高石あかりが主演を務め、トミー・バストウが共演する連続テレビ小説『ばけばけ』(NHK総合ほか/毎週月曜~土曜8時ほか ※土曜は一週間の振り返り)より、雨清水タエ役の北川景子からコメントが到着した。
【写真】さまざまな想いを抱えた雨清水タエ役を北川景子が熱演!
■タエ役・北川景子「傳がいたらどんなによかったかと思いました」
本作は、明治時代に日本国籍を取得したラフカディオ・ハーンこと小泉八雲の妻・小泉セツの半生をモチーフに、急速に西洋化していく日本の中で埋もれてきた名もなき人々に光をあて、代弁者として語り紡いでいく1組の夫婦の物語を描いていく。
北川が演じるのは、松江でも随一の名家に生まれ、大勢の女中たちに囲まれながら何不自由なく育った雨清水タエ。しかし、夫の傳(堤真一)がなくなったことで家が没落。三之丞(板垣李光人)と2人でなんとか生きていこうとしていたところを、トキに助けられる。トキの結婚を機に、トキの母親として生きていくことを決心する。
――結婚のあいさつパーティー(70回)でヘブンに会ったタエの気持ちを教えてください。
トキがうそをついているとヘブンさんがわめき散らした時は、なぜ突然やってきた外国の人にそんなことを言われなくてはならないのか、少し釈然としない気持ちに。みんながそろっている場でトキを激昂させなくてもいいのではないかと少し可哀想に思いましたし、こんな風に泣かせる男性が本当にトキを幸せにできるのか半信半疑でした。けれども、松野のご両親は結婚を認めていて、トキ自身も彼と幸せになりたがっているわけですから祝福するのが筋。兎にも角にも応援するしかないと思っていたんです。
そして最終的には、バンっと不満を爆発させてみんながひとつになるきっかけを作ったヘブンという得体の知れない異人のことを、面白い男だと思えたのではないでしょうか。いろんなことが一度に起きた目まぐるしいシーンでした。
――結婚のあいさつパーティーでの三之丞への思いを教えてください。
人に使われるのではなく、人を使う人間になりなさい」とは以前に三之丞にかけた言葉だと思いますが、タエ自身はそういう古い凝り固まった考え方をとっくに捨てています。“雨清水タエ”は一度死んだつもりで物乞いまでして息子を生かしてきたのに、自分の一言がここまで彼の中に残り続け、追い詰めていたのかと責任を感じました。
タエとしては今も昔も一貫して息子を大事にしているつもりなんです。没落前は三男だから家を継ぐプレッシャーを背負わずに自由に生きてくれればいいと思っていましたし、没落後は自分が父親代わりも務めて大事な息子を何とか生かしてきました。三之丞のうそを承知の上で指摘しなかったのも、彼のプライドを傷つけたら立ち上がることができない人間になってしまうと思っていたから。今はまだうそを暴かず、息子に成長する時間と猶予を与えたいと考えていたと思います。
それなのにパーティーで三之丞から恥さらしのひどい息子だと聞いた時は、こんな言葉を言わせてしまったと非常に胸が締め付けられる思いでした。みんなの前で言わせてしまいましたが、それまでタエと三之丞の間にあった大きな溝が埋められて本当に良かったです。
――フミさん(池脇千鶴)との関係の変化はどのような思いで演じられましたか?
タエは基本的なスタンスとして、自分も母親だと主張するのは司之介さん(岡部たかし)とフミさんに非常に失礼なことで、トキは松野家に出したと娘だと割り切らなくてはいけないと考えてきました。ただ、トキは育ての親と産みの親の間でずっとしんどい思いをしてきたでしょうね。今まで育ての親としての立場をはっきりさせたがっていたフミさんが、トキのためにもどちらも親ということでいいんじゃないかと言ってくれたおかげで、タエも一つ解放されたと思います。
これまではトキと一緒に料理をしていても笑みがこぼれてはいけないと自分を律してきたけれども、娘がかわいくてうれしいとか一緒にいて楽しいといった素直な感情まで押し込める必要はなくなりました。フミさんにありがとうと伝えられ、タエとフミの雪解けが見られるシーンになったと思います。
――トキにママさんと呼ばれたタエはどんな思いだったのでしょうか?
タエにとって「ママ」は初めて聞きく言葉。横文字なので、娘が外国の人と結婚するという事実を突きつけられたような非常に複雑な気持ちになりました。けれど、トキがうそをついたり家族の事情を抱え込んでいたことに気づいて、真っ向から受け止めてくれたのは異人であるヘブン。それがあの場で分かったので、横文字で「ママさん」と呼ばれるのも悪くないと思えたのではないでしょうか。
タエは武家の人間ですが、短い時間で自分の中で折り合いをつけ、こんな家族があってもいいと納得できる柔軟さも持っているのだと思います。おフミさんがいるのに「母上」と呼ばれるのも少し違う気がしますから、「ママさん」がちょうどいいのかもしれませんね。
言葉は「ママさん」でも、トキにとってはきっと「母上」と言えたのと同じ。長年言いたかった言葉をお母さん(フミ)の顔色を気にせず堂々と言えた、すごくすっきりしたシーンだったと思います。タエとしてはここに夫の傳がいたらどんなによかったかと思いました。いつかトキと本当の親子として振る舞える日を夢見ていた傳。
連続テレビ小説『ばけばけ』はNHK総合にて毎週月曜~土曜8時ほか放送。
※高石あかりの「高」は「はしごだか」が正式表記

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