TBS赤坂ACTシアターにて上演中の舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』日本公演が、2026年12月27日をもって千秋楽を迎え、4年半のロングラン公演に幕を下ろすことが決まった。併せて、ラストイヤーのメインビジュアルと舞台写真が解禁となった。



【写真】こんなにいる! これまでハリーを演じてきた名優たち

 2022年開幕した日本公演は、総観客数130万人を突破、さらに通算1300回公演を達成。

 これまでハリー・ポッター役を務めたのは、藤原竜也石丸幹二向井理藤木直人大貫勇輔、平方元基、吉沢悠稲垣吾郎平岡祐太、カバーキャスト上野聖太の計10名。他の主要キャストもダブルキャスト、トリプルキャストを採用している。

 本作は、小説「ハリー・ポッター」シリーズの作者J.K.ローリングが、ジョン・ティファニー、ジャック・ソーンと共に舞台のために書き下ろした「ハリー・ポッター」シリーズ8作目の物語。小説の最終巻から19年後、父親になった37歳のハリー・ポッターとその息子アルバスの関係を軸に描かれる新たな冒険物語は、2016年7月のロンドン初演以降世界中で多くの演劇賞を獲得するなど好評を博しており、国内でも第30回読売演劇大賞の選考委員特別賞、第48回菊田一夫演劇大賞を受賞している。

 最大の魅力は、世界のエンターテイメントを牽引する一流スタッフが知恵と技術を結集して創り上げたハリー・ポッターの世界観を「体感」できること。原作ファンも、そうでない人も楽しめるストーリー、次から次へと飛び出す魔法の数々、ハリー・ポッターの世界に入り込んだような舞台美術と衣裳、独創的な音楽、体感する全てが観客を魔法の空間に誘う。

 2026年2月~4月公演チケットは一般販売中。2026年5月公演以降の詳細情報は来春発表予定。

 また、ラストイヤーに先がけ、「年末ファン大感謝祭2025」が、12月28日19時より都内某所にて開催される。登壇者は、アルバス・ポッター役の福山康平、佐藤知恩、原嶋元久、スコーピウス・マルフォイ役の浅見和哉、久保和支、大久保樹。キャストによる開幕からの4年間を振り返るトークやゲームコーナーなどを予定している。
応募締切は11月24日23時59分。

 舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』日本公演は、TBS赤坂ACTシアターにて上演中。

※主催からのコメント全文は以下の通り。

<主催コメント全文>

2022年7月の開幕以来、お客様の魔法を信じる力に支えられて上演を続けてきた舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』が、来年12月27日、ついにそのロングランの幕を下ろすことになりました。

ハリポタファンの新たなる聖地となった赤坂には、昼夜を問わず国内外からたくさんのお客様が集まり、街全体が魔法のように生まれ変わりました。ひとつの舞台が街全体を変えてしまうという体験は、エンターテイメントが持つ力を改めて信じたいと思わせてくれました。劇場での魔法体験を終えたお客様の笑顔が、開幕以来、キャスト・スタッフの日々の活力になっています。劇場に足を運んでくださったお客様をはじめ、この公演に関わってくださったすべての皆様に心より感謝を申し上げます。

ラストイヤーとなる2026年は、1年を通して劇場内外でさまざまなイベントを企画し、お客様の心に「舞台ハリポタ」が一生残るような劇場体験をご提供したいと思っています。
魔法を、今こそ体験してください。

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