キアヌ・リーヴスが、キャリアの初期に出演し、今もカルト的人気を誇るSFコメディ『ビルとテッドの大冒険』(1989)の第4弾製作に、意欲を見せた。

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 Varietyによると、現地時間10月6日にニューヨークにて、この秋ブロードウェイにお目見えする作品を紹介するイベント「Business of Broadway Breakfast」が開催され、『ゴドーを待ちながら』のリバイバル公演で共演するキアヌとアレックス・ウィンターが出席した。



 サミュエル・ベケットによる不条理劇の名作である『ゴドーを待ちながら』だが、リバイバル公演では現代的な演出で知られるジェイミー・ロイドが手掛け、『ビルとテッド』でタッグを組んだキアヌとアレックスが共演することでも注目を集める。

 アレックスは「登場人物2人の間には友情と絆があるので、僕らの友情と歴史が、この舞台にぴったりだと、ジェイミーが話していました」とコメント。ブロードウェイ公演の終了後もまた2人のバディ関係を復活させ、『ビルとテッド』第4弾を製作するかと聞かれると、キアヌが力強く「どちらの答えもイエスです」と答えたそうだ。

 『ビルとテッド』は、キアヌとアレックス・ウィンターが主演した、カルト的人気を誇るSFコメディ。ロックスターを夢見る落ちこぼれのビルとテッドが、電話ボックス型タイムマシンに乗って旅立つ時間旅行の大冒険が描かれ、劇中に登場したエアギターは当時大流行した。1989年に公開された『ビルとテッドの大冒険』に続き、1991年には『ビルとテッドの地獄旅行』が公開。2020年にはおよそ30年ぶりとなる新作『ビルとテッドの時空旅行』が公開され、ファンを歓喜させた。

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