三ツ矢雄二、田中真弓、冨永みーな、そして故・松野太紀さんの仲良し4人組による「Afour」。Afourはこれまで2021年、2022年とコロナ禍でライブを開催し、ファンに笑顔と活力を届けてきた。
【写真】レジェンド声優3人で「Afour」再始動! 爽やか撮りおろしショット
■「”Afour”という名前は永久不滅です」
――2021年、2022年と公演を重ねてきた「Afour」のライブ。約3年半ぶり、3回目となるステージに向けて、今の率直なお気持ちを聞かせてください。
冨永:私としては念願だったので、開催が決まって本当に嬉しいです。三ツ矢さんも真弓さんもお忙しいから、3人のスケジュールが合った時には、「これでもう大丈夫」と安心しました。
田中:私の記憶だと、始まりはAfourじゃなかった気がするんだけど、違ったっけ? みーなのライブに、私たちがゲストで出たのが最初じゃなかった?
冨永:それは2023年の私の50周年記念ライブのことだと思います。
三ツ矢:そのときの記憶が混ざってるのよ。Afourが先よ。
田中:あら、そうだった?
冨永:ちょっとね、こんな感じで記憶が前後しちゃうんです(笑)。
三ツ矢:そう。
一同:(笑)
田中:それはさておき、松野くんもいてのAfourですから、このままAfourの活動もなくなっちゃうのかな……って思ったんです。でも、最初は誰が言い出したんだっけ?
冨永:私です。やっぱり、どうしてもまたやりたいって思ってお話したら、お2人とも「やろう!」と快諾してくださって。
田中:だから、本当にみーなが言ってくれてよかったなと思う。Afourは普段から活動しているわけじゃないから、別に解散という概念もない。何も言わずにやらなければ、そのまんま何もなかったことになるわけじゃない。でも、それって寂しいことだから、3人だけどAfourとして再びライブができることになってよかったなと思います。
三ツ矢:もともと4人で仲良しこよしで。一緒にミュージカルをやったり、LPアルバムを出したり。友達よりも一歩踏み込んだ関係だったので、この4人でライブでもやろうかと。じゃあ、4人でフォー、僕たちアホだからAfourでいいんじゃないって言って、始めたんですけども、松野がいなくなってしまって。
田中:(笑)
三ツ矢:だから、なんでしょうね。ちょっと耳障りのいいライブになるんじゃないかなと思いますが(笑)、とにかく松野の分まで悔いのないように、そんなライブにしたいなと意気込んでいるところです。
――過去2回の公演を振り返ってみて、特に印象に残っている出来事や、Afourらしいなと感じた瞬間は?
田中:私はカツラの上にカツラを被ったことですね。間違えちゃったんですよ。角刈りのカツラの上に三つ編みのカツラを被ってしまって。
冨永:ありましたね。すごく一生懸命、2個目のカツラを被ろうとしてましたよね。
田中:なのに全然入らないから、急に頭が大きくなったのかと思ってすごく焦って。どうしようもないから、そのまま歌おうとしたら、お客さんが客席から教えてくれました(笑)。
冨永:これは真弓さんのステージ上での早替えショーのコーナーで起きたハプニングなんですが、今回も早替えショーは健在だと思います。
田中:あります! やります!
冨永:私が早替えのお手伝いに入ったときもハプニングがありましたね。首の後ろのボタンを外してドレスを上に引っ張って着替えるという衣裳だったんですが、私がうっかりボタンを外すのを忘れて、そのままドレスを上に引っ張ってしまって。
田中:そう。私が巾着みたいになっちゃったの(笑)。みーなは自分のことでいっぱいいっぱいで、そのままいなくなっちゃってね。
冨永:すぐ気づいて戻りましたけど、そんなこともありました(笑)。松野くんは感激屋さんなので、自分で歌って自分で泣いていましたね。
三ツ矢:僕と真弓は生まれ年が1年違いで、学年でいうと一緒なんです。松野とみーなも1歳違いで、僕とみーながちょうど一回り違う。
一同:(笑)
冨永:たった今、今回の目標ができました。「お客さまを置いてけぼりにしません!」ですね。これまでは置いてけぼりにしていたけど(笑)。
三ツ矢:そうね(笑)。一応、「Afour」のライブは昭和歌謡を歌うという名目ですが、トークも楽しんでもらっていて。ひょっとしたらトークを聞きにいらっしゃるお客さまの方が多いのかなと思いますけども。私の知り合いの方にも、Afourのライブ開催を伝えたら「またお笑いやるの?」と言われまして(苦笑)。
■同じ曲を3回歌う? 昭和歌謡も笑いも恐怖も!? 混ざった「原液濃縮」ライブ
――ライブに向けて、絶賛準備中とのこと。選曲や構想について、「こうなりそう」というヒントを教えてください。
冨永:4人のときは2人ずつで年代が分かれていたんですが、今回、年下組は私だけなので、私が80年代と90年代の担当として頑張って選曲しようかなと思っているところです。
田中:歳が一回り違うと、思い浮かべる昭和歌謡もけっこう違うもので。
冨永:そうなんです。私も三ツ矢さんや真弓さんが歌っているのを聴いて、それまで知らなかった名曲に出会うこともあって。世代が違って知らなくても、名曲ってやっぱり素敵なんですよね。楽曲に関しては、過去2回のライブでも歌った「三百六十五歩のマーチ」は今回も歌う予定です。ぜひ歌詞を覚えてきていただいて、一緒に歌いましょう!
三ツ矢:最近、昭和歌謡ブームが来ていて、若い子が聴いていたり、海外で話題になったりしているんです。それくらい、昭和歌謡って面白い曲もあれば、聴かせる曲もあって、すごく幅広い。実際のセットリストは「当日のお楽しみに」なんですが、今回も真弓は笑いに走ると思うので(笑)、そこは大いに笑いながら聴いていただきたいかな。
田中:早替えショーが、“間に合わないでSHOW”になっちゃうかもしれないけど(苦笑)。
――全体の構成は三ツ矢さんが手掛けていらっしゃるそうですね。
三ツ矢:今回は、いろんなコーナーを作るのもいいかなと思っているところです。ソロコーナー、デュエットコーナー、3人でのコーナー、と。普通こういう3人グループだと、1人がソロを歌うと2人はコーラスするものなんですけど、私たちはそこまで音楽性が高くないので(笑)。Afourはユニゾンメインでお届けするというのを、事前にお伝えしておきたいですね。
冨永:ユニゾンの組み合わせもAfourならではです。真弓さんと私、真弓さんと三ツ矢さん、三ツ矢さんと私、と。前回のリハーサルで松野くんと一緒に聴き入ったくらい、三ツ矢さんと真弓さんの歌唱力がすごいので、ぜひ楽しみにしていてください。
田中:今、歌唱力って言いましたけど、声量と考えてください。大きな声で、脅かしてるんです(笑)。
三ツ矢:そう。大きな声で、これでもかと(笑)。
田中:そうそう(笑)。以前のライブでも、三ツ矢さんの「人形の家」を聴いて、怖くて震えちゃった大人がいっぱいいたんですよ。
三ツ矢:歌い終わった後に、心の中で「参ったか」といえるくらいのものを歌えればなと思っていますからね。
冨永:恐怖もあるし、笑いもあるし、原液濃縮ライブですかね。だから、お客さんへのメッセージとしては、「楽しんでください」なんですが、「負けないでください」でもあるのかな(笑)。
三ツ矢:僕たち3人がそろってやりますので、ちょっと押し付けがましいところがあるかもしれません。ですが、決して必要以上には押し付けませんので(笑)、皆さんリラックスして楽しんでいただけたらいいなと思いますね。
田中:選曲も大変なの。集まって話し合うんだけど、3人ともボケちゃってるから(笑)。例えば最初に、三ツ矢さんがスリー・ディグリーズの「にがい涙」を歌おうよって言って、私たちも「いいね」と言うじゃない。それで歌うのが決まった後、しばらくするとまた誰かが「にがい涙」歌いましょう、となっちゃう。いっそのこと、ボケたふりして3回歌っちゃうのもアリかなと(笑)。
三ツ矢:さあ、最後になりました。最後は「にがい涙」です、と。
一同:(爆笑)
冨永:1回の公演で同じ曲を3回歌うかもしれませんが「あれ?」と思わないでくださいね(笑)。あと、お知らせしたいのは、これまで2部制だったんですが、今回は休憩無しのぎゅっと凝縮した1部制になります。
田中:休憩がないけど、会場のマンダラさん(南青山MANDALA)の食べ物とかを注文する時間はどうなるの?
三ツ矢:じゃあ、ライブ中に注文コーナーを作りましょうか。「1分待ちますから、今注文してください」と。
田中:その時間は休憩じゃなくて私たちもステージ上にいるのね?
冨永:1部制だから今回は休憩なしですね。
三ツ矢:大丈夫、あとで分かるように説明してあげるから。このように混乱してますけど、始まる前はいつもそうなんです。まず、最初にあるのがカオスです。カオスがあり、それを淘汰していって、削ぎ落としてシンプルにしていったものが、お客さまにお見せするライブになります。これから、このカオスをどう整理整頓して、どう説明すれば真弓に分かってもらえるのか。これを本番に向けてやっていかなければいけません。
田中:(苦笑)。
■「どうぞねじ伏せられにきて」予測不能なライブの予感
――バンドメンバーもお馴染みの方々が再集結しますね。
冨永:ピアノの野口久和さんが、Afourをすっごく楽しみにしているんです。なんだったら、今回最初に野口さんが「次のAfourライブはいつ?」って聞いてくれたので、「やろうよ」となったんです。今回も素晴らしいアレンジをしてくださると思います。ベースの小川ヒロさんはクリエイションというバンドのメンバーで、まさに昭和歌謡の時代を生きてこられた方で、このライブにぴったりですし、ギターの川井憲次さんは「Afourのライブなら」と快諾してくださいました。
三ツ矢:川井憲次はもともと、僕のバックバンドだったんです。
田中:ここ、太文字で書いといてもらわないと(笑)。
三ツ矢:僕のバックバンドだった川井憲次は、それがあっての今なので、断れなかったんだろうなと思います(笑)。そんなバンドの皆さんとともに、もしかしたら歌はワンコーラス、ツーコーラスで終わってしまうこともあるかと思いますが、その代わり、フルコーラス分、たっぷり喋ります。歌を聴きに来るというより、「ライブを観に来たんだ」という感覚で来ていただけるといいですね。
冨永:過去のライブを観ていなくても大丈夫ですよね?
三ツ矢:大丈夫。続きものじゃなくて、一話完結ですから。
田中:こんなふうに喋ってますけど、自分たちが1回目のことも2回目のことも覚えてないですから(笑)。
一同:(笑)
冨永:実は今回、お土産として1回目、2回目のライブを振り返られるようなミニフォトブックが付くんです。松野くんの写真もあって、今までのライブやリハーサルの写真が載る予定です。
田中:すごい! それって私ももらえる?
三ツ矢:それはそうよ。全然わかっていないようなので、真弓には後で僕の方から説明しておきます(笑)。お土産もありますし、あとは当日、何が起こるか分からないので、その覚悟を持って来ていただけたらと思います。
――楽しい気持ちを持って帰れるようなライブになりそうですね。
三ツ矢:そうですね。歌はもちろん聴いてよかったと言ってもらいたいんですけど、それは3番目かな。「楽しかった、面白かった、そして歌もよかった」という感想がいいですね。
冨永:もう感想もこちらで決めてしまいましたね(笑)。私もすっごく楽しみにしている2日間なので、皆さんにも楽しみに会いに来てもらえたら嬉しいですし、Afourをずっと応援し続けてもらいたいなって心から思っています。
田中:ライブをやるって決まった時、松野くんも私も所属している青二プロダクションの社長がすごく喜んでくれたんです。「自分も嬉しいけど、松野くんもすっごい喜んでるよ」と言ってくれたのが私も嬉しくて。松野くんも一緒に、という気持ちで当日を楽しみにしています。
三ツ矢:観に来てくださった皆さんを「私たちって面白いだろう」とねじ伏せます。楽しいステージにしたいと思っていますので、どうぞねじ伏せられに来てくださいね。お待ちしております。
(取材・文・写真:双海しお)
『Afour Live~昭和歌謡祭~』は、南青山MANDALAにて4月7日・8日上演。

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