ストーリーテラー・タモリとキャストが“奇妙な世界”へといざなう『世にも奇妙な物語』が35周年を迎え、土曜プレミアム『世にも奇妙な物語35周年SP 秋の特別編』として、フジテレビ系にて11月8日21時から放送されることが決まった。

【写真】清野菜名が初主演した『世にも奇妙な物語’24 冬の特別編』「フリー」場面写真

 5月31日の35周年SP春の放送では、過去作の中からファンの中でも人気の高い5本を放送したが、今回は、35周年の締めくくりにふさわしい新作3本と傑作選1本という構成で届ける。



 『世にも奇妙な物語』は、1990年4月にレギュラードラマとして放送を開始し、その後は特別編という形で年に2度放送。これまで各時代を代表するような作家や脚本家と俳優を掛け合わせることによって、その名の通り“奇妙な”物語の世界観を作り出してきた。1990年4月、中山美穂主演の『恐怖の手触り』を1本目としてスタートし、単に心理スリラーだけでなく、ホラー、ミステリー、シュールコメディー、SF、ファンタジーなど多彩なストーリーで創られ、これまでに577本を世に送り出してきた。

 今回の『秋の特別編』ではどんな新作が登場するのか、どの過去作が選ばれるのかは、来週4日連続の続報にて発表される予定。

 さらに、このたび35周年を迎え、メインテーマ「ガラモンソング」と「ストーリーテラー」を新録音し直し、35年分あった劇伴を2枚組のサウンドトラックCDにして発売することも決定。2019年の『秋の特別編』で放送され、この春の傑作選でも放送された斉藤由貴主演『恋の記憶、止まらないで』の劇中歌「恋の記憶」も収録される。

 ストーリーテラーのタモリは「ここまで長く続けられて、たくさんの方に見ていただけて本当に感謝をしています。今回ヴァーチャル映像を使った新しい形でテラーパートを撮影しました。もうこれからセットを作らなくてよくなるんじゃないですかね(笑)。そのくらいすごかったです」とコメントした。

 土曜プレミアム『世にも奇妙な物語35周年SP 秋の特別編』は、フジテレビ系にて11月8日21時放送。

※コメント全文は以下の通り。


<コメント全文>

■タモリ

◆春の放送では、一夜限りの復活放送が大きな話題となりました。

SNS上でも嬉しい反響が多く見られますが、こんなにも愛されている番組だということを受けて、あらためていかがでしょう?
「35年もやっていると、始まった頃のエピソードは知らない方が多いでしょうね。新作も傑作選も新鮮に見てもらえると思います。こんなに愛していただいてとても有り難いですね」

◆今回は新作3本、そしてテラーパートも新たな形で撮影しました。視聴者の皆様へメッセージをお願いします。

メッセージというより御礼しかないです。ここまで長く続けられて、たくさんの方に見ていただけて本当に感謝をしています。今回ヴァーチャル映像を使った新しい形でテラーパートを撮影しました。もうこれからセットを作らなくてよくなるんじゃないですかね(笑)。そのくらいすごかったです。ぜひ楽しみにしていてください。

■プロデューサー:歌谷康祐(共同テレビ)

『奇妙』というおもちゃで遊んでほしい、35年前この番組を創り出した大先輩の言葉です。
そんな、この番組の礎にもなっている想いを、確かに受け継いだ新作3本が出来ました。どれもキャスト、スタッフが遊び尽くした『奇妙』な作品に仕上がっています。そこへ、今観ても一切褪せることのない傑作を加えた『35周年SP 秋の特別編』。新たな奇妙の歴史に刻まれる1ページをぜひご覧ください。

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