2026年1月7日より上演される舞台『千と千尋の神隠し』ソウル公演に、新キャストとして阿久津仁愛と高橋ひとみの出演が決定し、原作映画版で声優を務めた夏木マリが続投することも明らかになった。
【写真】千尋役・上白石萌音&川栄李奈の新ビジュアルポスター
2022年3月に世界初演として帝国劇場にて開幕した舞台『千と千尋の神隠し』。
ロンドン公演は、日本人キャストによる日本語での海外上演としては演劇史上最大規模、東宝株式会社主催の公演としても史上初の試み。ウェストエンド最大級の約2300席を誇る劇場を連日満席にし、約30万人を動員した。そして、2025年は7月~8月に中国・上海文化広場で公演、連日完売ののち幕を下ろした。
今回、本作の韓国・芸術の殿堂 オペラハウス公演に関して、千尋役の上白石萌音・川栄李奈に続き、各役のキャストが決定した。原作映画で湯婆婆/銭婆の声を務めた夏木マリをはじめ、2022年の帝劇初演以来の歴代キャストが勢ぞろいする。
さらにソウル公演からは新キャストとして、ハク役にミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズンの越前リョーマ役などで知られる阿久津仁愛、湯婆婆/銭婆役に舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』でマクゴナガル教授を演じた高橋ひとみの出演が決定している。
なお、1月7日~16日公演分の第1次チケット発売は10月29日より開始される。詳細は後日発表予定。
舞台『千と千尋の神隠し』は、韓国・芸術の殿堂 オペラハウスにて2026年1月7日~3月22日上演。
※阿久津仁愛、高橋ひとみ、夏木マリのコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■新キャスト・ハク役:阿久津仁愛
ハクを演じさせていただくことになりました、阿久津仁愛です。
『千と千尋の神隠し』という、多くの方に愛されている作品に関われることが本当に嬉しいです。小さい頃から何度も観てきた作品なので、まさか自分がその世界に入れるなんて夢のようです。
キャスト・スタッフのみなさんと一緒に、観てくださる方の心に残る舞台をお届けできるように精一杯頑張ります。
■新キャスト・湯婆婆/銭婆役:高橋ひとみ
2022年に『千と千尋の神隠し』が公演されると知った時の驚きと興奮とソワソワした気持ちは忘れられません。
世界中にファンがいて、ジョン・ケアードさん演出のこの作品に湯婆婆として参加させていただけることは夢のようです。と共に重大な責任も感じます。
とてつもなく美しく、少し恐ろしく、でもなぜか覗いてみたくなる不思議な世界で、この魅力的な湯婆婆をどう演じられるか楽しみで仕方ありません。
■原作映画版声優・湯婆婆/銭婆役:夏木マリ
主人公・千尋の生きる力が舞台いっぱいに広がる『千と千尋の神隠し』。映画の世界から飛び出したようなキャラクターたちが、今回は韓国・ソウルのオペラハウスへと旅立ちます。
湯婆婆、銭婆も飛んで参ります。
私は2022年の初演、2024年のロンドン公演に続き、今回も続投致します。
どうぞ、どうぞ——。
湯屋一同、心を合わせてお客様をお迎え申し上げます。