伊野尾慧主演×ヨーロッパ企画の上田誠脚本・演出の舞台『四畳半神話大系』より、全キャストが発表され、加藤史帆剛力彩芽、大窪人衛、田中偉登、菊池日菜子、金子鈴幸、町田マリー、石田剛太、酒井善史、諏訪雅、池田一真&純(しずる)らの出演が明らかとなった。併せて、メインビジュアルも公開された。



【写真】加藤史帆、剛力彩芽ら個性派キャストが勢ぞろい!

 2003年に『太陽の塔』で第15回日本ファンタジーノベル大賞を受賞し、2006年『夜は短し歩けよ乙女』で山本周五郎賞、本屋大賞(2位)などを受賞。京都を作品の主な舞台とし、独自の語り口で日本の新しいファンタジーを切り拓く話題の作家・森見登美彦の人気小説『四畳半神話大系』を初舞台化。

 脚本・演出を務めるのは、2010年にフジテレビ系の深夜アニメ枠、ノイタミナで放送されたアニメ『四畳半神話大系』で脚本を担当したヨーロッパ企画の上田誠。『夜は短し歩けよ乙女』のアニメ映画の脚本、2021年上演の舞台版の脚本・演出も手掛けるなど、森見作品を熟知した上田が、舞台上で物語の世界観を色濃く描き出す。

 この度、主人公の冴えない大学生「私」役を演じる伊野尾慧と共に、物語を彩る全キャストが発表。

 明石さん役に、元日向坂46のメンバーとして活動し、現在は俳優として映像作品を中心に活躍している加藤史帆。小津役に劇団イキウメの大窪人衛、樋口師匠役にヨーロッパ企画の石田剛太、羽貫さん役にNetflixシリーズ『極悪女王』での体当たり演技が多くの注目を集めた剛力彩芽。そして、お笑いコンビ・しずるの池田一真が猫ラーメンの店主役、純が相島先輩役で出演する。

 さらに、田中偉登、菊池日菜子、コンプソンズの金子鈴幸、舞台を中心に活動する町田マリー、ヨーロッパ企画の酒井善史と諏訪雅、劇団スポーツの内田倭史、日下七海、ヒロシエリ、劇団あはひの松尾敢太郎という多彩な顔ぶれが揃った。

 併せて解禁されたメインビジュアルは、登場人物たちが重なる四畳半に佇む、見る者を物語へと誘うデザイン。複数の並行世界を行き来する、おかしくもほろ苦い青春ストーリーの世界を、上田誠と豪華キャストたちがどうやって舞台上に現出させるのか期待が高まる。

 原作の森見は「主演の伊野尾慧さんは、一見、腐れ大学生にはまったく見えません。
少なくとも私の学生時代、こんなにステキな学生はまわりに一人もいませんでした。それはそうでしょう。だからこそ、どんな工夫をされるのか楽しみにしています。伊野尾さん渾身の『腐れ大学生』を見せていただければとても嬉しい」と期待のコメント。

 加藤は「クールで知的な明石さんは、普段の私とは正反対ですが、彼女のシュールな面白さや、ふとした可愛らしさを全力で表現したいです。もし私が大学生だったら……と妄想していた理想の『サークル生活』や『学食』の空気感を、舞台上でキラキラと輝かせます。日向坂46の時とはまた違う、新しい私に会いに来てください 」とアピール。

 剛力は「演じる羽貫さんは、お酒を愛する大胆で素敵な女性。自分と似ているところを探りながら、舞台ならではの新しい羽貫像を作っていきたいです」と抱負を語る。

 大窪は「『小津をやる』と決まってから、正直なところ期待と怖さで震えています(笑)。権力に媚びへつらい、一見救いようがない小津ですが、実は自分のことが大好きな『甘えん坊』という一面も。そんな彼の人間臭さを、舞台上で爆発させたいと思っています」と意気込む。


 田中は「念願のヨーロッパ企画・上田誠さん脚本・演出の舞台、しかも演じるのはあの城ヶ崎先輩!最高にナルシストで自信満々な彼を、どう面白く演じ切るか。自分を『かっこいい』と信じて疑わない城ヶ崎のパワーを借りて、舞台上で思い切り暴れ回りたいです」と力を込める。

 菊池は「私が演じる小日向さんは、凛とした潔さが魅力の女性です。彼女の持つ芯の強さを大切に、舞台でしか出会えない小日向さんを丁寧に作り上げたいと思っています」とコメント。

 石田は「ついにまた『樋口師匠』を演じる時が来ました!これまでは学生たちに振り回される側でしたが、今回は一味違います。飄々として底知れない、でもどこか愛おしい樋口師匠として、物語の迷宮を静かに、時に大胆にかき回していきたい。上田くんが僕にどんな『師匠の服』を着せてくれるのか、楽しみで仕方がありません」と期待をにじませている。

 舞台『四畳半神話大系』は、新国立劇場 中劇場にて5月17日~31日、東京建物 Brillia HALL 箕面(箕面市立文化芸能劇場)にて6月4日~9日上演。

※コメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■森見登美彦(原作)

上田誠さんというのは変な人で、遠い昔、アニメ化でたいへんな思いをしたのに、その苦労をもう一度、今度は「舞台化」で味わいたいというのです。阿呆ではなかろうか。おそらく上田さんはあまりにも才能に溢れすぎて、超絶むずかしい挑戦をしなければ満足できない身体になってしまったのでしょう。
いやはや!

主演の伊野尾慧さんは、一見、腐れ大学生にはまったく見えません。少なくとも私の学生時代、こんなにステキな学生はまわりに一人もいませんでした。それはそうでしょう。だからこそ、どんな工夫をされるのか楽しみにしています。伊野尾さん渾身の「腐れ大学生」を見せていただければとても嬉しい。

■加藤史帆(明石さん役)

「えっ、私が明石さんを!?」と驚きつつも、憧れの上田誠さんの世界へ飛び込めることに胸が高鳴っています。クールで知的な明石さんは、普段の私とは正反対ですが、彼女のシュールな面白さや、ふとした可愛らしさを全力で表現したいです。

上田さんの作品といえば、緻密に計算されたセリフの掛け合い。あのテンポ感に加わり、観客の皆さんに「楽しかった!」と心から思っていただけるような時間を届けたいです。

もし私が大学生だったら……と妄想していた理想の「サークル生活」や「学食」の空気感を、舞台上でキラキラと輝かせます。日向坂46の時とはまた違う、新しい私に会いに来てください。劇場でお待ちしています!

■剛力彩芽(羽貫さん役)

念願叶って、ついにヨーロッパ企画・上田誠さんの舞台へ初参戦します!アニメ版の驚異的なスピード感を舞台でどう表現するのか、「ますます想像がつかなくなった!」と私自身が一番ワクワクしています。
演じる羽貫さんは、お酒を愛する大胆で素敵な女性。自分と似ているところを探りながら、舞台ならではの新しい羽貫像を作っていきたいです。

「実を言うと人間的にドキッとする部分が散りばめられている」というこの物語。稽古場でどんな魔法がかかり、どんなハッピーな作品に仕上がるのか。私と一緒に、四畳半の迷宮へ飛び込んでみませんか?皆さんに最高のワクワクをお届けします!ぜひ劇場で目撃してください。

■大窪人衛(小津役)

「小津をやる」と決まってから、正直なところ期待と怖さで震えています(笑)。でも、物語に漂うあの独特な「虚無感」は僕の大好物。権力に媚びへつらい、一見救いようがない小津ですが、実は自分のことが大好きな「甘えん坊」という一面も。そんな彼の人間臭さを、舞台上で爆発させたいと思っています。

座長の伊野尾慧さんとは同い年のバディ。初めましての皆様と、いかに稽古場で「遊べるか」が勝負だと思っています。原作ファンの方にも、初めて触れる方にも、「小津、最高に面白いな!」と言ってもらえるような、中毒性のある舞台にしてみせます。
熱い夏の四畳半、ぜひのぞきに来てください!

■田中偉登(城ヶ崎先輩役)

念願のヨーロッパ企画・上田誠さん脚本・演出の舞台、しかも演じるのはあの城ヶ崎先輩!最高にナルシストで自信満々な彼を、どう面白く演じ切るか。今からワクワクが止まりません。アニメの膨大なセリフ量と、あの独特なやり取り……遊びがいがありすぎて、今年一番の楽しみな挑戦です。

僕自身の馴染みがある京都を舞台に、憧れの大学生活を謳歌するつもりで挑みます。自分を「かっこいい」と信じて疑わない城ヶ崎のパワーを借りて、舞台上で思い切り暴れ回りたいです。観てくださる皆さんに「四畳半の熱い夏」を感じてもらい、スカッと楽しんでいただけるようなステージをお約束します。劇場で会いましょう!

■菊池日菜子(小日向さん役)

大好きなヨーロッパ企画さんの世界観、その一部になれる幸せを噛み締めています。上田さんの作る、緻密で愛おしいキャラクターたちが舞台上でどう躍動するのか……。私が演じる小日向さんは、凛とした潔さが魅力の女性です。彼女の持つ芯の強さを大切に、舞台でしか出会えない小日向さんを丁寧に作り上げたいと思っています。

この数年で大学生を経験した私にとって、この「青さ」全開の空気感はとても身近。でも、四畳半に象徴されるような「無駄だけど愛おしい沼」への憧れも募ります。
何かにがむしゃらになる熱量を、劇場という空間で皆さんと共有したいです。日常を少し忘れるような不思議な体験を、ぜひ一緒に楽しみましょう!

■石田剛太(樋口師匠役)

ついにまた「樋口師匠」を演じる時が来ました!これまでは学生たちに振り回される側でしたが、今回は一味違います。飄々として底知れない、でもどこか愛おしい樋口師匠として、物語の迷宮を静かに、時に大胆にかき回していきたい。上田くんが僕にどんな「師匠の服」を着せてくれるのか、楽しみで仕方がありません。

劇団にとってもファンの方にとっても大切な『四畳半』という宇宙。その深淵に触れるような、不思議で汗ばむような夏をみんなで作っています。僕の樋口師匠が、皆さんを素敵な四畳半の世界へ導きますよ。劇場で、ちょっと不思議な時間の旅を一緒に楽しみましょう!

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