昨年自身初となるソロアリーナツアー『SHINGO KATORI 1st LIVE TOUR Circus Funk 2025』を敢行した香取慎吾。そのファイナルとなるAichi Sky Expoでのステージを収めたDVD/Blu-rayが現在予約受付中だ。

“これぞ、香取慎吾!”ともいうべき、カラフルでショーマンシップにあふれた心躍るステージを香取に振り返ってもらった。

【写真】いつまでも変わらない“慎吾ちゃんスマイル”に癒やされる!

◆コロナ禍を経て初めてファンと楽しめるツアーは「パーティーだ!」

――全国5都市・10公演を駆け抜けた『SHINGO KATORI 1st LIVE TOUR Circus Funk 2025』。初のソロアリーナツアーというのが意外でした。

香取:初めてじゃないはずなのですが、初めてなんです(笑)。というのも、前々年に『Black Rabbit』というコンサートを開催したのですが、あの時は、追加公演という形で全国いろんなところへお邪魔しました。なので、“ツアー”と銘打ったライブは今回が初めて。グループとしては本当にたくさんのツアーをやってきて、1人でももうツアーのようなものをやっているのに、今さら“ファーストツアー”というのもいいな!と思いながら臨みました。

――今回のツアーは、中森明菜さんとコラボした「TATTOO(feat. 中森明菜)」や、SEVENTEENとのコラボ楽曲「BETTING」などが収録され話題を集めた3rdアルバム『Circus Funk』と連動したツアーです。アルバム制作時から、「こういうツアーになりそうだな」というイメージはお持ちでしたか?

香取:アルバムを作るにあたって、こういうステージになるから、そこに必要な曲を作っていこうという形で進めていきました。

――「こういうツアーにしたい!」というのが最初にあったんですね。

香取:僕としてはそれが普通だと感じていました。でも、「SURVIVE(feat. LEO from ALI)」を一緒に作ったALIのLEOくんと対談したときに「どうしてみんなはそうしないんだろう?」と聞いたら、「いやいや、僕らは曲を作りたいというところから始まって、ライブは演出家の人と『こんなセットリストにしようか』と話し合ってできていくものなんです。
香取さんはそれを全部自分でやっているから、ライブのイメージが先でやれるんじゃないですか?」と言われた時に初めて「そうか!」と思いました。

――今回のライブは、「Circus Funk」というタイトル通りというか、サーカスのようなワクワク感ときらめきと、ちょっと妖しい部分みたいなものがすべて凝縮されたようなアルバムであり、ツアーなのかなと思うのですが、振り返ってみると、どんなツアーでしたでしょうか?

香取:今回は「サーカス」と「ファンク」を掛け合わせた『Circus Funk』なので、バラードっぽい曲を省いて、とにかく「パーティーだ!」というツアーにしようと決めていました。というのも、僕が1人でもう一度ステージに立ち始めたのが、ちょうどコロナ禍ぐらいだったんです。本格的にファンの皆さんと騒げるのは今回が初めてのような気持ちだったので、じゃあパーティーをしよう!と思いました。

「気づいたら終わっちゃった」「終わるのが寂しい」と思ってもらえるような楽しい空間を作りたいと思いながらステージに立っていましたが、毎回終わる時に「え~!もう終わりなの?」と自分が一番寂しくなっちゃって(笑)。そういう演出に自分でしておきながら自分が1番食らっていました。それが、いいことなのか悪いことなのか、みたいなところが面白かったです(笑)。

◆思い描いたとおりのオープニングに惚れ惚れ「かっこいい!」

――今回のDVD/Blu-rayには愛知でのファイナルの模様が収録されています。このステージにはアルバムにも参加された、SHOW-GOさん、LEOさん(ALI)、乃紫さんも登場し、香取さんとスペシャルコラボされました。

香取:愛知以外の場所にも遊びに来てくれていたのですが、ファイナルには3組も来てくれて、サーカスを盛り上げてくれたのがうれしかったです。今回のDVD/Blu-rayには入っていないのですが、SHOW-GO、ALI、乃紫の曲を僕も一緒に歌ったのも楽しかったし、DVD/Blu-rayにも収められた、アルバム『Circus Funk』で一緒にコラボレーションした曲(「COLOR BARS(feat. SHOW-GO)」「SURVIVE(feat. LEO from ALI)」「一億人の恋人(feat. 乃紫)」)を彼らと一緒に歌ってるシーンも、やはり1人で歌うよりもパワーアップしていて最高に楽しかったです。

あと、みんなで食事に行ったのも楽しかったです。
僕とSHOW-GO、僕と乃紫という感じじゃなく、LEOと乃紫が話しているところに僕とSHOW-GOも入っていくという雰囲気が、みんなで1つのサーカス団としてフィーチャリングできている感じがしました。新しい可能性がどんどん広まったようでうれしかったです。

――サーカスの団長的立場として、皆さんが楽しんでらっしゃる姿を見るのも…。

香取:楽しいですね。「とにかく楽しんで」というのがモットーなので。ダンサーやバンドもたくさん引き連れていると、緊張したり、間違えて反省することもありますが、いつもみんなに言うのは、そんなことよりも「今日のこの公演を楽しんで」ということ。失敗したら…って考えるよりも、この今の時間を楽しもう!という感じです。

――今回のツアーを通して一番印象的だったことはどんなことですか?

香取:DVD/Blu-rayの収録もあったファイナルのAichi Sky Expoは、初めてだったのですが、スタンド席のないアリーナでした。ステージに立つと、正面は壁のようになっているのですが、そこに、僕のキャラクターのくろうさぎやファイナルお疲れ様!などの文字がレーザーで映し出されたんです! 僕も知らないまったくのサプライズだったのですが、ファンの皆さん含めみんながハッピーになれる瞬間を、長く一緒にやってきてくれているスタッフが作ってくれて。Aichi Sky Expoでないとできなかった、とてもうれしい瞬間でした。その模様は、今回のDVD/Blu-rayのエンドロールにも入れているので、ぜひ確認してほしいです。

――それは見ていただかないとダメですね。
そのほかに、演出担当として、ここを見てくれ!というポイントはどこでしょう。


香取:ショーはオープニングがとても大事だといつも思っています。今回のオープニングは、指揮者のように僕が合図をしたら、赤いサーカス小屋の大きな幕が飛んでいくのですが、まだ曲もできていない段階に、一番最初に思い描いたワンシーンでした。その思い描いてたオープニングがしっかり実現できたところは見どころです。

自分の頭の中でこんな演出にしようというのを作って、それをみんなで形にしてもらうのですが、実際に本番が始まっていくと自分はステージに立つので、俯瞰で見る機会はあまりなくて。昔はその回ごとにビデオを撮ってもらって細かくチェックしていたのですが、もうみんなを信じて任せようと、だんだんとチェックもしなくなっていたんです。今回、改めて編集所で映像を見ると、「かっこいい~!」「こんなかっこいいオープニングを毎回やってたんだ!」という気持ちになりました。編集と関係なく、「今のところ、もう1回戻して見たい!」と何度もお願いして、「そういう時間じゃないんですよ」と言われたりもしました(笑)。

――香取さんにとって、ライブというのは本当に楽しい場所なんですね。

香取:今、このDVD/Blu-rayを一番楽しみにしているのは僕かもしれないです。早く家の大画面で見たい。

――今回予約するとクリアファイルと千社札が特典として付いてきます。


香取:最近は子どもたちの間でシールがブームになっていますけど、千社札って大人も欲しくなる特別感がありますよね。今、三谷幸喜さん演出のミュージカルで天海祐希さんとご一緒しているのですが、稽古場の席がお隣同士なんです。天海さんのノートに「天海祐希」っていう千社札が貼ってあるのを見かけて、僕の千社札もあんな感じにできるんだ!とワクワクしました。届いたら、天海さんにもプレゼントしたいと思います(笑)。

◆絵と音楽――0から全部自分で生み出すその2つは欠かせないもの

――2025年は主演ドラマ『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』があり、アルバムリリース、ツアーとフル回転でした。そして今年は1月からバラエティ番組『しんごの芽』(読売テレビ/毎週土曜23時30分)がスタート、4月からはミュージカル『新宿発8時15分』があり、秋以降には主演映画『高校生家族』の公開も控えています。いろんな媒体を通して香取さんの活躍を拝見できるのが、ファンとしてもうれしい限りです。

香取:お話をいただいてお仕事していたら、たまたまいろんなジャンルになったんですよね。改めて幸せなことだなと思いますし、自分でもびっくりしています。まさかまたテレビで冠番組をやることになるとは思っていなかったです。また、ミュージカルも天海さんや尾上松也さん、ウエンツ瑛士さんをはじめ本当に豪華キャストの皆さんとご一緒できて。毎日稽古をやっていると、改めて有名な人に囲まれていてすごいな!って思いますし、笑いがあふれる稽古場で、楽しい作品になる予感がしています。
映画も、仲里依紗さん、齋藤潤くん、永尾柚乃ちゃんと素敵な皆さんとご一緒できて…。本当に自分でもびっくりしています。

――今後はどんな香取さんの姿を拝見できそうでしょうか?

香取:いろいろなジャンルのお仕事で、いろいろなことができていてとても幸せなんですけど、やっぱり音楽、ライブと絵の個展はやりたいです。音楽と絵が1番自分で作っている場所というか。0から全部自分で生み出しているというのがその2つ。そこはやっぱり好きみたいですね。どんなに忙しくて時間がなかったとしても、音楽と個展はやりたいなと思っています。

――ファンミーティングやライブで香取さんに会える日を楽しみにしている皆さんが多いかと思いますが、まずはこのDVD/Blu-rayでその日まで気持ちを温めておいてほしいですね。

香取:とてもかっこよいので、ぜひ!(笑)

今っていろいろなものを様々な場所で観られるじゃないですか。スマホの画面でもいいのですが、自分の好きなものを、大きい画面でクオリティの高い映像で観る時間もとても大切だなと思ったんです。編集していて僕も早くこのDVD/Blu-rayが欲しいと思ったくらいなので、ぜひ多くの皆さんに楽しんでいただきたいです。

――では最後に、今回のDVD/Blu-rayを楽しみにしている皆さんにメッセージをお願いします。


香取:慎吾ちゃんを応援してくれている方は、ぜひともあなたの人生の一部としてゲットしてほしいですし、香取慎吾を知っているけど「最近何やってるの?」と思ってくれた方にも、「香取慎吾、ずっと歌ってきてライブが大好きなんだな」「歌って踊って楽しそうだな」と思っていただける作品になっていると思います。そして、絶対に一緒に楽しめる時間を作りますので、今度はライブにも足を運んでいただけたらうれしいです。

(取材:近藤ユウヒ 写真:米玉利朋子[G.P.FLAG inc])

 『SHINGO KATORI 1st LIVE TOUR Circus Funk 2025』 -Aichi Sky Expo-は、3月10日23時59分までCHIZUSHOPで受注予約受付。4月中旬より順次発送予定。価格はBlu-ray/6380円(税込)、DVD/5610円(税込)※別途送料必要

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