次から次へと新しい俳優が進出する韓国エンターテインメント界において、特別な愛称を得ることは難しい。そのなかでも魅力を持ち合わせていなければ手に入らない愛称のひとつが、そう、“キラースマイル”だ。
キラースマイルのはしりとして名前が挙がってくるのは、ペ・ヨンジュン、イ・ビョンホンなど。しかし、いま現在“キラースマイル”の愛称で注目を集めているのは、キム・ジェウォン! 彼が主演する「私の心が聞こえる?(通称:ワタココ)」は、キム・ジェウォンの限りなくピュアな笑顔、瞬時に相手を虜にしてしまう悩殺級の笑顔が堪能できるドラマとして熱い支持を得ている。

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 キム・ジェウォンを一躍有名にしたのは、2002年のドラマ「ロマンス」だ。女性教師を一途に愛する高校生を演じ大ブレイクし、そのまぶしい笑顔から“キラースマイル”という愛称を得た。2006年には「ファン・ジニ」で時代劇に初挑戦し、大人の男の魅力を開眼させている。そして、人気絶頂のなか兵役につくが、入隊直前まで「初恋~忘れなかった君との記憶~」の撮影に力を注ぎ、2009~2011年の兵役後の作品として「私の心が聞こえる?」を選び、2年間のブランクを感じさせることなく、みごとエンタメ界に復帰した。

 「ワタココ」でキム・ジェウォンが演じるのは、事故で聴覚を失ってしまった青年ドンジュ。彼を中心に、知的障害者の継父と暮らす女性ウリ(ファン・ジョンウム)とのピュアなラブストーリー、兄弟同然に育ったジュナ(ナムグン・ミン)との心の交流が丁寧に描かれていく。そこには、これまでの韓国ドラマにありがちな刺激的な素材、少女漫画のような設定はないが、ドンジュ、ウリ、ジュナのピュアな愛情は「ものすごく泣ける!」と、韓ドラファンを熱くさせている。

 先日、開催されたキム・ジェウォンの魅力を語る座談会でも、「品行方正で、見るからに“いい人”オーラがでている! しかも仮面(作り笑い)じゃない微笑みがピュアでたまらない!」「ラブストーリーだけでなく、家族ドラマとしても見ごたえあるのがいい」など、「ピュア」「家族愛」に惹かれたという声が多く挙がった。また、キム・ジェウォンの人気に加え、ジュナ役のナムグン・ミンの大人の魅力や、幼少期を演じる子役たち──特に、映画「アジョシ」(10)などに出演するキム・セロンの名演技も「ワタココ」人気に大きな影響を与えている。

 琴線に触れる人間ドラマに触れたくなる秋、キム・ジェウォン主演の「私の心が聞こえる?」で、心を洗い流してみるのはいかが? 同作は映像配信サイト「ドラMAXアリーナ」にて好評配信中。
第一話は無料で視聴可能。
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