山時聡真と菅野美穂が親子役でダブル主演する映画『90メートル』より、キャスト陣の役さながらの絆や笑顔があふれるメイキング写真8点が一挙解禁された。

【写真】キャストやスタッフの絆が感じられるメイキングカット

 新進気鋭の監督・中川駿によるオリジナル企画を映画化した本作は、人生の岐路に立つ高校生の息子と、難病を抱えるシングルマザーの揺るぎない愛をつづった感涙の物語。

母親を看病した経験を持つ監督が、自身と母の姿を重ね合わせてキャラクターを作り上げ、半自伝的映画を生み出した。

 難病を抱えた母・美咲と2人で暮らす高校3年生の藤村佑を演じるのは山時聡真。人生の岐路に立ったいま、東京の大学に進学したい気持ちと母のそばを離れるわけにはいかない状況下に置かれ、将来の選択を迫られる等身大の主人公を体現した。母・美咲を演じるのは、自身も子育て中で母親役が続く菅野美穂。日に日に身体の自由がきかなくなる難病を患いながら、我が子を何よりも思いやる母親を熱演している。

 そのほか、美咲が利用する介護施設のケアマネジャー・下村香織役を西野七瀬、佑が所属するバスケ部のマネージャー・松田杏花役を南琴奈、バスケ部員・大平翔太役を田中偉登が演じる。主題歌は、大森元貴による書き下ろし楽曲「0.2mm」。

 この度、山時や菅野ら出演者が声を揃えて「温かな現場だった」と語る、本作の撮影現場を捉えたメイキング写真8点を一挙公開。

 中川監督の撮影スタイルは、俳優からの意見を積極的に取り入れること。まず俳優の芝居を見て、その上で話し合いながらシーンを深めていくという。山時も実際に、中川監督と「この場面の佑はどういう気持ちなのか」と、撮影の合間に丁寧に話し合いを重ね、佑の人物像を深めていった。

 メイキング写真の中には、真剣に議論を交わす山時や、美咲を支えるケアマネジャー役の西野の姿が。
また、山時が菅野の爪を切る印象的な一幕も収められており、これは菅野が「介護だと思って私の爪を切ってみて」と山時に提案して実現したもの。山時はこの時を振り返り、「それが息子としての距離感のような気がしたし、佑の描かれていない(日常生活の)部分を想像できるようになった」と、役への理解がより深まったことを明かしている。

 さらに、劇中でも大切なシーンの一つ、佑が作ったカレーを美咲と一緒に食べる姿も。同シーンで山時は、カレー作りを練習して撮影に臨んだという。そんな山時の努力が佑の姿にも重なったのか、菅野も笑顔を見せており、まるで本物の親子のような温もりを感じさせる。

 そのほか、菅野が子役の頬をカイロで温める母親らしい一面をのぞかせた姿、下校途中にコロッケを買うシーン臨む山時と南が、まさに高校生そのものといった無邪気な笑顔を見せる様子も収めており、和やかな撮影現場の空気が伝わってくる写真となっている。

 また今回、3月17日にニッショーホール(東京)にてチャリティ上映会を開催することも決定。 当日は山時、菅野、中川監督が舞台あいさつを行う。上映会の売り上げの一部は、一般社団法人ヤングケアラー協会へ寄付される。チケットは販売中。

 映画『90メートル』は、3月27日より全国公開。

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