timeleszの寺西拓人が6日、都内で行われた映画『天文館探偵物語』完成披露試写会舞台あいさつに、大原優乃、肥後遼太郎、室龍太、高田翔、原嘉孝、西岡徳馬、諸江亮監督と共に出席。スタッフから撮影現場での様子が明かされると「ちょっと恥ずかしいですね」と照れ笑いを浮かべた。



【写真】舞台挨拶で寺西拓人、原嘉孝、室龍太、高田翔の4ショットが実現!

 本作は、南九州一の繁華街、鹿児島県の天文館を舞台にした作品。困ってる人たちを見過ごせない人情に厚い探偵たちが、訳ありのシングルマザーに手を差し伸べたことをきっかけに、天文館の再開発問題に巻き込まれ、無謀と知りながらも街を想い、人との絆を大切にしていく姿を描く探偵たちの物語となっている。

 本作が映画初主演となる寺西は、登壇すると「本日はありがとうございます。初主演です! 初主演です!」とアピール。「っていうのは冗談で、たくさんの方の思いが詰まった作品ですので、みなさんの元に届くのがすごく楽しみです」とほほ笑んだ。

 イベントでは、スタッフからのコメントが届いた。スタッフは撮影現場の寺西について「多くのエキストラさんにご出演をいただいておりましたが、撮影の前に皆さんが現場に到着するたびに、自己紹介と共におひとりおひとりにごあいさつをされていて、大変驚きました」「ご自身の出番ではないシーンで、肥後くんと2人で『あれ、何してるんですか?』と一般人のふりをしてスタッフを驚かせていました。現場の様子も見に来てくれていたんだなとわかりました。お茶目に見せつつ、主演としての意識の高さを感じました」と告白した。

 それを聞いた寺西は「一言一句そのとおりでございます」と冗談混じりに語り「ちょっと恥ずかしいですね」と反応。「本当に冗談抜きで、エキストラの方々もこの作品を作る上での大切なピースです」と口にし「そういうふうにみなさんが思ってくださっていたんだったらうれしいです。僕としては本当に当たり前のことをしただけです」と語った。


 撮影時間が2~3時間だったという原は、寺西の撮影を見に行くこともあったという。原は「スケジュールが2泊3日で(笑)。でもこれは役作りだと思って、サウナ入りに行って、しろくまを食べに行って、地鶏なんか食べちゃって、夜はバーなんか飲み歩いちゃって。これは役作りとして!」と鹿児島を満喫したことを告白。キャスト陣は「撮影終わってからの話(笑)」とツッコみ、原は「そういう時間もあったので、てらの撮影現場を見に行ったり楽しく過ごさせていただきました」と満足気に語った。

 映画『天文館探偵物語』は、11月21日より鹿児島県にて先行公開、12月5日より全国公開。

※西岡徳馬の「徳」は、「心の上にー」が正式表記

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