京都人の持つ独自の価値観や美意識をドラマとドキュメンタリーで描いてきた『京都人の密かな愉しみ』の第3シリーズとなる『京都人の密かな愉しみ Rouge -継承-』(NHK BSP4K/NHK BS・毎週日曜22時)より、新キャストが発表された。『京都人の密かな愉しみ Blue 修業中』からの懐かしい面々も登場する。



【写真】吉岡里帆「私自身も拝見するのを楽しみにしております」 『Rouge -継承-』新キャスト陣

 京都の老舗和菓子屋・久楽屋を舞台に、女三代の「継承」の物語が描かれる本作。

 義理の祖母・鶴子(銀粉蝶)の病を知った父(石丸幹二)から、店を継いでみる気はないかと提案され、京都の地に降り立った洛(みやこ/穂志もえか)。後を追うようにパリからやってきた義母の三八子(常盤貴子)は、老舗の継承は洛には荷が重すぎると思いながらも、安特修業の指導役を買って出る。

 京都人の奥深さを探求する東雲教授(渡辺謙)や500年近く続く老舗呉服商の当主(段田安則)と将来に苦悩する一人息子(杉田雷麟)、京都Loveな関東人(森田想)や人々の変化を静かに見守るバーのマダム(秋山菜津子)などさまざまな人との出会いを経て、洛はどう成長していくのか? そして、久楽屋の継承はどうなるか?

 このたび、「継承」というテーマに立ち向かうにさまざまな形で影響を与えていく新たな出演者が発表された。

 京都を代表する庭師・美山清兵衛(石橋蓮司)の弟子で、志保(秋山菜津子)の息子、若林ケント幸太郎役で林遣都が出演。

 さらに、京都を代表する陶芸家の家に生まれ、イギリスで自分流の陶芸を模索する、幸太郎と付き合っていた陶芸家・宮坂釉子(ゆうこ)役を吉岡里帆が務める。

 幸太郎の友人・松陰鋭二役の毎熊克哉が登場。大原で野菜を育てる彼が、帰国した幸太郎から聞かされた事実とは?

 美山清兵衛の弟子で今は自身の造園会社を営む、幸太郎の先輩の庭師・佐藤静六を演じるのは、木村祐一。清兵衛に呼び出された彼の胸にはある期待があった。

 料亭『萩坂』女将・萩坂唯子役の高岡早紀も登場。料亭『萩坂』の道楽息子と結婚したが夫は行方知れず。店を切り盛りする。


 500年近く続く呉服商『伊づ響』16代目(段田安則)の妻、広臣(杉田電麟)の母の伊月嘉響子役には名取裕子。彼女はある秘密を握っているという。

 ドラマ『京都人の密かな愉しみ Rouge -継承-』は、NHK BSP4K/NHK BSにて毎週日曜22時放送。次回(第5話)は2月1日、第6話は3月1日放送。

 新キャストのコメント全文は以下の通り

<コメント全文>

■林遣都

初めて京都人シリーズに出演してから11年が経ちました。Blueが終わり当分出番はないかなと思っていたのですが、源監督が新たな物語を与えてくださり、また京都に帰ってくることができました。短い撮影でしたが、渡辺謙さん、石橋蓮司さんと対峙できたことは、この先の俳優人生、あらゆる局面で大きな支えになってくれそうな気がしています。源監督の脚本は、自分自身が常に成長を重ねておかないと太刀打ちできないものだと思って演じてきました。

最初に監督の作品に出させていただいてから11年。京都人には僕の人生が詰まっています。この作品で出会った大先輩方の姿を胸に刻み、監督が綴る言葉に重みを持たせられる人間に、そして、源監督の作品でもっともっと輝ける俳優になれるようこれからも精進してまいります。

■吉岡里帆

「京都人の密かな愉しみ」の新シリーズ Rouge、私自身も拝見するのを楽しみにしております。
Blue シリーズでは仲間みんなと若い時期特有の悩みを共有しながら、それぞれ修業の時間を苦くも瑞々しく届けてまいりました。そんな我々も大人になり、新しい価値観や人との出会いで更に成長して帰ってきます。

同じ世界線ではありますが色の違う人達が混ざり合う様を愉しんでいただけたらなと思います。

■毎熊克哉

久しぶりに鋭二として京都の地を踏むことになり、故郷に帰ってきたような懐かしさを感じながら、同時にとても緊張をしている自分がいました。Blueシリーズが終わって三年、自分はまた鋭二でいられるだろうかと。でも、親友の幸太郎と顔を合わせると自然と笑みがこぼれ、前と変わらない関係性でいられることができました。

彼らの変わらぬ部分と成長した部分が感じられる出演シーンになっているかと思います。どうぞお愉しみに。

■木村祐一

わたし自身、職種は違えど京都の元職人でして、この役をいただいて演じるにあたり、なんの壁もなく、すんなり且つ、いやらしく演らせてもらえました! 元よりこの作品と作者の大ファンでしたので、そういった意味でも物凄く楽しい現場でした。スタッフの皆様もまた職人ばかり。職人が造った職人のドラマですな。

■高岡早紀

“京都人の密かな愉しみ”とのお付き合いも10年近くになりますが、こうして再びこの作品に参加出来たことが大変嬉しいです。


常盤さんとお芝居するのは30年ぶりくらいになりますが、麗しき大人の女性となった貴子ちゃんと、撮影合間のお喋りも楽しかったです。源監督の手腕で、今回もとても素晴らしい作品になっていますので、どうぞ愉しんでご覧いただけると幸いです。

■名取裕子

憧れていたこの番組に、京都老舗呉服屋の家付女将役でお声がけいただき今までに培った京都の着物や帯、髪型や京言葉、全てを注いでこのお役を演じさせていただきました。

本音を包み込み、芯はしっかりと京都という街をつないでゆく京女になりますように。久々に心ときめくお役。どんな京女になることやら、、、どうぞお楽しみくださいませ。

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