石井杏奈が主演し、上田竜也が共演するドラマNEXT『聖ラブサバイバーズ』(テレビ東京系/毎週⽔曜24時30分)が、2026年1月7日より放送されることが決定した。

【写真】『聖ラブサバイバーズ』原作書影

 原作は『ホタルノヒカリ』『西園寺さんは家事をしない』など、数々の話題作を生み出してきたひうらさとるによる同名作。

講談社とpixivが共同で運営する少女・女性向けマンガアプリ「Palcy」にて連載された、恋愛・結婚・セックスといった悩みを抱える多くの女性から共感を集めた大人のラブコメディーだ。

 本作では、アラサー女子&男子が抱える悩みや葛藤、欲望に真正面から向き合い、自分に正直に生きることの意義をリアルに描く。結婚というハッピー“エンド”のその先にある、“愛”と“性”の冒険譚となっている。

 雑誌の記事を読んだことがきっかけで、人気バンドのメンバー・王子和弘に恋をした相澤ハルは、「王子に会いたい」という想いだけを胸に、安定企業の仕事を辞めてフリーライターに転身。念願が叶って王子と知り合うことができ、いつの間にか王子の身の回りの世話をする“お世話係”のような存在になってしまうのだが、ある出来事を機に王子からプロポーズされ、結婚することに。

 しかし結婚式当日、王子に「結婚しても俺ら、フィジカル(肉体的)なことはナシでいいよね?」と告げられ、ハルは本当の意味での“バージンロード”を歩くことになってしまう。

 “セックスレス”どころか“セックスゼロ”の新婚生活に悩むハルは、友人である既婚で子持ちのヘアメーク・松岡冬実、外資系企業で働く桐山秋菜に打ち明けようとするが、2人もそれぞれ“深い悩み”を抱えていて…。

 大好きな推しと結婚したにもかかわらず、“セックスゼロ”の新婚生活に悩む主人公・相澤ハル役には、石井杏奈。現在放送中のドラマ『小さい頃は、神様がいて』に出演し、12月全国公開の映画『楓』やNetflix『10DANCE』への出演も控えるなど、数多くのドラマ・映画・CMで活躍する実力派俳優だ。

 石井は「この作品は私にとって新たな挑戦であり、演じながらたくさんの感情と向き合う時間になりそうです。悩みを抱える人の心に寄り添えるような作品にしたい。“幸せとは何か”“愛とは何か”を改めて考えながら、体当たりで挑みます。
ぜひ多くの方に届きますように」と期待を寄せた。

 人気バンド・サフラジェットシティのベース担当であり、ハルの夫・王子和弘役には、上田竜也。上田はKAT-TUNのメンバーとしての活動後、俳優として数々のドラマや舞台に出演し、自身初となる小説『この声が届くまで』の執筆や、自ら演出を手掛ける音楽フェスティバル「MOUSE PEACE FES.」を2年連続で開催するなど、その才能を多方面に発揮している。

 上田は「王子はクールだけどクールじゃないみたいな印象で。ナルシストっぽくオラオラな感じはありつつ、でもふとした瞬間の笑顔が優しかったりとか…ある意味ギャップみたいなものが魅力だと思うので、そのギャップが出るように、そしてちゃんとハルが推せるような王子を演じられたらなと思っています」と意気込みを語った。

 また、本作は地上波放送に先駆け、動画配信サービス「U-NEXT」で12月31日21時より独占先行配信されることが決定している。

 ドラマNEXT『聖ラブサバイバーズ』は、テレビ東京系にて2026年1月7日より毎週水曜24時30分放送。

※石井杏奈、上田竜也ほかのコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■石井杏奈

 ハル役を務めさせていただきます!! この作品は私にとって新たな挑戦であり、演じながらたくさんの感情と向き合う時間になりそうです。悩みを抱える人の心に寄り添えるような作品にしたい。“幸せとは何か”“愛とは何か”を改めて考えながら、体当たりで挑みます。ぜひ多くの方に届きますように。


■上田竜也

 原作や台本を読んで、初めて挑戦する役どころにすごくワクワクしています。王子はクールだけどクールじゃないみたいな印象で。ナルシストっぽくオラオラな感じはありつつ、でもふとした瞬間の笑顔が優しかったりとか…ある意味ギャップみたいなものが魅力だと思うので、そのギャップが出るように、そしてちゃんとハルが推せるような王子を演じられたらなと思っています。しっかりと『聖ラブサバイバーズ』の世界観に入って、原作ファンの方々にも楽しんでいただけるような作品にしたいと思っています。

■原作者・ひうらさとる

 『聖ラブサバイバーズ』、まさかのドラマ化です! しかも、ドラマ好きには“安定のクオリティー”なテレ東系さんの深夜ドラマ! 本当に嬉しいです。

 ハル役は、今まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの石井杏奈さん! 『東京ラブストーリー』の頃から、芯の通った熱量の高い俳優さんとしてずっと注目していた方です。原作のハルの“鈍臭さ”とはほど遠いスタイリッシュさを持ちながら、その中にある繊細な気持ちも丁寧に表現してくださるのでは…と期待しています!

 そして、王子役はなんと…上田竜也さん! 鈴木プロデューサーからそのお名前をうかがったときは、「…え? その方は神々のグループにいらした方なので…無理では…?」と震えましたが、ご快諾いただき本当に光栄です。どんな王子を演じてくださるのか、今から楽しみでなりません。

 この作品は、私にとってたくさんの新しい挑戦を詰め込んだ、とても思い入れの強いものなのですが、なにせ「これ地上波で大丈夫!?」というシーンだらけ(笑)。でも、必ず最終回にはみなさんを“ハッピーエンドのその先”へ連れて行ってくれるドラマになると思いますので、どうぞお楽しみに!

■番組プロデューサー・鈴木里佳子(テレビ東京 ドラマ制作部)

 これほど愛や性についてありのままに正直に向き合う作品は過去なかったかもしれません。女性の多くは、恋愛・結婚・セックスなどに悩みを抱える中で、特に性については、人に言えなかったり自分をごまかしたりすることもありますが、『聖ラブサバイバーズ』に登場するキャラクターたちは真っすぐに向き合います。この物語は、推しと結婚するところから始まる、自分に正直に生きることへの意義をリアルに描いた大人のラブストーリーです。
原作のひうらさとるさんが生み出された、リアルで赤裸々ながらも女性に寄り添う明るくポップな世界観が世の女性たちの共感を得ることは間違いないと思い、連続ドラマ化でオファーさせていただきました。

 主人公・ハルは、推しである王子が大好きで、大好きがゆえに暴走したり葛藤したり喜怒哀楽が豊かな愛すべきキャラクター。そんなハルを愛嬌たっぷりに魅力的に演じてくださるのが石井杏奈さんです。コロコロ変わる表情や気持ちもすべてが可愛らしくナチュラル。これから進んでいく撮影の中でも役に誠実に向き合っていただけると思い、愛と性の冒険に出るハル役を石井さんにお願いしました。

 ハルの推しのバンドマン・王子は、一見クールでナルシストな部分もありますが、自分を大好きでいてくれるハルに対しては無邪気で素直な可愛らしい一面を見せます。そんな王子を妖艶でミステリアスでキュートに演じてくださるのが上田竜也さんです。ワイルドでストイックな印象がありますが、実は自然体でチャーミングな一面もあって王子役にピッタリ。外に見せる表情とハルだけに見せる表情とのギャップをとにかく魅力的に演じてくださると確信して上田さんにお願いしました。

 ひうらさとるさんが生み出された、ハッピーエンドのその先の、愛と性の冒険譚を、石井さんと上田さん、河原監督とともに大切に丁寧に作り上げていきます。ぜひご期待ください。

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