赤楚衛二が主演し、IZ*ONE出身のカン・へウォンがヒロイン役を演じる『キンパとおにぎり~恋するふたりは似ていてちがう~』(テレ東系/毎週月曜23時6分)が、いよいよスタート。日本と韓国の違いにとまどいながらも惹かれ合う本作で初共演を果たす2人に話を聞くと、作品の世界観そのままの温かく柔らかいインタビューとなった。



【写真】赤楚衛二&カン・ヘウォン、美しすぎる撮りおろしショット!

◆キュンポイントがあふれるピュアなストーリーが魅力

 まるで“キンパ”と“おにぎり”のように、見た目や材料は似ていても味わいは異なる――日本と韓国、国籍の違う2人の恋愛模様を描く本作。赤楚は、かつて大学駅伝のエースとして将来を期待されながらも成績不振で挫折し、その過去を引きずったまま小料理店でアルバイトをしながら冴えない日々を送る長谷大河を演じる。一方、カン・ヘウォンは、アニメーションを学ぶために日本へ留学し、慣れない生活の中で夢と現実の狭間にもがく大学院生パク・リンを演じる。

――へウォンさんは、日本のドラマ初出演。オファーを聞かれた時のお気持ちはいかがでしたか?

へウォン:うれしかったです。日本語で演技するのは初めてだったのでいろいろ悩んだ結果、日本のドラマでヒロインを演じるということはとても光栄に思いましたし、チャンスだと思って出演を決めました。

――おふたりは本作の魅力をどんなところに感じられますか?

赤楚:心情描写がとても丁寧にされているところに魅かれました。文化が違えどコミュニケーションをとって、向き合って乗り越えていくところが魅力ですね。あとは、ベタなところが割と好きで。どストレートにキュンポイントが描かれているところが好きです。荷物を取る時に「俺が高いところをやるから」とか、あまりやったことのない役なんです。もてない役が多かったので、新鮮でめちゃくちゃ楽しいです(笑)。


へウォン:台本を読ませていただいて、とてもワクワクしましたし、ときめくような気持ちになりました。ケンカをするようなところもリアルだなと感じました。

――大河とリン、それぞれ演じられるキャラクターはどんな人物ですか?

赤楚:大学時代に大きな挫折をしてから前に進めずにずっと立ち止まっている。昔はもっと能動的だったのですが、今はいろいろなことにフタをしてしまったようなキャラクターかなと思います。リンと出会ったことで変化していくところも大きな見どころかなと思います。

へウォン:とても率直で、素直な人物だと思いました。台本を読んでみて、私はリンと同じくらいに自分に対して正直だっただろうかということを考えました。自分と正直に向き合うことでこのキャラクターをうまく表現できるのではないかと感じたので、頑張って自分と向き合いました。

――日本での撮影となりますが、大変なことはありませんか?

へウォン:難しかったのはやっぱり日本語。練習したんですけどやっぱり発音が難しくて。何かを表現したりリアクションする時も韓国と日本ではちょっと違うところがあるので、そんなところでも悩みました。でも、撮影のやり方や現場の雰囲気などは違うところもありますが、全体的には似ていますので、無理なく楽しく撮影ができています。


赤楚:へウォンさんは最初日本語もあまり話していなくて、クールな方っていう第一印象があったのですが、いざご一緒してみるとめちゃくちゃ日本語話せるじゃん!って思いました(笑)。僕が話すボケにも乗っかってくれる面白い子です。MBTIもENTPで一緒で、血液型もB型と共通点も多いんですよね。日本語もめちゃくちゃ勉強してまして、異国の地で大変な中頑張っているのはすごいなって思いますし、ふんわり柔らかい空気感をお持ちなので、現場でも助けていただいています。

◆「よきよき」「クニッカ」――日本語&韓国語を覚えあってコミュニケーション

――大河を演じるにあたり役作りで準備されたことはどんなことでしょうか?

赤楚:アルバイトとはいえ3年間料理をちゃんとやってきた役なので、手際の良さや包丁のさばき方ひとつに説得力を持たせたいと思い、先生に教えていただきました。大根を使って面取りの練習、皮むきの練習、面取りし終わった大根をタテに薄く切る練習、薄く切ったものを並べて千切りにする練習というのを一通りやりましたね。あとはキンパを巻く練習もしました。

――料理はもともとお好きだったんですか?

赤楚:好きなんですけど全然しなかったです。

ほかには、青山学院大学の駅伝部だった方に走り方も習いました。意識するのではなく、無意識の状態でいかに楽に走れるかっていうのが大事らしくって。説明が難しいんですけど、ストレッチすることで腕の振りや足の上がりが変わっていくということを教わり、とても勉強になりました。

――現場の雰囲気はいかがですか?

へウォン:とても楽しいです。
監督さんから「リンちゃん、よきよき~」と言われたのですが、“よきよき”の意味がわからなくて。「え、どういう意味ですか!?」とお聞きしたら「上手くできてるよ」っていう意味だと教えてもらえたので、私もこの言葉を使っています(笑)。

赤楚:なるべく現場が楽しいところであってほしいなっていう気持ちがあるので、コミュニケーションをとるようにしてます。日本語もですけど、僕が韓国語を覚えて話したり。異国に来て、外国語を話して撮影してって疲れるじゃないですか。ちょっとでもなじみのある言葉のほうがいいのかなと思って、韓国語で話すんですけど大体ふざけた言葉しか覚えていないんです(笑)。最近は韓国語で「クニッカ」という「あぁ、俺も」みたいなテンションで同意する言葉を使ってます。現場の韓国チームの皆さんが話しているところに入っていって「クニッカ」「クニッカ」と言って、「いやいや、違うわ!(笑)」ってツッコまれたりしてますね。

◆赤楚衛二がオススメする日本の居酒屋料理は?

――劇中に出てくる小料理店「田の実」が、近所にほしくなるような素敵なお店でした。

へウォン:私はあまりこういったタイプの居酒屋に行ったことがなかったのですが、どの料理もおいしそうで、店長さんも優しそうな感じがして気に入りました。

――お好きな日本料理は何でしょう。

へウォン:すきやきが好きです。


赤楚:めっちゃおいしいところがあるので、教えるね。

――赤楚さんがおすすめの居酒屋メニューは?

赤楚:焼き鳥の白レバーっておいしいんだけど、レバーは好き?(へウォン苦笑い) あとは、新大久保にサムギョプサルっていう料理があって、それがおいしいよ(笑)。

へウォン:食べてみます!(笑)

――へウォンさんが思う、キンパの魅力はどんなところにありますか?

へウォン:おにぎりと同じかもしれないですが、中の具を自分の好みで決められるところがいいと思います。ユッケキンパがおいしいのでオススメです。

赤楚:おいしそう! 小学校のころに韓国人の友達がいて、お家でキンパを食べさせてもらった記憶があって。具がいっぱい入っていて栄養価も高そうでいいですよね。

――赤楚さんがおすすめのおにぎりの具は何でしょうか?

赤楚:梅干しですね。でも、へウォンさんは梅干し好きじゃないんだよね? ツナマヨが好きだもんね。今度はエビマヨも食べてみようね。

へウォン:はい(笑)。

赤楚:いろいろな料理が出てくるので、深夜にお腹がすいて夜食を食べたくなるドラマになっていると思います。特にチャンジョリムがめちゃくちゃおいしかったんですよね。
ラブストーリーの行方のほかに、料理も見どころになってくると思うので、ぜひそこも楽しみにしていてください。

(取材・文:近藤ユウヒ 写真:米玉利朋子[G.P. FLAG inc])
 
 ドラマプレミア23『キンパとおにぎり~恋するふたりは似ていてちがう~』は、テレ東系にて1月12日より毎週月曜23時6分放送。各話放送と同時に動画配信サービス「Netflix」にて世界独占見放題配信。

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