3月13日に公開されるディズニー&ピクサー最新作『私がビーバーになる時』の主人公メイベルを演じる日本版声優発表イベントが1月21日に開催され、俳優の芳根京子が登場。メイベル役を務める芳根が喜びの声を届けた。



【写真】芳根京子が壁を突き破りはちゃめちゃに登場! 『私がビーバーになる時』メイベル役日本版声優発表イベントの様子

 本作は動物が大好きな大学生メイベルが、彼女にとって大切な森を壊そうとする人間に立ち向かうため、もふもふでキュートなビーバー型の動物ロボットに“ホップ”(※意識転送)ストーリー。

 イベントでは、驚きと笑いに満ちた本作さながら、芳根が大きな壁を突き破りはちゃめちゃに登場。会場は大きな拍手と大歓声に包まれた。ビーバーは森の水辺にダムを作り生態系を生み出す森の建築家と言われており、突き破った壁に書かれた『●●がビーバーになる時』という文字を『私がビーバーになる時』にトントンと直す可愛らしいビーバー隊が現れ会場からは笑いがあふれた。

 これまでピクサー作品の日本版声優と言えば、『トイ・ストーリー』シリーズの唐沢寿明(ウッディ役)や所ジョージ(バズ・ライトイヤー役)、『インサイド・ヘッド』シリーズの大竹しのぶ(カナシミ役)などが務めてきたが、オーディションに合格し、見事ピクサー声優の仲間入りを果たしたことについて芳根は「声優に決まったと聞いた時はただただ嬉しくて、オーディションの合否が出るまですごいどきどきしました。たまたまイタリアのヴェネチアで船を乗る順番待ちをしている時に合格と聞いて『やったー!!』って大きな声を出してしまうくらい嬉しかったです。仲の良い生田絵梨花さんが『ウィッシュ』の声優をされていたので、生田さんの歌声からパワーをもらっていました!」と喜びにあふれた笑顔を見せる。

 全世界で大ヒット作を続々と生み出し、世界中を感動に包んできたピクサーについて「ディズニー&ピクサー作品はもしもの世界がたくさん描かれていて、想像できないことが次々起こるのに感情移入できる物語が魅力です。何度も救われて何度も希望をもらった作品がたくさんあります」とその魅力を語り、好きなピクサー作品について「『リメンバー・ミー』と『インサイド・ヘッド2』が大好きです。『リメンバー・ミー』は日本語吹替版と字幕版を劇場に一人で見に行き、DVDも買って今でもサントラ聞くほど大好きです。『インサイド・ヘッド2』は心から救われた作品です。感情を擬人化し斬新でチャーミングで、物語が心に突き刺さる作品です」と明かした。


 芳根が演じるのは、見た目はもふもふビーバー、中身は大学生の主人公メイベル。メイベルの魅力について「メイベルはおばあちゃんとの思い出の森を守るために奮闘する一生懸命で真っすぐで活発な大学生の女の子です」と力説し、本作を楽しみにしている日本のファンに向けては「メイベルがビーバーになって潜入する動物の世界は人間の常識が覆されるはちゃめちゃでとんでもない世界です。動物の世界のルールとか奇想天外な行動をする動物たちにたくさん笑ってほしいですし、スクリーンでもふもふを堪能してほしいです!」とコメントを贈った。

 そして本作にはメイベルのほかにも“やさしすぎる”おじさん王様ビーバーのキング・ジョージ、のんびり屋すぎて食べられがちな“癒し系”担当ローフ、好奇心旺盛で事件に巻き込まれがちなトカゲのトムなどさまざまなキャラクターが登場するが、芳根は「ビーバーの仲間たちがいるんです。すごく優しくておじさんの王様キング・ジョージや、のんびり屋さんすぎて食べられちゃいそうになるローフなど、魅力的で個性的なビーバーズを見守って頂けたらと思います」とその魅力を明かした。

 メイベルと同じく動物が大好きだという芳根は、もしも動物ロボットに意識を転送できたら?と聞かれると「フェレットを飼っているのですが、5年一緒にいるけれどいまだに体が長いなと思うんです。フェレットになってどれくらい体が長いのか体験してみたい!」と可愛らしく回答。さらに「家では、おばあちゃんで目が見えない猫ちゃんに、フェレットがぶつかって驚くという日常が繰り広げられています!」と動物愛にあふれたはちゃめちゃエピソードを披露した。

 また本作には、食べたいときはガマンしてはいけない、仲間の名前を忘れてはいけない、絶対に人間を信じてはいけないという動物の世界のルールが描かれる。マイルールについて聞かれた芳根は「意識して“ありがとう”という言葉を使うよう日々心掛けています。自分一人ではできない仕事ですし、ありがとうって言い合える関係って素敵だなと思うので、自分からその空気を作れるよう意識しています」と明かした。

 本作で監督・脚本を務めるのは、誰も観たことがない“頭の中の世界”を描き、第88回アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞、昨年公開した続編も世界的大ヒットを記録した感動作『インサイド・ヘッド』のストーリーボードアーティストであるダニエル・チョン。
スタジオジブリの名作である高畑勲監督の『平成狸合戦ぽんぽこ』からインスピレーションを受け、ビーバーの生態を徹底的に調査し本作を制作したが、イベントではダニエル・チョン監督から芳根へサプライズメッセージの映像が到着。

 「メイベルの声を演じてくれてありがとう! 吹き替えを聞いたけど君の声には茶目っ気があって熱意も感じられて素晴らしかったよ! 会えるのを楽しみにしてるよ!」という言葉に芳根は感極まった様子。さらに監督がビーバーになった芳根を直筆で描いたイラストもサプライズでプレゼントされると芳根は「とても嬉しいです! 家の一番良い所に飾ってビーバーとしての意識を高めていきたいと思います!」と喜びを爆発させた。

 そして、改めて本作を楽しみにしているファンに向けて芳根は「本作はたくさんの動物が出てきて、もしかしたら森の中でこんな会話があるかもとわくわくします。動物の世界では人間の常識が通じなくてとんでもないことが起きますが、だからこそどの世代の方にも笑って楽しんで頂けると思うので、この春は劇場でもふもふして頂けたらと思います!」とメッセージを贈り、イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。

 アニメ映画『私がビーバーになる時』は、3月13日より全国公開。

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