紅しょうがの熊元プロレスが、ドラマ初出演にして主演を務めるドラドラ大作戦『大丸愛は選択する』(テレビ朝日系/毎週土曜24時30分)が今夜スタート。毎話クライマックスで熊プロが“台本なしのアドリブ芝居で結末を選択する”という高ハードルに「何をしてくれてんねん」と嘆く彼女に、初めてのドラマの現場を振り返ってもらった。
【写真】刑事になりきる熊プロがかわいすぎ!!
◆ドラマ初出演×主演×結末がアドリブは「やりすぎやろ!」
本作は、子どもの頃から読み続けてきた少女漫画の影響で恋愛妄想が止まらない刑事・大丸愛(熊元プロレス)が、訳アリのイケメン容疑者につい同情し恋愛感情を抱くことから始まるラブサスペンス。結末部分の台本は熊元プロレスには知らされず、物語の行方は彼女のアドリブに委ねられる。同僚刑事に、桐山漣、守屋麗奈(櫻坂46)、愛が恋愛感情を抱く相手に、高松アロハ(「高」は「はしごだか」が正式表記)、小西詠斗、本多大夢と注目キャストがそろうことでも話題を呼んでいる。
――初めてのドラマ出演となりますが、お話を聞かれた時のお気持ちは?
熊元:初めてでしかも主演というのがまず衝撃的で「ドッキリかな?」と思ったんですけど、さらに「ストーリーの最後はアドリブで」と聞いて嘘やと思いました。私、バラエティーでもアドリブがうまくいってるところを見せたことがなかったので、本当に何をしてくれてんねん!と。
――もともとドラマに出たいという思いはお持ちだったんですか?
熊元:出たいけど、でもねぇ…って感じだったんですよ。でも、声優とかをやらせてもらった時に演じるのって楽しいなって思って、やってみたいなという気持ちが芽生え出したタイミングではあったかもしれないです。
――初出演で、主演で、結末がアドリブという、なかなかの入りで(笑)。
熊元:そうなんですよ。さすがにやりすぎやろ!となりました。初めはゲストとかで出させてもらって…とかあるじゃないですか。本当に何がなんだかわからんまま始まって、必死にやったという感じですね。
――今回演じられる大丸愛は、熊プロさんご自身に重なる部分はありましたか?
熊元:違う部分がないんじゃないかというぐらい私に通ずることがありすぎて、逆にちょっと困ったくらいで。愛は普段から恋愛に憧れていて、少女漫画のような妄想をするタイプの人間なんですけど、私も信じられないぐらい妄想しますし。自分が決めたことは貫きたいというところや、ちょっと欲に流されてしまうところも本当にそのままだったので、もしかしたら演じてはいないかもしれないです。特にアドリブの部分は“熊元”が出てるかもしれません。
――座長として心がけたことはありますか?
熊元:主役をやらせていただくというので、引っ張っていくぞ!と思ってはいたんですけど、やっぱりすごく緊張していたので、桐山さんをはじめ皆さんに話しかけていただいたりと引っ張っていただきました。
桐山さんは「カメラの回ってないところでずっとブツブツ言ってるけど、なんでそんなに独り言をしゃべっているの?」ってセリフの練習をしている私にドSな感じで絡んでくださって。その言い方が私の好きな感じだったので、また脳内で妄想が始まったりしましたね(笑)。
麗奈ちゃんもドラマにメインで出るのは初めてということで、一緒に頑張ろうと分かち合える部分があったので、心強かったです。
――相方の稲田さんの反応はいかがでしたか?
熊元:稲田さんはずっとドラマに出たいと言ってるタイプだし、俳優さんと結婚したいという夢もあるので、すみませんねという感じで伝えて。私は漫才でも絶対に噛むので「大丈夫なん?」とすごく心配してくれましたし、恋愛の妄想をする刑事の話でこういうことが起きる…と伝えたら、「あんたが書いたんか?」とも言ってました。
――稲田さんも出演されるんですよね。ドラマの現場で稲田さんに会うのはどんな感じでしたか?
熊元:めちゃくちゃ恥ずかしかったです(笑)。
2人でやりとりするシーンもあるんですけど、1回だけ監督に「熊元さん、全然違います」って言われたことがあって。ちゃんと表情を決めなきゃいけないのに、自分でもわかるぐらい全然違う顔をしていたんだと思います(笑)。
◆シーズン2があったら希望する恋愛シチュエーションは?
――アドリブのシーンにはどんな心境で臨まれましたか?
熊元:撮影の時はちょっと隔離されて見えない状態にされて、本当に本番からスタートっていう状態だったんです。こういう展開になるんじゃないかと想像して最初は臨んでいたんですけど、全部外れましたね。途中からは考えないようにして、本当にまっさらな大丸愛としてのその時の感情だけを頼りにしようと決めて演じていました。
――桐山さんは「みんなが想定するであろうセリフじゃない、予期せぬところから来るので緊張感もあったし、熊ちゃんにペースを握らすと話が右往左往してしまうので自分が火傷しないためにも全部を拾ってはダメなんだと思いました」、守屋さんも「自分が言うべきこともあるので、そこはちょっとすいませんって思いながら受け流してやらせていただきました」とおっしゃっていました(笑)。
熊元:そうなんですよ! 2人には結構セリフを無視されました(笑)。
――今回ドラマでアドリブ力を鍛えられたことが、本業の漫才に活きたりは…
熊元:活かせないです! お笑いはスピードが大事なのもありますけど、ドラマだと1度役が入った上でその人がどう思うかっていうアドリブをやるので、芸人としてのアドリブと役のアドリブはちょっと違うんだなと感じました。
――今後チャレンジしてみたい役どころはありますか?
熊元:今回刑事をやらせてもらったんで、今度はCAさんなんかいいかもしれないですね。笑いごとじゃないですよ! 今回は結構私のまんまなところもありましたが、CAさんをやるとなると所作が綺麗だったりと完全に別人にしないといけないじゃないですか。私とは全く違うキャラクターの人をやってみたいと思いますね。
――恋愛パートについてもお伺いしたいのですが、熊プロさん演じる愛とイケメンの皆さんのシーンで特にときめいたのはどんなシーンでしょうか。
熊元:手錠で一緒に繋がれるシーンは、妄想じゃないとできないシーンなので楽しかったです。相手役のアロハくんをちょっときつく締め上げすぎてしまって、私のほうも痛かったりしたんですけど、2人して身動き取れない状態で走るっていうのは、痛いんだけどその痛さも全然いいというか、それさえときめきに変わっていくんだなと。自分の気持ち次第でなんでもときめきに変えられるんだっていうのを実感しましたね。
デートのシーンでは愛がちょけた表情を見せるんですけど、「可愛くやってる。まだ本気出せるよね?」と言われて、ギクっ!となりました。確かにまあまあ可愛くやってたんですよね。
――今回、アイドルやホストとの妄想恋愛パートがありましたが、どの妄想が一番たぎりましたか?
熊元:全部が違うシチュエーションすぎて一番は選べないですね。ホストクラブでのシーンは自分が普段行っているというのもあってリアルな感じもあったですし。どれと決められないくらい全部楽しかったです。
――それでは、シーズン2があったら、今度はこういうシチュエーションをやってみたいという希望はありますか?
熊元:えぇ! ……ちょっとだけ考えていいですか(熟考)。言っておいたら実現するかもしれないですもんね。ちょっと待ってくださいね…。こういうのを考えるのがめっちゃ楽しいんですよ。
例えば、海外の方とのグローバルな出会いとかいいかなと思います。あと、もう1個いいですか? ヒモじゃないですけど街中をフラフラしているようなタイプの男の子を、私がなんか面倒見るみたいな感じもいいなと思います。
――熊元さんの理想のタイプはクズだったらクズの方がいい感じですか。
熊元:芯が通ってる人やったらっていう感じですね。
――今回のドラマをどなたに観てもらいたいですか?
熊元:稲田さんにももちろん観てもらいたいですし、マユリカさんとか身近な人ですかね。私のことを普段バカにしてる人たちに「すごい役をやらせていただいたんだぞ!」というのを見せたいですね。それで「すごくよかった!」「尊敬します!」と言われたいです。ちょっとときめきのシーンもあるので、いつもとは違う一面を見ていただきたいです。すごくいい表情ができていると思うので、自信はあります!
◆選択は直感で決めるタイプだけど後悔はしない
――今回『大丸愛は選択する』というタイトルですが、熊元さんはパパッとすぐに選択できるタイプですか?
熊元:どっちやろ…。結構直感で決めるタイプではあるかもしれないですね。それに対して「わぁ、ミスったな」と思うこともあるんですけど、後悔はしない感じです。
――これまでで一番大きな選択はどんなものでしたか?
熊元:1つは大学を辞めて、NSC、お笑いのほうへ行くと決めたことです。1度大学とお笑いで迷って大学を選んで、結局大学を辞めてお笑いに行ったので、正直その時はお母さんにも迷惑をかけるし良くないなとちょっと思ったんです。
あとは、東京に出てきたタイミングですかね。最初は何もない状態で出てくるのが怖かったので、何か賞を取ってから東京に出てこようと決めていたんです。でももう賞レースで賞とか取らんでも、別に東京へ行って0から頑張ったらいいやんと思って出てきた年に賞(THE W)を取れて。あそこの決断は本当に良かったなと思います。
――先ほどこのドラマを誰に見てもらいたいかという話もありましたが、映画監督ゆりやんさんに観ていただいて、ぜひ熊元さんの次回作は海外デビューなんてことも…。
熊元:いやいや。ゆりやんが頭の中に描いているやつはすごすぎて、私は出れないですよ。でもゆりやんやガンバレルーヤとはいつも恋愛の話をして盛り上がるので、今回のドラマにはいろいろ共感してもらえると思います。
――最後に、ドラマを楽しみにしている皆さんへメッセージをお願いします。
熊元:私に都合のいい展開がたくさんありますが、決して私が書いたお話ではないということは強く言っておきます。
その上で、逆に私がやらせてもらうことで身近に感じてもらえる人もいるんじゃないかと思いますし、自分に投影してときめきを感じられるところもあるんじゃないかと思うので、ぜひそういう面でも楽しんでほしいです。
(取材・文:近藤ユウヒ 写真:高野広美)
ドラドラ大作戦『大丸愛は選択する』は、テレビ朝日系にて4月4日より毎週土曜24時30分放送。

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