堤真一が主演を務める4月12日スタートの日曜劇場『GIFT』(TBS系/毎週日曜21時)より、物語の軸となる「車いすラグビー」と深く関わる3人を演じる堤、山田裕貴、有村架純の対談コメントが到着。「車いすラグビー」の魅力とドラマへの熱い想いを語り尽くす。
【写真】山田裕貴&有村架純、日曜劇場に初出演! 山田が車いすラグビー選手、有村が記者を演じる
■チーム『GIFT』と意見交換を経て練り上げたキャラクター像
本作は、パラスポーツである車いすラグビーを舞台に、孤独な天才宇宙物理学者が、難問だらけの弱小チーム「ブレイズブルズ」と出会い、チームに立ちはだかる難問の答えを導き出しながら、本気で心と身体をぶつけ合うことで仲間、家族の大切さ、そして愛を知っていく姿を描く完全オリジナルストーリー。
生きるとは何か、闘うとは何か、勝利とは何か―。暗闇を生きてきたすべての人たちへ、神様がくれた“愛”という名のギフトの物語だ。
主演の堤が演じるのは、ひょんなことから車いすラグビーチーム“ブルズ”と出会う天才宇宙物理学者・伍鉄文人。その“ブルズ”の孤高のエースで、素人である伍鉄に強く反発する宮下涼を演じるのは山田。取材を通して車いすラグビーと出会う雑誌記者・霧山人香を有村が演じる。
――今作の出演オファーが来た時の率直な気持ちを教えてください。
堤:車いすラグビーに焦点を当てて、その選手たちの人生を描いた作品というのは今までのドラマではあまりない印象でしたし、さらに原作のないオリジナルストーリーという意味でも、挑戦する価値があると感じました。
山田:僕は障がいがあるない関係なく、まず「スポーツをやるんだ」、ということを一番に考えました。
有村:私もスポーツにたくさん心を動かされてきた一人なので、この作品の一部になれることが、とてもうれしかったです。また他の方々とは少し違う視点を持つ役どころも興味深かったです。
――完全オリジナルストーリーとなる今作の台本を最初に読んだ時の感想を聞かせてください。
堤:最初の段階では、キャラクターの言動など少し疑問を感じるところがあったので、僕が描く伍鉄のイメージとスタッフの方々のイメージの擦り合わせをさせていただきました。結果として、全体的にもさらに良い内容になったと思います。
山田:僕も当初のキャラクター像については、「今の僕がやるなら、何かもう少し違ったアプローチができるかな」という印象を持ったので、堤さんのおっしゃるように現場で皆さんと話し合いながら考えていこうと思っていました。
有村:いろいろな年齢の人たちが一つになって目標に向かっていく姿も面白くて、すごく爽やかな、今までの日曜劇場とは一味違う作品だなと思いました。お二人がおっしゃるように、何かあれば都度相談しながら、みんなで作り上げていっているような感覚です。
■堤「今回は僕が山田くんの部下(笑)」 過去の共演で培った“信頼”感
――今回の撮影を通して改めて感じた、皆さんそれぞれの印象を聞かせてください。
堤:僕は車いすラグビーの選手役ではないので、現場では、チームのエース役でもある山田くんがすごくリーダーシップをとってやってくれています。その姿を見ていると、前回の共演作では上官と部下という関係でしたが、今回は僕の方が部下のような感覚です(笑)。
山田:いやいや、そんなことはないです(笑)。
堤:本当にしっかりとみんなをまとめてくれているので、すごく頼もしいですよ。有村さんは今回が初めましてですが、同じ関西出身ということもあり、時にイジったりしながら、楽しくやらせていただいています(笑)。
有村:はい(笑)。
山田:堤さんとは、映画「木の上の軍隊」(2025年)での共演経験があったからなのか、「ここはこうかな、どうかな?」と僕に相談していただけることが当時より多くて、「頼ってくださっているのかな」と、うれしく思っています。今回の現場では、僕なんかで良ければ堤さんを支えられたら、という感覚がすごくあります。有村さんとは、涼と人香の距離の縮め方も含めて、ものすごく細かいところまでちゃんと話し合えるのですごく頼もしいですね。
有村:クランクインが堤さんと同じ日だったのですが、堤さんがその場の端から端までを自分の舞台にしてお芝居されている姿に衝撃を受けて、「この技術欲しい!」と強く思いました(笑)。毎日いい刺激をいただいています。山田さんは、20代の頃から共にこの世界を走ってきた仲間ですし、役者としてはもちろん人間としての信頼感がすごく大きくて。いろいろな悩みも共有できる、すごく稀有な存在です。
■役柄から感じ取る成長や信念 山田「涼は心の“ギフト”をもらって踏み出せる」
――伍鉄、涼、人香について、それぞれどのような人物として捉えて演じられていますか?
堤:伍鉄は宇宙の謎を数式で探求していくことに喜びを見出していて、数字の中で生きているような人物です。人と接することはものすごく苦手で、周りからも孤立していたけれど、(ブレイズ)ブルズとの出会いから、自分が勝つための数式を与えていたつもりが、逆にチームのみんなから自分に欠けていたものを与えられて、少しずつ変わっていきます。
山田:涼は(心にも)深い傷を負っていて、そこで立ち止まってしまっているので、本当は何よりも車いすラグビーとブルズが好きだということに気づけていない人です。そんな中、伍鉄や人香からいろいろな言葉や心の“ギフト”をもらうことで、一歩ずつ踏み出せるようになる。最初と最後の変化がすごくある役だなと思います。
有村:人香は過去のトラウマから、自分の心を縛っているようなところがある反面、誰かに助けられた時に思うような、“自分も誰かの明日を明るくしたい”といったささやかな気持ちも持っている人という印象を持ちました。そんな人香が車いすラグビーと出会って、どんな心の変化が起こっていくのかを考えながら撮影に臨んでいます。
■有村「とにかく迫力がすごい」 3人が語る車いすラグビーの魅力やドラマの見どころ
――実際に車いすラグビーに触れて、驚いたこと、魅力や面白さはどのようなところでしたか?
堤:もちろんスピードや衝撃音もすごいのですが、それ以上に頭脳プレーの側面がとても強くて。障がいの程度によって点数でクラス分けされて、全員を強い選手で固めることはできないですし、さらに女性もメンバーに加わった中で本気でぶつかり合うんです。いろいろな意味で垣根が全然なく、障がいのあることを全く感じさせないプレー姿を目にした時は衝撃というか、本当の意味での「フラットな世界」だなという感覚になりました。
山田:堤さんのおっしゃる通りで、本当に車いすラグビーの世界は平等なんです。全力で性別関係なく本気でぶつかり合えることは素晴らしいですし、魅力の一つだと思いました。
有村:実際の試合にも観戦に行かせていただきましたが、選手の皆さんそれぞれに個性があって、とにかく迫力がすごくて。プレーのスタイルもチームによって全然違うこともとても素敵で、面白いなと思いながら見ていました。
――最後に、皆さんが思う本作の見どころを伺えますか?
堤:一言で見どころを言うなら、“車いすラグビー”です。“人間はそれぞれ違う”ということが、すごく明確に分かると思いますし、それぞれ違う人たちが影響し合っている関係性も、素晴らしいと思います。こういう世界があるということが視聴者の皆さんにも伝わればいいなと思っています。
山田:練習の時からご指導いただいている現役選手の皆さんは、このドラマを通して車いすラグビーのことが世間に広く知れ渡り、障がいのある子どもたちが興味を持つきっかけにもなったらうれしい、という想いがあって、その気持ちは僕も同じです。これからも車いすラグビーを続けたいと思うくらい、今回知ることができたこの競技の楽しさを伝えていきたいです。
有村:観戦時に入場料が無料だったことに驚き、車いすラグビーの現実の一端のようなものを感じたので、少しでも車いすラグビーに貢献できたら、とても意義があるなと思います。選手の皆さんにしかない強さを感じますし、この作品を通して車いすラグビーに興味を持っていただけたら、すごくうれしいです。
実際に見て、触れて、感じた、車いすラグビーという競技とそこに生きる選手たちの魅力を語ってくれた堤、山田、有村。この3人の感性が物語にさらなる奥行きを与える、“絆と再生”の物語が間もなく幕を開ける。
日曜劇場『GIFT』は、TBS系にて4月12日より毎週日曜21時放送(初回は25分拡大)。

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