及川光博が主演を務めるドラマ『ぼくたちん家(ち)』(日本テレビ系/毎週日曜22時30分)の第2話が今夜放送。玄一(及川)に、思いも寄らない新生活が待ち受ける。



【写真】ドラマ『ぼくたちん家』第2話 場面カット

 本作は、現代にさまざまな偏見の中で生きる「社会のすみっこ」にいる人々が、愛と自由と居場所を求めて、明るくたくましく生き抜く姿を描く完全オリジナルストーリー。

■第2話あらすじ

「家を買うってどうですか?」――。心優しきゲイのおじさん波多野玄一(及川)は、ひょんなことから知り合った、人生も恋も冷めきったクールなゲイの中学教師・作田索(手越祐也)に、家を買おうと提案。「家を買って『かすがい』にして、俺たちの恋愛にだって意味があることを証明しましょう」。索に幸せになってほしくて言ったものの、ドン引きされてしまう。

 落ち込む玄一に、アパートの隣人・楠ほたる(白鳥玉季)が、「家、欲しいんですよね? 私、あなたを買
います」と、いきなり 3000 万円が入ったスーツケースを持って来た。索の生徒で中学3年生のほたるは、アパートに1人で住んでいて、まともに学校に行かずトーヨコ通い。ロクデナシな父・仁(光石研)は離婚して新しい家族を持ち、母・ともえ(麻生久美子)も家を出て行ったまま戻ってこない。

 なぜか 3000 万円という大金を持っていたほたるは「このお金あげるんで。あなたはこれで家を買って、その代わりに私の親のフリしてください」。学校との面倒くさいやりとりがある時だけ、親のフリをしてくれればいいと言うほたる。面食らう玄一が事情を聞いても、ほたるは何も答えてくれない。


 一方、恋人・吉田(井之脇海)との同棲を解消したばかりで家がない索。差し当たって、玄一が勤める動植物園の駐車場に勝手に車を止めて車中泊。朝起きると腰が痛いし、着替えの靴下は片方だけ見つからないし、おまけに玄一がおせっかいを焼きに来て、もうウンザリ。早くちゃんとした部屋を探さなきゃ、と思っていた矢先、園の警備員に注意され、駐車場を追い出されてしまう。

 玄一のスマホに、索から電話が来る。駐車場を追い出されたことを心配する玄一に、「それよりも、ほたるさんの件ですけど」。玄一とほたるを親子だと信じて疑わない索は、ほたるの進路も含め、警察を交えて面談がしたいと言う。「事件のこと、今のお父様の状況など、お話しいただくことになると思います」。

 何が何だかサッパリ分からない玄一。アパートの大家・井の頭(坂井真紀)も、ほたるの秘密を知っているようで…。事件って何? 3000 万円は一体何のお金? 進路に悩むほたるの秘密って? 戸惑うばかりの玄一
に、思いも寄らない新生活が待ち受ける。

 日曜ドラマ『ぼくたちん家』は、日本テレビ系にて毎週日曜22時30分放送。

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