勝地涼瀧本美織が、2026年1月8日スタートのドラマ『身代金は誘拐です』(読売テレビ・日本テレビ系/毎週木曜23時59分放送)でダブル主演を務めることが発表。併せて、夫婦を演じる2人を捉えたポスタービジュアルも解禁された。



【写真】勝地涼&瀧本美織が夫婦に! キャラクタービジュアル

 本作は、子どもを誘拐された家族が誘拐犯になる、ノンストップ考察ミステリー。脚本は大林利江子が手掛ける。

 誘拐犯から要求されたのは、「身代金」ではなく「別の子ども」の誘拐だった。

 8歳の娘を誘拐された夫婦にかかってきた一本の電話。「その子を誘拐しなければ、あなた達の娘を殺します」。前代未聞の脅迫に戸惑う夫婦。良心か…わが子の命か…。娘を誘拐され、追い詰められた夫婦が下した決断は、自らも“誘拐犯”となることだった。

 愛する娘を救うため、被害者から一転、加害者になることを選んだ夫婦の運命は? なぜ犯人はターゲットを直接誘拐せず、無関係の家族を巻き込んだのか?

 先日には、主人公の夫婦の幼少期(生成AIで作成)の写真が掲示され、この人物となる主演2人がいったい誰なのかを考察。当たった人には抽選で総額100万円分が当たるという企画を実施し話題に。

 そしてこの度、夫婦を演じるのが、勝地涼と瀧本美織であることが明らかとなった。

 勝地が演じるのは、鷲尾武尊(わしお たける)。
武尊は神奈川県警・捜査一課の元刑事。大学卒業後、「困っている人を助けたい」という一心で刑事となった。しかし8年前、誘拐事件の捜査中に、決定的な場面で引き金を引けず、犯人を取り逃がしてしまう。その失敗を機に、自分は警察官としての資質に欠けているのではないかと悩み、退職。現在は、地域密着型の防犯セキュリティ会社〈タウン・キーパーズ〉で働いている。

 勝地は「1話で衝撃の展開があって、2話でも裏切りのようなものがあったり、すごく引き込まれます」と語り、「真面目で熱意のある武尊という役は、ある意味チャレンジだと思っています。コメディのイメージが強いと思われている勝地の、ふざけていないシリアスな芝居に、ぜひ注目してください(笑)」とアピール。

 瀧本は、武尊の妻・鷲尾美羽(わしお みう)役。美羽は主婦の傍ら、近所のファミレスで週4日パート勤務をしている。共働き両親に育てられ、どこか寂しさの残る子ども時代を過ごした経験から“家庭を大切にしたい”という思いが強い。買い物に出かけても、娘のものばかりを手に取り、何よりも娘を最優先に考える。そんなある日8歳の娘が誘拐され、“子どもを取り戻したい”という思いから、一線を越える決断を下す。


 瀧本は「今はまだ1、2話を読んだ状態ですが、息切れしています(笑)」と、スピーディーな展開に圧倒された様子。そして「二児の母という役柄が初めてなので、守るものがあったら、すごく人は強くなれるんじゃないかなと台本を読みながら想像していました。私自身も美羽同様に、家族というものを大切にしていますし、大好きな存在なので、その気持ちを役に投影することが出来たらいいなと思います」と語っている。

 ポスタービジュアルは、白いシャツ姿の勝地と滝本が並んだもの。2人の間には、劇中で彼らが誘拐しようとする子どもらしき影が。「その選択は、罪か。愛か。」というキャッチコピーも添えられ、抗えない現実に直面した夫婦の決意や苦悩が表現されたビジュアルとなっている。

 なお、11月28日にはティザー動画も公開される予定。

 ドラマ 『身代金は誘拐です』は、読売テレビ・日本テレビ系にて2026年1月8日より毎週木曜23時59分放送。

※勝地涼と瀧本美織のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■勝地涼(鷲尾武尊役)

――脚本を読んでの感想は?

どんな展開になっていくのか、 すごくワクワクしながら読みました。今実際に2話までもらっていて全体のプロットでも読ませていただいているんですけど、1話で衝撃の展開があって、2話でも裏切りのようなものがあったり、すごく引き込まれます。
その中で、話の展開にまだ整理がつかない自分もいるので、それもまた楽しんでいます。

――鷲尾武尊という役について。

真っすぐな武尊という役柄に、自分も近いというか、真っすぐに突き進むタイプです。真っすぐすぎるが故に…ということもあります(笑)。真面目で熱意のある武尊という役は、ある意味チャレンジだと思っています。

――瀧本美織さんの印象は?

美織ちゃんのことは昔から知っているので、奥さん役と聞いてとても安心感がありました。久しぶりに会って対応力がすごくなっていて驚いています(笑)。

――撮影現場で楽しみにしていることはありますか?

撮影現場って本当にハードですし、今回特にいろんな場所に行くと思います。寒さと、恐らく過酷なロケだと思うので、お願いできることなら、ロケ弁にプラス温かいスープを出してくれたりしたら、みんな喜ぶと思います。食で心も温まります。

――作品を楽しみにしている視聴者へメッセージを。

コメディのイメージが強いと思われている勝地の、ふざけていないシリアスな芝居に、ぜひ注目してください(笑)。
そして、見てくださっている方々も一緒に考察しながら最後まで見ていただけると嬉しいです!

■瀧本美織(鷲尾美羽役)

――脚本を読んでの感想は?

とにかくすごくスピーディーに話が進んでいくので、台本読むのにもエネルギーが必要でした。今はまだ1、2話を読んだ状態ですが、息切れしています(笑)。知らない自分を知れるのかなと思えたり、新しい家族の形だったりもするので、そこは楽しみながらやりたいと思います。

――鷲尾美羽という役について。

二児の母という役柄が初めてなので、守るものがあったら、すごく人は強くなれるんじゃないかなと台本を読みながら想像していました。私自身も美羽同様に、家族というものを大切にしていますし、大好きな存在なので、その気持ちを役に投影することが出来たらいいなと思います。

――勝地涼さんの印象は?

昔からよく知っているので、武尊役が勝地さんですごく安心しました。以前も1月期の作品でご一緒させていただきました!

――撮影現場で楽しみにしていることはありますか?

冬クールのドラマは、クリスマスや年越し、あとバレンタインだったり、いろんなイベント事があるので、少しでも冬の楽しみを感じられることがしたいです。

――作品を楽しみにしている視聴者へメッセージを。

登場人物の誰もが怪しく見えてくると思うので、いろんなキャラクターの表情や仕草、動向に注目してぜひ追いかけてみてください!

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