元フィギュアスケート五輪日本代表の村上佳菜子が、テレビ東京「ミラノ・コルティナ2026オリンピック」のアスリートキャスターに就任。あわせて、UVERworldの「EVER」がテレビ東京系ウィンタースポーツ2026のテーマソングに決定した。



【写真】テレビ東京系ウィンタースポーツ2026のテーマソングを歌うUVERworld

 2026年2月6日にイタリアで開幕する「ミラノ・コルティナオリンピック」において、テレビ東京はアイスホッケー女子予選やスノーボード男子ハーフパイプ予選を中心に、大会序盤から注目の競技を中継する。

 そしてこのたび、中継を盛り上げるアスリートキャスターとして、元フィギュアスケート五輪日本代表でプロフィギュアスケーターの村上佳菜子が就任した。村上は2014年ソチオリンピック出場後に現役を引退。現在は解説やテレビ出演、アイスショーなど、幅広い分野で活躍の場を広げている。

 初めてのアスリートキャスター就任にあたり、村上は「自分もスポーツを頑張ってきた1人なので、競技は違えど、皆様にお伝えできることが沢山あると思います」とコメントし、大役への意気込みを見せた。

 大会期間中は東京の特設スタジオから出演予定で、現地取材スタッフから届く情報を、視聴者に熱く、わかりやすく伝える。12年前に自身も立ったオリンピックの舞台を「アスリートにとって最高峰の試合」と振り返る村上は、「アスリートに寄り添いながらも、私にしかできない、元気にスポーツの素晴らしさや美しさをお伝えしていきたいと思います。(本番に向けて)今が大事な時期なので1人1人の懸ける思いも見ています」と語り、準備を進めている。

 さらに、幅広い世代に支持される人気ロックバンド・UVERworldの「EVER」が、テレビ東京系ウィンタースポーツ2026のテーマソングに決定した。前向きさや葛藤、夢への挑戦など、等身大の言葉で多くの人の心を動かしてきたUVERworldが、“夢を目指すアスリートを応援する楽曲”で大会を盛り上げる。

 今回のために書き下ろされた「EVER」について、メンバーのTAKUYA∞は「国や言語を超えて、1つの目標に立ち向かうアスリートの皆さんの姿は、いつも僕たちに大きな勇気をくれます。勝利だけがすべてじゃない。
それでも“勝ちたい”と願い、挑戦し続けるすべての人の背中を押す曲になれるのなら、それ以上の喜びはありません」とコメント。アスリートの背中を力強く押す、壮大な楽曲に仕上がった。

 テレビ東京では、アイスホッケー女子予選グループ日本×イタリア(2月9日)をはじめ、スノーボード男子ハーフパイプ予選(2月11日)、フィギュアスケートエキシビション(2月21日)を中継予定。金メダルを目指して戦いに挑むアスリートたちの姿を熱く届ける。

 「ミラノ・コルティナ2026オリンピック」は2026年2月6日開幕。

※村上佳菜子、UVERworldのコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■村上佳菜子(メインキャスター)

 オリンピックはアスリートにとって「最高峰の舞台」です。

 苦しさや楽しさ、ひとりひとりオリンピックに向けての気持ちも思いも違うと思うので、アスリートに寄り添い、アスリートだったからこそ伝えられる事を伝えたいと思います。

 今大会ではフィギュアスケートのほかに、力強いプレーや氷上でしか出せない迫力が見られるアイスホッケー、同い年の高木美帆選手が活躍するスピードスケートに注目しています。

 (開幕まで1ヵ月あまり)フィギュアスケートも大事な時期なので、1人1人の懸ける思いも見ています。私もスポーツを頑張ってきた1人なので、競技は違えど、皆様にお伝えできることは沢山あると思います。私にしかできない、アスリートに寄り添いながらも、元気にスポーツの素晴らしさや美しさをお伝えしていきたいと思います。


■UVERworld

 国や言語を超えて、1つの目標に立ち向かうアスリートの皆さんの姿は、いつも僕たちに大きな勇気をくれます。勝利だけがすべてじゃない。それでも“勝ちたい”と願い、挑戦し続けるすべての人の背中を押す曲になれるのなら、それ以上の喜びはありません。

■倉地啓太プロデューサー

 村上佳菜子さんの明るく前向きな言葉と、UVERworldの挑む心を後押しする力強い音楽が重なり合うことで、アスリートたちの“輝く瞬間”を鮮やかに届けられる中継になると信じています。そして、テレ東らしく──優しさも、熱さも、悔しさも。すべての感情に寄り添いながら、画面を通して誰かの心が動く時間を届けたいと思います。

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