俳優の瑛太、女優の尾野真千子が6日、都内で行われたフジテレビ系連続ドラマ「最高の離婚」完成披露試写会に出席した。登壇者として予定されていた俳優の綾野剛、女優の真木よう子は体調不良を理由に欠席。
特に綾野は当日の朝になってギックリ腰になってしまったそうで、瑛太が「実際に自分はなったことはないけれど、わかります。本当につらいですからね」と気づかった。

瑛太と尾野真千子が出席したドラマ「最高の離婚」完成披露会見

 同作は、現代の複雑な結婚事情を背景に、30代の未熟な2組の結婚観を通して「夫婦とは何か」「家族とは何か」を軽快に描くラブ&ホームコメディー。お互いの性格、行動が理解できずに離婚するも、一つ屋根の下に暮らす光生を瑛太、その妻・結夏を尾野が演じ、光生が偶然再会する元カノ・灯里を真木、その夫で恋愛に自由な諒を綾野が務める。主題曲は桑田佳祐による新曲「Yin Yang」に決定。ドラマのエンディングでは、曲に合わせて瑛太ら4人がセクシーなダンスを披露する映像が流れるという。

 瑛太は「(役では)何か言われたら黙っていられない男。理屈っぽいところは似ているけれど、自分は黙るのが特技ではあるので、演じる上では挑戦」と役どころを説明し、「役が自分に付着してきていて、普段から喋らないとすっきりしない感じになっている」とキャラクターに感化されている様子。そんな瑛太を尾野は「(役に)入っているのを、ちょいちょい感じますね」と認めるものの「結構無口。目で訴えかけてくることが多い」と寡黙なイメージに変化はないようだった。ちなみに瑛太は、司会者から無口ゆえに舞台挨拶では司会泣かせと言われていると告げられると「そうなんだぁ、そっか……」と声を漏らしていた。

 関係がギクシャクした夫婦役で尾野と初共演する瑛太は「本読みの段階で目が合った瞬間にいけると思った。
これは離婚するな、という感覚が僕の中から出てきた」と正直な心境を吐露。すると尾野はマイクを床に置いて抗議の姿勢で、すかさず瑛太は「尾野真千子じゃなくて、結夏という役の状態のときのことだよ?失礼なこと言ったかなぁ?」と弁解した。

 フジテレビ系連続ドラマ「最高の離婚」は1月10日(木)夜10時放送スタート
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