「X-MEN」シリーズのウルヴァリン役で知られる人気俳優ヒュー・ジャックマン(44)が、幼少時代の辛い体験を激白。わずか8歳で母親に捨てられた事実を明かしている。


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 豪Women’s Weekly誌に対しヒューは、8歳の時に母グレイスが彼や兄姉たちをシドニーに残し、生まれ故郷のイギリスに帰って行ったことを明かした。5人兄弟の末っ子として育ったヒューは、12歳頃にようやく、母親が二度と戻らないことを悟ったという。

 「何よりも最悪な気分になったのは、みんなが僕のことを見て、色々話していたことだ。母親がいなくなったのを奇妙に思われていたんだ」。

 「でも僕はそうは思わなかった。母が僕を愛していないと思ったことはないよ。僕らの元を去った後も、ずっと連絡は取っていたしね。僕は彼女が苦しんでいるのを知っていた。母は僕を産んだ後、ひどい産後うつになってしまって、病院に入っていたんだ。その時代はまだ、彼女をサポートできるネットワークなんてなかったよ」。

 現在は12歳の息子オスカーと7歳の娘アヴァを養子に迎え、妻デボラ=リー・ファーネスと一家4人幸せな生活を送っているヒューは、母グレイスにかかっていた“親”というプレッシャーがどれほどのものだったのか、理解できたと話す。

 「子どもが出来て、より母を理解し共感できるようになったよ。
どんな不運に見舞われようが、決して他の人間を責めない気持ちになれた時、人生は確立できると思うんだ」。
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