大泉洋、宮崎あおいの魅力を力説「かわいいだけじゃない！」

　今夜よりスタートするドラマ『ちょっとだけエスパー』（テレビ朝日系／毎週火曜21時）の取材会が行われ、主演の大泉洋、共演の宮崎あおい（「崎」は「たつさき」が正式表記）、そして脚本を手掛けた野木亜紀子が出席。大泉が、7年ぶりの共演となる宮崎を絶賛する場面があった。

【写真】宮崎あおい、オン眉ヘアがかわいい！

　本作は、会社をクビになり人生詰んだどん底サラリーマンの主人公・文太（大泉）が、再就職した会社で“ちょっとだけエスパー”になり、仲間たちと“世界を救う”!?　かもしれない、ジャパニーズ・ヒーロードラマ。文太は「人を愛してはいけない」という不条理で不可解なルールまで課されたうえに、見知らぬ女性・四季（宮崎）と夫婦として生活せねばならなくなるという、ちょっと不思議なSFラブロマンスだ。

　映像はすでに第3話まで出来がっており、大泉は「やっと放送になるということで、私自身も待ち遠しかったです。ここまで自信を持ってお届けできる作品はそんなにないと思うので、早く見てもらって、世界中から賛辞を浴びたい（笑）」と自信満々。宮崎も「先に第1話を見たのですが、“あ～面白い！”とイチ視聴者のように見てしまいました。本当に面白いドラマになったので、皆さんの反応が楽しみです」と自信を覗かせる。それに対し、野木が「えらいハードルを上げるな（笑）、恐ろしい！」と及び腰のコメントをするが、大泉は「今回ばかりはどれだけハードル上げても大丈夫！」と太鼓判を押した。

　また野木は、「私も第1話を見たのですが、大泉さんはさすがですし、宮崎さんはすごいかわいい！」と役者2人を絶賛するコメントも。本作で13年ぶりの民放ドラマ出演となった宮崎に関しては「ドラマ出演も久しぶりですし、コミカルな作品にも最近は出ていなかったですが、やはりすごく“上手いな”と。格調高い作品に出ていたので、そもそもここにいていいのか？　と思っていました（笑）」と改めて演技力のすばらしさを感じたと語る。これについては大泉も「どうしても“かわいい”が先行しちゃうんだけど、かわいいだけじゃなくてすごいんだなと思いました」と“女優・宮崎あおい”を見せつけられたと称賛した。

　そんな大泉と宮崎は、前回共演時は兄妹役を演じていた（※2018年放送のTBSスペシャルドラマ『あにいもうと』）。「前作ではケンカばっかりしている役だったので、宮崎さんの魅力をちょっとしか見れていなかった」と振り返った大泉だが、今作で夫婦役を演じて「愛情表現を解放しちゃう方ですから、恐ろしい人だなぁと」と魅力を浴びていると語る。

　一方の宮崎は、大泉の魅力について「カメラを回っていないところでは大泉さんなんだけど、セリフを交わした瞬間に文ちゃんの顔になるんです。その瞬間に違う魅力がふわっと香る気がします。その時はちょっとだけかっこいい（笑）」と、タイトルの“ちょっとだけ”にかけたコメントをして記者の笑いを誘っていた。

　ドラマ『ちょっとだけエスパー』は、テレビ朝日系にて10月21日より毎週火曜21時放送。