古田新太　蒼井優の印象は“ガラッパチ”　「普段に近い蒼井が見られる」と新作舞台をPR
劇団☆新感線に蒼井優、三浦春馬が初参加　 画像（1枚）
　劇団☆新感線の2012年越冬興行「ZIPANG PUNK～五右衛門ロックIII」の制作発表が23日、都内で行われ、看板役者の古田新太と劇団初参加となる三浦春馬、蒼井優が登壇した。

古田新太、三浦春馬、蒼井優出演「「ZIPANG　PUNK～五右衛門ロックIII」制作発表フォトギャラリー

　本作は劇団の代表作ともいえるシリーズで、2008年の「五右衛門ロック」と2010年の「薔薇とサムライ～GoemonRock Overdrive」に続く第三弾で、古田演じる石川五右衛門が名僧・空海が残した莫大な埋蔵品をめぐって大暴れするストーリー。
主演の古田は「私はチャンバラも歌も踊りもあまり好きではありません（笑）。しかも年末年始にお酒が飲めないなんて残念な気持ちでいっぱいですがやけくそで頑張ります！」と冗談まじりの挨拶で笑いを誘った。

　また共演する三浦の印象について「春馬くんはものすごく動けるし歌も歌えるから、僕の代わりに踊っていただきたいですね。僕は後ろでドーんと立っていますので。それくらい信頼しています」と頼もしい後輩へコメント。蒼井へは「テレビとか映画で醸し出す“癒し系”のイメージがあると思いますが、本人はガラッパチなんで、今回の役はものすごく普段に近い蒼井さんをお届できると思います。」と語り、蒼井と目を合わせて笑い合った。

　劇団初参加の三浦は「憧れていた劇団☆新感線にこんなに早く登場できるなんてうれしい気持ちでいっぱいです。演劇界ではまだまだひよっ子なので、諸先輩方の胸をお借りして、自分のスキルをあげて、役を突き詰めていけるか楽しみです。全力でやりたいと思います。」とうれしそうに語った。

　同じく初参加の蒼井も、「歌があるので緊張していますが、どうにか初日までにリズム感を養いたいです。まさか自分が参加できるとは思っていませんでしたが、“全力でふざけている劇団”に参加して、他では味わえない高揚感を味わい、新感線ファンに喜んでいただけるように頑張ります」と意気込みを見せた。

　その他、浦井健治、高橋由美子、村井國夫、麿赤兒と異色かつ豪華なキャストが出演する。


　舞台「ZIPANG PUNK～五右衛門ロックIII」は東京・渋谷の東急シアターオーブにて12月19日～2013年1月27日まで、大阪・オリックス劇場にて2013年2月6日～28日まで上演。
編集部おすすめ