ミュージカル『PandoraHearts』が11月7日より開幕。メインスタッフ&キャスト10名からコメントが到着。

舞台写真も公開された。

【写真】11月16日まで上演中! ミュージカル『PandoraHearts』舞台写真ギャラリー

 原作は、望月淳による壮大なダークファンタジー漫画(Gファンタジーコミック)。童話をモチーフに、主人公を取り巻く登場人物の複雑な過去や関係性、さまざまな伏線が散りばめられた緻密なストーリーで多くの読者を魅了した。そして迎えた衝撃の結末から10年、いまだに根強い人気を誇る本作が、ついに舞台化される。

 身に覚えのない罪により、「アヴィス」と呼ばれる異世界に堕とされてしまった主人公。そこで、記憶を失った少女と出会い―。己の罪とは? 少女の失われた記憶とは? 時空を超えた自分探しの旅が、今再び始まる。

 脚本・演出に山崎彬、作詞に高橋亜子、音楽に富貴晴美。実力派スタッフを迎え、独創的で深遠な世界観をミュージカルにのせて届ける。

 なお、11月11日12時、12日18時、13日12時、14日18時の回限定で、来場プレゼントとして、非売品の特製トランプカード(全5種/ランダム配布)を1枚プレゼントする。

 また、ニコニコ生放送にてライブ配信(有料)が決定。11月15日12時の回(全景映像)、同日17時30分の回(スイッチング映像)で実施される。


 ミュージカル『PandoraHearts』は、東京・シアターHにて11月16日まで上演。

 コメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■脚本・演出:山崎彬

脚本に頭を抱え、どう演出するかに悩み、キャスト・スタッフそれぞれ試行錯誤して、この一筋縄ではいかない「PandoraHearts」という物語のミュージカル化に挑みました。

簡単ではなかったけれど、ずっと楽しかった。魅力的な原作の舞台化は、こちら側も作っていて楽しいのです。この日を迎えられたこと、とても嬉しく思います。

ひと時も目が離せない本格的なミュージカル劇を、どうぞご堪能ください。

■オズ=ベザリウス役:横山賀三

「PandoraHearts」という作品に、どんどん惹かれていった稽古期間でした。

人を信じたり、頼ったりすることが難しいオズくんですが、根拠のない“愛”を信じてみてもいいのかもしれない。そんな気づきをくれる物語です。

本当の意味で「仲間になる」とはどういうことなのか。その答えを、オズとともに探していく旅でもあります。
この作品を通して感じることは、人それぞれ違うと思います。

でも、なにか一つでも前向きな想いを持ち帰っていただけたら嬉しいです。

しっかりとパッションを込めてお届けします。楽しみにしていてください! 頑張ります!

■アリス役:竹内夢

いよいよミュージカル『PandoraHearts』が開幕します!

独創的で深遠な世界観をもつ「PandoraHearts」ですが、稽古場では笑いの絶えない和やかな雰囲気の中、作品づくりに取り組むことができました。

それぞれのキャラクターが深い闇を抱えながらも真っ直ぐに生きようとしている姿から、皆様にも何か希望をお届けできる作品になっていると思いますので、ぜひ最後まで楽しんでいただけたら嬉しいです。

■ギルバート=ナイトレイ役:泰江和明

ミュージカル『PandoraHearts』ついに開幕いたしました。ここまで支えてくださった「パンミュ」に関わる全ての方々に感謝申し上げます。

今日まで積み重ねてきたこの世界を今一番前から観たいのは僕たちかもしれません。初日の緊張感、舞台セット、全てが合わさったこの世界がどうなるのか、改めてキャラクターを演じられることに感謝を持って主人に尽くしていきます。どうか最後まで応援よろしくお願いします。

■シャロン=レインズワース役:礒部花凜

ミュージカルで「PandoraHearts」を上演すると最初にお伺いした時、この作品のミュージカル音楽との相性の良さと、荘厳で華やかな世界観の舞台化への期待が一気に押し寄せてきたのを覚えています。

あのシーンはどう演出されるんだろう…?煌びやかな衣裳は?セットはどんな世界観になるんだろう?と想像が止まらなくなりますよね!

私自身がちょうど連載当時夢中になっていた世代ということもあり、出演情報が発表された時は、いつも以上に周りの方から期待の声もいただきました。
連載終了から何年経っても、それほどたくさんの方に愛されている作品なのだ、ということを肌で感じました。

そんな、皆様が大切にされてきた今作の舞台をつくらせていただく一員として、ひとつひとつ誠実に、そしてシャロンとして華麗に、時にお茶目に、精一杯努めさせていただきます。

ぜひ、この世界に足を運んでいただけるのをお待ちしております!

■ザークシーズ=ブレイク役:山本一慶

ミュージカル『PandoraHearts』いよいよ開幕です!

稽古を重ねるごとにブレイクを演じることが楽しくてたまりません!

原作の持つ魅力をミュージカルで表現することで、また新たな魅力を持つ「PandoraHearts」が生まれています。カンパニーもとても明るく、素敵な作品を作る意欲があるメンバーが集まりました! 皆さんに届けるのが楽しみです。エミリーともとても仲良くなりました(笑)。ぜひ劇場でお会いしましょう!

■ヴィンセント=ナイトレイ役:佐々木喜英

連載終了から10年、名作が満を持して令和の時代に舞台化される衝撃はまさに「PandoraHearts」の第1巻を読んでいるような感覚になります。

とても奥深いストーリーで、様々なキャラクターの過去・時間軸の物語がありますが、そのパズルの一つ一つを繋ぎ合わせ、少しずつ謎が解けていく瞬間を楽しんでいただければ幸いです。
いよいよ開幕、アヴィスへの道が開きます。

そこには何が待ち受けているのか…ぜひ劇場でご覧ください。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

■エコー役:高橋果鈴

出演が決まってすぐに原作を読み、この作品でしか味わえないダークファンタジーの世界がとても美しくて儚くて、一気に引き込まれました!

稽古が始まる前は舞台で一体どのように表現するんだろうと思っていたシーンがたくさんあったのですが、それを私たちだからこそできる表現を詰め込んで形にしていく過程がとても楽しかったです。

エコーとしては、今回はオズとの出会いがとても大切なシーンになっているので、ぜひ注目していただきたいです!

■チェシャ猫役:田口司

出演が決まった時は「猫!!!」ってなりました(笑)。
でも原作を読めば読むほど深くて難しい役で、やりがいを感じると共にとても楽しみになりました。そして自分が普段なかなか演じることのないタイプのキャラクターなので、それもまた楽しみの1つです。

見どころはたくさんありますが、その中でも自分は楽曲なのかなと思います。どの楽曲もとても幻想的で壮大で本当に素敵なんです! ミュージカル『PandoraHearts』、楽しんでいただけたら嬉しいです!

■ジャック=ベザリウス役:鮎川太陽

「パンミュ」、まもなく開幕です。ジャックという魅力的で複雑な人物として舞台で生きられることを、とても光栄に感じています。稽古を重ねる中で、作品全体に流れる“運命”と“絆”の深さに胸を打たれました。

千秋楽までキャスト・スタッフ一同、この世界を丁寧に紡いでまいります。お客様一人ひとりの心に残る物語となるよう、精一杯演じますので、ぜひ劇場でお楽しみください。

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