお願いいたします。
大河やリンをはじめ、登場人物全員がとにかく愛らしいキャラクターなので、ぜひ温かく見守っていただけたらと思います。
■カン・へウォン(パク・リン役)
――ドラマのご出演が決まったときのお気持ちや、台本を読んだ感想をお聞かせください。
お話を聞いた際は、本当にうれしかったです。同時にどう演じるべきか、とても考えました。初めて台本を読んだときは、主人公たちの年齢も私と同じぐらいですし、“夢に向かっていく”という共通点があり、その思いに共感しているうちに物語の世界に引き込まれてしまいました。
――演じられる役の注目ポイントや、見どころを教えてください。
大河とリンの関係性や、それぞれが夢に向かう過程を見ていただきたいです。そしてリンだけではなくて、他のキャラクターもそれぞれたくさんの魅力があるので、その点にも注目してほしいです。
――ドラマを楽しみにしている視聴者の皆様にメッセージをお願いいたします。
このドラマの放送は冬ですが、暑い夏に撮影しました。
■テレビ東京 ドラマ制作部 中島叶(プロデューサー)
大きなことでも、些細なことでも、異なるバックグラウンドを持っているから人は惹かれ合い、時にはその違いが関係を揺るがすんだと思います。『キンパとおにぎり』。見た目や材料は似ていても、中身や味は異なります。違いがあるからこそ相手を知ろうとするし、自分自身のことも見つめ直す。その積み重ねが、本当の愛や理解につながっていくのかもしれません。そんなメッセージを込めながら、みんなでこのドラマを作りました。日常の中で、笑って、泣いて、ときめく大河とリンをぜひ応援してください!
■BABEL LABEL 五箇公貴(プロデューサー)
この企画をスタートさせてからもう2年近くたちます。オリジナル脚本ということもあり、とても長い道のりでした。“国籍の違う2人が、お互いを尊重しながら理解を深め成長していく”。そんな心温まる、優しいラブストーリーを世界中にお届けしたい。その強い思いで脚本、撮影、編集にいたるまで、地道な作業をキャスト、スタッフ一同、コツコツと積み重ねてきました。
言葉も背景も違うメンバーが集まっての共同作業は、同じゴールを目指していてもアプローチが違っていて、試行錯誤の連続でした。でも相手の考え方や背景を尊重してコミュニケーションを取りながら、ひとつひとつ丁寧に進めていきました。さながらこの物語の主人公の大河とヒロイン、リンのように。その過程があったからこそ、相互理解が深まり、結果として、とても良い作品に仕上がったと思います。
近年、世の中の空気もだいぶ変容しました。今だからこそ、これから世の中を担う世界中の若者たちに、懸命で愛おしい大河とリンの物語を見ていろいろと感じ取ってもらえたら幸いです。おいしいご飯もたくさん出てきます。お腹をすかせてお待ちくださいね。