2026年1月3日21時30分放送のスペシャルドラマ『119エマージェンシーコール2026 YOKOHAMA BLACKOUT』(フジテレビ系)の新キャストとして、長野博、莉子、柏原収史、丸山礼の出演が決定し、コメントが到着した。

【写真】長野博、莉子が司令課3係のメンバー、柏原収史がAIエンジニアに!

 本作は、消防局の通信指令センターを舞台に、一本の電話で命をつなぐ“最前線”に立つ、指令管制員たちの“現実(リアル)”を描く完全オリジナルストーリーだ。



 スペシャルドラマでは、連ドラ最終話から9ヵ月後、2025年の年末に巻き起こる出来事を描く完全新作となる。横浜市消防局・司令課3係の指令管制員で一度聞いた声は忘れない主人公の粕原雪役の清野をはじめ、瀬戸康史、見上愛、一ノ瀬颯、前原滉、中村ゆり、佐藤浩市らおなじみのメンバーが再集結。そして、新たに司令課3係のメンバーとして長野、莉子が加わり、AIエンジニアの役で柏原も登場する。

 長野が演じるのは、司令課3係の指令管制員である関家高規(せきや・たかのり)。消防と救急・救助の現場を経験し、救急救命士の資格も持つベテラン。感情を出さず淡々と仕事をこなし、マニュアル以上のことはしようとせず、常に現実的な視点で仕事に臨む。ある出来事がきっかけでそれまで支えにしてきた使命感が揺らぎ、仕事への向き合い方に迷いが生じるようになった。

 長野は『劇団演技者。』(2005年4月~5月)以来、約20年ぶりにフジテレビドラマに出演。「シリーズで出来ている空気感の中に飛び込み、司令課という船に身を委ねようと思います」とコメントを寄せた。

 莉子が演じるのは、司令課3係の指令管制員である綿貫なずな(わたぬき・なずな)。仕事へのやる気はあるのだが、自分をドジだと思っていて、失敗することを極端に恐れている。
特に電話に出て話すのが苦手で、実は司令課の仕事は自分に向いていないと思っている。「すみません」が口癖で、つい通報者にも謝ってしまうことも。職場に不満があるからではなく、自分には向いていないという思いから密かに転職を考えていて…。莉子は『明日はもっと、いい日になる』(2025年7月クール)以来のフジテレビドラマ出演となる。

 柏原が演じるのは、AIエンジニアの原龍臣(はら・たつおみ)。現在は「ブレインアトラス」というAI系スタートアップを経営する社長。“AI指令管制員”構想を持ち込み、通話データの採取と現場観察を行うことに。柏原は、『スティンガース 警視庁おとり捜査検証室』(2025年7月クール)以来のフジテレビドラマへの登場となる。

 さらに、前原演じる箕輪健介の寄席を見に来る議員秘書の山岡悠美(やまおか・ゆみ)を丸山礼が演じることも決定した。山岡は県議会議員の秘書をしており、箕輪に今度議員に会わないかと話を持ちかけたことから、箕輪の心中にある変化が生じ…。丸山がフジテレビ制作のドラマに出演するのは本作が初となる。

 そして、連続ドラマ『119エマージェンシーコール』全11話の一挙再放送も決定。
フジテレビほかにて12月27~31日にかけて全11話を再放送する。

 スペシャルドラマ『119エマージェンシーコール2026 YOKOHAMA BLACKOUT』は、フジテレビ系にて2026年1月3日21時30分放送。

 長野博、莉子、柏原収史、丸山礼のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■長野博

――本作への出演が決まったときの思いをお聞かせください。

「緊張感のあるドキュメンタリーのようなストーリーの中に入れる事が楽しみです」

――『119エマージェンシーコール』という作品の印象はいかがですか?

「119番は身近な感覚でいました。実際の現場の様子が体感できるような世界観を作り上げている作品という印象です」

――ご自身が演じられる役の印象を教えてください。

「冷静でクールな印象があります。(消防と救急・救助の現場)経験がある役で、内に秘めたものを持っているんですが、心の引き出しにしまってしまい仕事を淡々とこなすタイプに見えます」

――本作に懸ける意気込みをお聞かせください。

「シリーズで出来ている空気感の中に飛び込み、司令課という船に身を委ねようと思います」

――最後に放送を楽しみにしている視聴者やファンの皆さんへメッセージをお願いします。

「リアルにもありえる作品の世界観を体感いただき一緒にドキドキしながらご覧ください」

■莉子

――本作への出演が決まったときの思いをお聞かせください。

「素直にうれしかったです。しかし、うれしいと思うと同時に“119番”という題材を扱うこと、そして既に愛されている作品に新たに参加させていただくことに不安も感じました。
私が今回演じさせていただく綿貫なずなという役は、今の自分の中にあるリアルな感情をプラスに生かせる役だと思っています。着飾らず、素直な気持ちを持って参加させていただきます。よろしくお願いいたします」

――『119エマージェンシーコール』という作品の印象はいかがですか?

「人生でなかなか触れることのない“119番”という世界を、身近に感じられる作品だと思います。知るきっかけを与えてくれる作品でもありますし、今後もし自分が119番をかける場面に直面したとき、どのように伝えればいいのか――改めて“声”の大切さを考え直したいと思える、日常に生かせる作品だと感じています」

――ご自身が演じられる役の印象を教えてください。

「私は今回、指令管制員で働いている役ですが、社会で働く多くの方と通ずる部分がある役だと思います。一度はよぎってしまうような自分に対しての存在意義や、働くことに対しての不安を持っている女の子です。私自身のリアルな気持ちも大切に、繊細に、丁寧に作り上げていきたいと思っています」

――本作に懸ける意気込みをお聞かせください。

「実際に現場見学をさせていただいたり、スタッフ・キャストの皆様とお会いする中で、作品への実感が少しずつ湧いてきています。不安もありますし、日々新しい情報が入ってきて混乱しつつもありますが、皆さんと手と手を取り合って撮影を進めていきたいです」

――最後に放送を楽しみにしている視聴者やファンの皆さんへメッセージをお願いします。

「お正月の放送ということで、一人でも多くの方にこのドラマが届き、救える命が増えるきっかけになればうれしいです。家族や大切な人と一緒に観ていただきたいです!良い年明けにできるよう頑張ります!よろしくお願いします!」

■柏原収史

――本作への出演が決まったときの思いをお聞かせください。

「すてきなキャスト、スタッフの方々とご一緒できること、率直にうれしかったです」

――『119エマージェンシーコール』という作品の印象はいかがですか?

「日常ではなかなか知ることのできない世界を知ること、見ることができて、裏で頑張っていただいている方々のおかげで、安心安全が守られていることを再認識できるすばらしい作品だと思います」

――ご自身が演じられる役の印象を教えてください。


「AI開発会社の社長という役どころですが、僕自身もここ数年のAIの進化には大変興味を持っているので、人間とAIの関わりについて深く考えていければと思います」

――本作に懸ける意気込みをお聞かせください。

「このドラマの世界観に花を添えられるよう、作品のファンの方々の期待を裏切らないよう、精一杯演じたいと思います!」

――最後に放送を楽しみにしている視聴者やファンの皆さんへメッセージをお願いします。

「消防局司令センターの中で起こるさまざまな事象に対して懸命に生きる人、そしてそこに生まれる思い、さらにAIとの相関性、など沸き起こる全てが見逃せない展開となっておりますので、ぜひ放送を楽しみにしていてください」

■丸山礼

――本作への出演が決まったときの思いをお聞かせください。

「“ワオ!”と声が出ました。うれしい反面、オファーをいただけて驚きましたが、なんだか盛り上げられそうで胸が高鳴りました!」

――『119エマージェンシーコール』という作品の印象はいかがですか?

「人を身体的に救うというお仕事の中でも、緊急な状況下でかつ初期段階の電話での対応をしてくださるお仕事にフォーカスする新鮮さと、バディのように協力しあうメンバー配置とその人たちの人生もまた多岐に渡って映し出されていてそのストーリーの緩急が心を掴んで離してくれない!ということと、ゲストの声優さんが毎回話題になっていて、声だけの出演ならではのプロの仕事っぷりも相まって見応えがあるドラマだなと思って拝見していました」

――ご自身が演じられる役の印象を教えてください。

「秘書という仕事をしながら、自分の趣味の視野が広い面も持っていて、それを生かしながら非常にお仕事熱心。そのような姿を丁寧に作れたらいいなと思っています」

――本作に懸ける意気込みをお聞かせください。

「司令センターの職場の雰囲気がとっても良くてテレビを見てほっこりしながら…担っているものが大きく大変なお仕事と思っていました。今回のスペシャルでは、その司令センターのある職員さんと関わることになるのですが、私の役が物語のきっかけになるかも…!というところまでお話できます!新しく出演なさる方も多いので、ぜひお楽しみにしていただきたいです!」

――最後に放送を楽しみにしている視聴者やファンの皆さんへメッセージをお願いします。

「新春を迎えてもまだ外は冷えると思いますので、ぜひ暖かくしながら手に汗握ってつい肩も上がる臨場感、そしてみかんに手を伸ばしたくなるほっとする人間模様のストーリーもお楽しみいただけたらと思います。私を見逃さないようにお願いいたしますね!」

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