妻夫木聡が主演する日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』(TBS系/毎週日曜21時)の第1話が12日に放送され、主人公の栗須(妻夫木)が企業内の不正を暴くと、ネット上には「初回からすごい展開」「土下座だろこれ」「半沢直樹っぽいのキター!!」などの反響が寄せられた。

【写真】佐藤浩市が主人公を競走馬の世界に導く山王耕造を演じる

 本作は早見和真の同名小説を実写化したヒューマンドラマ

競馬の世界を舞台に、ひたすら夢を追い続ける熱き大人たちが、家族や仲間、競走馬と共に奇跡を起こしていく、20年にわたる壮大な物語を活写する。

 税理士事務所に勤務している栗須はある日、人材派遣会社「ロイヤルヒューマン」から競馬事業部の実態調査を依頼される。ロイヤルヒューマンは、山王耕造(佐藤浩市)が一代で築き上げた人材派遣会社だが、彼が推し進める競馬事業部は赤字続き。それをよく思わない耕造の息子・優太郎(小泉孝太郎)が、競馬事業部撤廃をもくろみ調査を依頼してきたのだ。

 栗須は北海道へ赴き耕造と彼の秘書に対面。そこで栗須は耕造から所有する愛馬を紹介される。栗須は調査を続けながらも、これまで縁のなかった競走馬の世界に触れ、新鮮な驚きを得る。

 そこから2週間後、東京に戻った栗須は調査結果を報告。その内容を根拠に、優太郎は耕造に競馬事業からの撤退を迫り、所有馬の放棄について話を進めようとする。その後、栗須は放棄される馬が最悪の場合には“処分”されることを知り苦悩することとなる。

 なんとか馬の譲渡先を見つけたい栗須は、耕造にその意思を伝えると、競馬事業部で保管している帳簿や契約書類、領収書などを全て預けてほしいと訴える。栗須はあらゆる資料を洗い出して、馬に競走馬として生きる道を見つけると約束する…。


 その数日後、ロイヤルヒューマンでは馬の処分について話し合いが行われていた。優太郎が耕造から承諾を取り付けようとすると、そこへ書類を抱えた栗須が駆け込んでくる。驚く優太郎や耕造の前で、鬼気迫る表情の栗栖は、過去7年分の事業資料を全て精査したところ、耕造の秘書が5年前から横領していたと暴露。横領の累計金額が返還されれば、競馬事業は存続できると主張するのだった。

 主人公が企業内の不正を暴くという展開に、ネット上には「まさか横領…」「初回からすごい展開や…」「急に日曜劇場みが出てきた」「土下座だろこれ」「半沢直樹っぽいのキター!!」といった声が相次いでいた。

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