堤真一が主演を務める日曜劇場『GIFT』(TBS系/毎週日曜21時)が、4月より放送されることが決定した。堤が日曜劇場で主演を務めるのは、27年ぶりとなる。



【写真】『GIFT』より堤真一の場面カットが多数公開

 本作は、パラスポーツである車いすラグビーを舞台に、弱小チームに立ちはだかる難問の答えを導き出しながら、本気で心と身体をぶつけ合うことで仲間や家族の大切さを知っていく絆と再生の物語。

 主演を務めるのは堤真一。映画、ドラマ、舞台において長きにわたり第一線で活躍を続け、正統派な役から狂気的な役、コミカルな役など作品ごとに様々な顔を見せる、日本を代表する俳優の一人だ。そんな堤が今作で、1999年放送の『ザ・ドクター』以来、約27年ぶり2回目の日曜劇場の主演を務めることが決定した。

 演じるのは、天才“すぎる”頭脳と知識を持ち合わせた宇宙物理学者・伍鉄文人(ごてつ・ふみと)。大学で准教授を務めながら「ブラックホール」の研究をしている伍鉄は、天才すぎるがゆえに悪意なく思ったことを口にしてしまい、同業者を傷つけ、まさに「ブラックホール」のように次々と闇に堕としてしまう人物である。周囲から孤立し、誰ともぶつかることも向き合うこともなく、自身の興味のある難問を見つけ、答えを導き出すことだけを生きがいとしてきた孤独な男だ。

 そんな伍鉄が、ひょんなことから従姉妹の日野雅美(ひの・まさみ)がヘッドコーチを務める車いすラグビーチーム「ブレイズブルズ」の練習を見学することに。そこで出会ったのは、さまざまな障がいを抱える個性豊かな選手たちだった。3年間勝利なし、選手同士はたびたび口論し、プレーに一体感がなく、チームはバラバラ。到底勝てる雰囲気はない弱小チーム“ブルズ”だった。

 しかし、問題だらけの光景を目にした伍鉄は「最高だよ! このチーム問題山積みだね!」と嬉しそうに言い、車いすラグビーのルールも知らない中、なんと「僕なら勝たせることができます。
このチームを日本一にさせましょう」と言い放つ。

 最初はただ“勝てない”という難問を解いていくだけのつもりだった伍鉄が、ブルズの抱える難問の答えを導き出していく中で、選手と本気でぶつかり合い、そして個々が抱える人生の傷を知ることで、自身の抱える難問とも向き合っていくことに…。

 完全オリジナルストーリーとなる本作の脚本を担当するのは、『サンクチュアリ -聖域-』や『クジャクのダンス、誰が見た?』など注目作を数多く手がけてきた金沢知樹。

 パラスポーツの中で唯一、車いす同士が激しくぶつかり合うことが許され、その過激さから「マーダーボール(殺人球技)」と呼ばれていたこともある車いすラグビー。2024年のパラリンピックでは日本代表が初めて金メダルを獲得し、今最も注目を集めるパラスポーツのひとつだ。本作はそんな車いすラグビーを舞台に、新たな物語が動き出す。

 さらに、車いすラグビーの選手役を演じるキャスト陣が文字通り体当たりで実際にプレーし、日本車いすラグビー連盟の監修のもと作り上げられる臨場感あふれる試合シーンの映像にも注目したい。

 そして本作では、身体だけでなく心でも本気でぶつかり合い、人としても成長していくキャラクターの姿を通して、“愛と絆”という最高の“ギフト”を届ける。

 日曜劇場『GIFT』は、TBS系にて4月より毎週日曜21時放送。

※堤真一ほかのコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■主演・伍鉄文人役:堤真一

 この物語は「車いすラグビー」が主役だと思っています。あくまでも僕はうまくサポートする立場でいたいと考えています。


 選手役の皆さんは撮影に入る何ヵ月も前から練習をしていたので、撮影に入ったときには本当に驚きました。皆さんの並々ならぬ努力と気概を強く感じました。

 僕の役柄は、ラグビーの試合が宇宙の構造と似ていることから興味をもってコーチになるという宇宙物理学者なのですが、モノの見方も科学的で、どこか数式的な物事の考え方をしています。その孤独な男がチームと競技によって心が開いていくんです。

 そして、障がいやパラスポーツという垣根がなくなり、皆それぞれの生き方が交錯し、仲間と家族の大切さを知っていきます。そんな絆と再生の物語を、ぜひ楽しんでいただきたいと思います。

■企画・演出:平野俊一

 車いすラグビーを初めて見たのは、10年前。その“迫力と熱”に圧倒されました。この“エモさ”をどうにかしてドラマにしたい! 必ず素晴らしいものになるはずだ! そう確信しました。

 さらに取材していく中で、コーチやスタッフ、家族の方々、このスポーツを“取り巻く人々”が懸命に選手を支え、共に歩む覚悟に敬服しました。人が生き・問い続けていく姿は、この作品にこれまでにない“深み”を与えてくれました。

 そして我々が主人公に選んだのは、孤独で“枯れかけた中年”宇宙物理学者の伍鉄文人。
宇宙の答えを“式”で出すことでしか喜びを知らない伍鉄が、やる気も希望も失い、闇をさまようチームと出会い、心と身体でぶつかり合うことで、自分の人生も顧みることになります。初めて仲間と熱い絆を結び、家族との中で初めて愛を知り、初めての親友と友情を育んでいく…。

 伍鉄はいろんな“ギフト”を手にし、人生をもう一度輝かせていきます。そして人生の問題に挑む伍鉄と関わる中で、周囲にいた“光を失った人々”も生まれ変わり輝きを取り戻していきます。そんな物語を、涙と笑いの詰まったギフトボックスにたくさん詰めて、視聴者の方々にお届けしたいと思っております。日曜劇場『GIFT』ぜひご期待ください!

■プロデューサー:宮崎真佐子

 このドラマは、天才すぎて孤独に生きてきた宇宙物理学者が全く縁遠い分野である車いすラグビーと出会い、そこで個性豊かな選手たちと本気でぶつかり合うことで、仲間の存在を知り、愛を知り、自らの人生の傷も癒やしていく、絆と再生の物語です。そんな一風変わった主人公・伍鉄を演じるのは堤真一さん。枯れかけた中年のおじさん、だけど天才で孤独な伍鉄という役に、堤さんにしか出せない説得力を持たせ、生き生きと演じて頂いています。伍鉄が選手たちとぶつかり合い、仲間を知り、愛を知るその過程は、単なるスポーツドラマの枠を超え、熱を持った感動の物語になっていますので、ぜひ、このドラマから最高のギフトを受け取って頂けますと嬉しいです!

編集部おすすめ