年明けとともに続々とスタートを切っている2026年1月期のドラマの数々。本稿では、今クール放送される約50作品ある冬ドラマの中から、クランクイン!編集部が独自に厳選した注目の3作品を紹介したい。



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■ ラブコメ×ミステリーでヒット再び? 『未来のムスコ』

 最初に紹介したいのは、志田未来が主演する13日スタートの『未来のムスコ』(TBS系/毎週火曜22時)だ。

 阿相クミコ・黒麦はぢめによる漫画『未来のムスコ~恋人いない歴10年の私に息子が降ってきた!』を実写化する本作は、志田演じる、夢も仕事も崖っぷちのアラサー女性・汐川未来(志田)のもとに、“未来のムスコ”だと名乗る男の子・颯太(天野優)が現れたことから始まる、時を超えたラブストーリー。にわかには信じられない出来事に戸惑いながらも、幼い颯太を1人にはできず、奇妙な共同生活をスタートさせる未来。はたして未来の夫“まーくん”とは一体誰なのか?

 未来(志田)と結ばれる未来の夫“まーくん”候補となる相手を、WEST.の小瀧望塩野瑛久、兵頭功海の3人が演じる。複数の相手から自身の伴侶を探し当てるというラブコメ×ミステリーと言えば、2024年4月期に放送された生見愛瑠主演のヒット作『くるり~誰が私と恋をした?~』(TBS系)を思い出す。同作は記憶を失ったヒロインの“過去”を、本作では未来に焦点を当てる模様で、いったい誰が相手なのかの”考察”で、本作も毎夜盛り上がりそう。

 また、30代を超えても子役時代からのかわいらしさが変わらない志田未来。彼女のこれまでのイメージを覆す恋人いない歴10年の崖っぷちアラサーヒロイン像も興味をそそり、第1話より目が離せない。

 なお、クランクイン!が実施した「楽しみな冬ドラマ」アンケートの結果では、本作は第5位にランクインしている。

■ 恋愛映画の名手の最新作『冬のなんかさ、春のなんかね』

 2本目に紹介したいのは、杉咲花が主演する1月14日スタートの『冬のなんかさ、春のなんかね』(日本テレビ系/毎週水曜22時)だった。

 監督・脚本を今泉力哉が務める本作は、杉咲演じる小説家の主人公・土田文菜が、これまでに経験してきたさまざまな別れやかなわなかった恋などから、人を好きになることにどこか怖れを抱いていて、「大切な人とはつきあわないほうがいいのではないか?」「そもそも恋愛とはなんなのか?」などと逡巡しながらも前に進んでいくドラマ。

 注目ポイントはやはり、『愛がなんだ』『アイネクライネナハトムジーク』『mellow』などの恋愛映画の名手、今泉監督の最新作ということ。
これまでも見るものにさまざまな「恋愛」の視点を与えてきた今泉ワールドの中で、杉咲がどんな姿を見せてくれるのか。

 個人的には『愛がなんだ』で多くの女性を震え上がらせた沼男・マモちゃんを演じた成田凌に注目だ。文菜の現在の恋人、ゆきおを演じる予定だが、今泉監督との再タッグで、成田がどのようにストーリーに絡んでいくのか期待したい。

 なお、クランクイン!が実施した「楽しみな冬ドラマ」アンケートの結果では、本作は第7位にランクインしている。

松田龍平主演のほっこりミステリー『探偵さん、リュック開いてますよ』

 最後に紹介したいのは、松田龍平が主演するスタートしたばかりの『探偵さん、リュック開いてますよ』(テレビ朝日系/毎週金曜23時15分)だ。

 本作は、テレ朝ドラマ初主演の松田が、企画から参加し、脚本・監督の沖田修一とのタッグで生まれるほっこりミステリー。小さな田舎町・西ヶ谷温泉を舞台に、探偵兼発明家の一ノ瀬洋輔(松田)が、次々と舞い込むヘンテコな依頼を奇想天外な方法でゆる~く解決していく。

 まず、沖田監督が『南極料理人』などで見せたゆるく、クスッと笑える世界観に、これまたゆるい役をやらせれば当代一と言える松田がどうやって絡んでいくのかが注目。想像するだけでゆるゆるでほっこりした世界が展開されそうで楽しみだ。

 また、「金曜ナイトドラマ」でゆるい事件解決ものと言えば、オダギリジョー主演の『時効警察』が記憶に残る。本作も『時効警察』のように1週間を終えて一息つきたい時間帯にゆったりと見られ、長く愛されるドラマになるかもしれない。

 『未来のムスコ』は1月13日よりTBS系にて毎週火曜22時、『冬のなんかさ、春のなんかね』は1月14日より日本テレビ系にて毎週水曜22時、『探偵さん、リュック開いてますよ』はテレビ朝日系にて毎週金曜23時15分。

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